提供：じゅにじゅに
2012年07月26日08時20分
ロンドン五輪開幕！なでしこは苦しみながら初戦を制しました。
開会式は未だですが、ついに始まりましたロンドン五輪。W杯を制した日本ですが、大会前の強化試合を見ると、不安要素が沢山あります。勢いをつけるためにも初戦は快勝したいところ。
立ち上がりはカナダが高い位置からプレスをかけてきたので、多少もたついた感があった日本。ただ、それも前半の20分くらいまで。その後は、日本の中盤に対するプレッシャーが無くなったので、日本は楽に中盤を組み立てられるようになりました。
それでも、所謂、アタッキングサードからの工夫が無くてチャンスは作れません。ちょっと縦に急ぎ過ぎているような感じで、特に宮間のパスが正確性を欠いているのが気がかり。ちょっと中盤とFWとの距離が遠すぎるのかな。
中盤を支配できるようになったものの、最前線でパスが繋がらない、もどかしい展開の中、前半33分、左サイドへ流れた澤が浮き玉のパス、大野がDFの裏で受けてヒールパス、最後は川澄が決めて、日本先制！！さすがに、なでしこリーグで同じチームに属する3人らしく、絶妙なコンビネーションでした。
先制されたカナダは立ち上がりの中盤のいい動きが影を潜め、シンクレアへのロングボール一辺倒の攻めとなって、日本は守りやすくなってきました。
そして、前半44分、鮫島のクロスが宮間の頭に合って日本が2点目。カナダのGKが飛び出して、カナダの高いDFが二人いたのに誰も触れなかったという、ちょっとラッキーな得点でした。カナダのGKはロングボールへの対応が良くないかも？宮間のヘディングシュートというのも珍しいですね。
2点リードで迎えた後半、前半の流れのままの日本ペース。後半5分くらいにカナダ守備陣をズタズタに崩したシーンがあったけれど、最後は大儀見のシュートをカナダDFがゴールライン上でクリア。これは決めておかないといけないシーンだけど、まあ、相手DFを褒めておきましょう。
後半9分に左サイドの鮫島が二人掛かりで抜かれたところから失点。ちょっと鮫島のところのフォローが薄かったかな。それにしても、カナダのシュートはこれが2本目。決めるべきところは、やっぱり決めておかないとね。
失点してからの日本は、決定的なチャンスをカナダに与えないものの、日本も決定機を作れないもどかしい展開に。先制前の嫌な感じに戻っちゃいました。
後半19分、大野に代えて安藤梢。
安藤は、後半32分くらいにいい形でシュートを放ったものの、DFにクリアされて嫌な流れを変えられず。
その後も、ピンチはないものの有効な攻撃もできない展開でしたが、なんとか粘って日本は初戦を制しました。
宮間は明らかに不調だし、大儀見がキープはできるけど持ち過ぎて上手くボールを捌けないし、不安要素はあってお世辞にも快勝とは言えないけど、初戦に勝ち点3を取ったことは評価できるでしょう。
日本の実力から言ってグループリーグ突破は確実なので、決勝トーナメントでどういう組み合わせになるかがメダル獲得に向けてひとつの焦点です。とは言え、まずは1位突破を狙っていくんでしょう。
次の試合・スウェーデン戦は中2日。コンディション調整が難しいですが、次も勝っていきましょう。
立ち上がりはカナダが高い位置からプレスをかけてきたので、多少もたついた感があった日本。ただ、それも前半の20分くらいまで。その後は、日本の中盤に対するプレッシャーが無くなったので、日本は楽に中盤を組み立てられるようになりました。
それでも、所謂、アタッキングサードからの工夫が無くてチャンスは作れません。ちょっと縦に急ぎ過ぎているような感じで、特に宮間のパスが正確性を欠いているのが気がかり。ちょっと中盤とFWとの距離が遠すぎるのかな。
中盤を支配できるようになったものの、最前線でパスが繋がらない、もどかしい展開の中、前半33分、左サイドへ流れた澤が浮き玉のパス、大野がDFの裏で受けてヒールパス、最後は川澄が決めて、日本先制！！さすがに、なでしこリーグで同じチームに属する3人らしく、絶妙なコンビネーションでした。
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失点してからの日本は、決定的なチャンスをカナダに与えないものの、日本も決定機を作れないもどかしい展開に。先制前の嫌な感じに戻っちゃいました。
後半19分、大野に代えて安藤梢。
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宮間は明らかに不調だし、大儀見がキープはできるけど持ち過ぎて上手くボールを捌けないし、不安要素はあってお世辞にも快勝とは言えないけど、初戦に勝ち点3を取ったことは評価できるでしょう。
日本の実力から言ってグループリーグ突破は確実なので、決勝トーナメントでどういう組み合わせになるかがメダル獲得に向けてひとつの焦点です。とは言え、まずは1位突破を狙っていくんでしょう。
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