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9月にも再発防止策 樽商大飲酒 第三者委が初会合

(07/25 09:12)

 【小樽】小樽商大で5月、アメリカンフットボール部員が飲酒して9人が救急搬送され、1年生の男子学生=当時(19)=が死亡した問題で、学外の識者が再発防止策などを検討する第三者委員会の初会合が24日、同大で開かれた。同委は大学内での飲酒や課外活動の指導のあり方などを検証し、9月にも提言をまとめる。

 第三者委は教育、医療の専門家ら4人で組織され、この日は全員が出席。委員長に札幌弁護士会小樽支部の菰田(こもだ)尚正弁護士を選んだ。

 学内の調査委員会がまとめた調査報告書を基に、今回の問題の概要と、部員や大学責任者の処分内容の説明を大学側から受けた。

 一方、同大は同日、学生の質問に答える学生連絡会を開催。学生約30人が出席し、第三者委員会に学生の参加を求める意見が出されたが、山本真樹夫学長は「学生も内部者であり、客観的な学外者の視点だけで再発防止策を提言してもらう」と認めなかった。

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