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| 津久見がれき受け入れなしに(18:00) | 過去ニュース検索 |
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東日本大震災で発生した災害がれきについて津久見市での受け入れは事実上なくなりました。広域処理について宮城県が他の自治体への要請を新たに行わず県内で処理を進める考えを示したものです。 これまで県では東日本大震災で発生した災害がれきの広域処理について津久見市にある太平洋セメントの工場での受け入れに向けて進めてきました。しかし、大分県が受け入れを目指していた宮城県のがれきについて宮城県は25日に広域処理については新たな要請は行わない考えを示しました。 宮城県の本木隆環境生活部長は「まだまだ県内だけでは足りないという実態はあるんですが、(県外の)受け入れの自治体、住民に多大なる混乱や軋轢ご迷惑をかけていると、今後は受け入れの受諾をしていただいている(県外の)自治体とそれから県内処理の拡大でなんとか焼却はやっていきたい。」と話しました。 宮城県がこのように方針転換した背景には災害廃棄物の集積がほぼ終了し、当初1500から1800万トンと見積もっていた推計量がおよそ1250万トンと減ったことがあげられます。 震災がれきで岩手県の分については6月時点で広域処理の必要がなくなっていました。これに加えて宮城県の処理が必要なくなり事実上がれきの県内での処理はなくなりました。こうしたことから県は津久見市で予定していた今後の住民説明会の中止を決めました。 これを受けて広瀬知事は「ごく一部だと思いますけどご理解が頂けなかったそういう意味では真心を示すことができなかった残念だった」「県としては引き続きできるだけのことをやりながら被災地の1日も早い復興を支援していきたい」と話し吉本津久見市長は「最初は驚いたが地元で出来るならそれが良いと思う私たちのことを気にかけてくれたのではないか」と話していました。 |
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