大阪府寝屋川市で、男子中学生5人が男子生徒の髪を燃やす暴行を加えたなどの疑いで警察に検挙されました。警察は、日常的に「いじめ」があったとみて調べています。
大阪府警によりますと、今年5月、寝屋川市内の公立中学校で3年の男子生徒が、同級生ら5人から髪の毛を焼かれる暴行を受けていました。5人のうち1人は別の日にも神社で男子生徒に暴行し、鼻の骨を折る重傷を負わせたこともわかっています。同級生は、「顔がいつもとは違う感じでした。鼻が」「殴られてこうなったと(話していた)」と話しました。警察は、3人を暴力行為などの容疑で逮捕。2年生の2人を補導し、児童相談所に通告しました。市教委は、「アンケートをしたが、被害生徒から『いじめ』を受けているという回答はなかった」と説明しています。
 |