内定者と産経

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内定者座談会編

産経新聞社では今年、約30人が内定しました。厳しい就職活動を経て、「考動人」の卵となった内定者たち。今は来春に向けて夢にあふれています。

そんな彼らに「これまで」と「これから」を語ってもらいました。

新聞業界を目指したきっかけは?

事件やニュースの現場に行くことができるのが魅力的でした。自分が知りたいことを知って、社会に発信できるというのはいい仕事だな、って思ったんです。特に、私はじっとしていられる性格ではないので、動き回ることができる仕事をしたいと思い、マスコミを目指しました。

他紙ですが、新聞配達のアルバイトをしていました。販促の仕事をしていたとき、実際に購読をしてくれる人がいたことがうれしくて、この仕事につきたいと思いました。そして、産経新聞の読者を増やしたいと思い、この会社を選びました。

産経新聞の魅力は?

媒体の多さです。サンケイエクスプレスやメトロポリターナなどカラーが違った媒体があるのは魅力的です。

他社にないことを先駆けてやっているのが魅力的。単に報じるだけではなく、企画の取り組みに対して早いのがすごいと思います。

産経新聞社の面接で印象に残っていることは?

面接官からの鋭い質問にうまく答えることができず、へらへら笑うしかなかったことがありました。この時ばかりは「絶対に落ちたな」って思いました。

大学のサッカー部で副部長をしており、エントリーシートの長所の欄に「組織をまとめること」と書きました。面接の際に、「君のしゃべり方ではチームをまとめることができなさそうだけど…」と突っ込まれて、思わず「だから、副部長なんです」って返しました。

面接で大学時代の研究内容について尋ねられたことがありました。ただ、私がしている研究は20年ほど前からほとんど進歩しておらず、内容についてさらに詰め寄られ、答えることができませんでした。「やらかした」と思い、落ち込みました。

就職活動で苦労したことは?

大学と大学院で2回就職活動をしましたが、大学時代は、周りが一斉に就職活動をしている
こともあって、焦ってしまい、やりたいことが分からなくなってしまいました。大学院では、やりたいことがはっきりしていたので、「ここがダメなら別の道に進もう」と開き直り、就活に臨みました。その結果、すんなりと決まった気がします。

なかなか面接に通過せず、悩んでいたとき、先輩から「うそをついてでもそれらしいことをいえばいいんだ」と言われたのです。だけど、なかなかうそをつけず、ジレンマに陥りました。結局、「かっこつけてもしかたない。自分のありのままを出そう」と心掛けて面接に臨んだら、いろいろな会社で選考を通過するようになりました。

面接を受けるうえで大切なことは?

まずは、絶対にうそをつかないということ。そして、聞かれたことには正直に答えるべきです。この2つをおろそかにするとなかなか面接を通過することはできないと思いました。

将来の夢は?

どんなところにでも飛んでいくことができる記者になりたい。最終的には南極に行って、取材ができればと思っています。

日本文化の発展に貢献する仕事をしたかったので新聞社を志しました。将来的には、海外に流出した日本の美術品を里帰りさせるイベントをしてみたいと思っています。

せっかく記者になることができるのだから、政治部で政治家からいろいろな話を聞きたいと思っています。そして、奥深く切り込むことができる記者になることができれば、と考えています。

どこまで出世したい?

経営するための能力を培い、できるだけえらくなりたいと思っています。そのためには、いろいろな部署を経験することが必要だと考えています。

産経新聞を背負う記者を目指しています。例えば、政治部の阿比留瑠比記者のように。