「関ヶ原は近い」と亀井氏=総選挙後の政界再編を示唆

 亀井静香衆議院議員は22日発売の『月刊日本』8月号で、「関ヶ原の決戦は近い」と次期総選挙が間近との認識を示すとともに、民主・自民・公明の3党とも「従米政党」と断じ、「権力にすり寄る者どもは、次の選挙でおしまいになるだろう」と宣告している。

 これは、「野田政権はアメリカの召使いだ」と題する同誌の巻頭インタビューで述べたもの。自公時代の従米路線に「先祖返り」した野田政権を「召使い」と糾弾した上で、わが国の政治が置かれた危機的状況を指摘。政界再編の必要性を強調した。

 小沢一郎元民主党代表らの新党や東京の石原都知事、大阪や愛知での首長らの動きに触れ、「こうした政治力を結集し『東軍』を編成する。そして、民主党・自民党・公明党らによる『西軍』を打倒する」と語り、民族自決による広範な共闘態勢の確立を示唆している。

 次の衆院選は原発、消費増税、TPP参加、オスプレイ配備が争点になると指摘。野田内閣が消費増税法案を成立させても、総選挙後に「凍結させることは可能だ」と述べ、小泉政権が成立させた郵政民営化法と同じ形で無効化する考えを示した。

 亀井氏は「たとえCIAに暗殺されることになろうとも成し遂げてみせる。これがわたしの最後の戦いだ」と、命懸けの訴えでインタビューを結んでいる。

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