関西電力の大飯原発4号機が25日午前1時、フル稼働に達した。これで関西の今夏の電力不足はほぼ解消され、計画停電の心配も遠のいた。一方で、ここまでの電力需要は、節電の前提としていた一昨年の夏を大きく下回っていて、結果的には、原発がゼロでも乗り切れた水準で推移している。
節電の要請が始まった7月2日以降、需要は事前の予想を大幅に下回っている=グラフの赤線。
最も需要が伸びたのは、最高気温が30度を超える真夏日が続いていた7月17〜19日。この3日間の需要は、原発ゼロのまま一昨年並みの猛暑が続いたとして想定した供給力(2517万キロワット)を上回り、18日は2552万キロワットに達した。