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続く酒気帯び運転

2012年07月25日

  熊本市係長、懲戒免職

  熊本市は24日、酒気帯び運転の疑いで逮捕された国保年金課の係長(45)を懲戒免職にしたと発表した。今年度の飲酒運転による職員(教職員も含む)の懲戒免職は4人目。

  市人事課によると、係長は6日夕から7日未明にかけ、熊本市内の飲食店4軒で旧職場の同僚らと飲酒し、代行運転で帰宅。7日朝に職場に行く途中で追突事故を起こし、道交法違反容疑で現行犯逮捕された。

  市は処分理由として、係長はアルコールが残っていると認識しながら飲酒運転をした点や、飲酒運転による死亡事故が直前にも起きており、市が対策に取り組んでいる中で事故を起こした点などを重くみたという。

  係長は休日にたまっていた仕事を処理するため、自主的に出勤する途中だった。飲酒が職場外のことで、出勤は職務命令によるものでないため、上司の管理監督責任は問わないとしている。係長は「大変申し訳ないことをした」と話しているという。

  飲酒し人身事故 陸士長を停職に

  陸上自衛隊第8師団は24日、飲酒運転で人身事故を起こしたとして、第8通信大隊所属の男性陸士長(21)を停職19日の懲戒処分にし、発表した。陸士長は同日付で依願退職した。

  同師団によると、陸士長は3月14日午後8時半ごろ、玉名市玉名の県道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転中、床に落ちたたばこを拾おうとしてハンドル操作を誤り、対向してきた乗用車と衝突した。

  相手の運転手の男性と陸士長は、ねんざなど2週間の軽傷。陸士長と同乗していた隊員2人も軽傷を負い、玉名署は陸士長を5月24日に道交法違反(酒気帯び運転)と自動車運転過失傷害の疑いで熊本地検に書類送検した。

  この日夕方から玉名市内の飲食店で同大隊の送別会が開かれていたといい、約80人が参加していた。陸士長は2人の隊員を熊本市内のパチンコ店に連れて行く途中だったという。

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