2012年 7月25日

県が震災がれき受け入れを取りやめ [18:10]

宮城県で震災がれきの可燃物の処理にめどが立ったことから県は検討してきたがれきの受け入れを取りやめました。
宮城県は震災がれきのうち可燃物の広域処理について、現在、交渉中の自治体を優先する方針を示しました。これで、可燃物については新たな自治体に受け入れを要請しない見通しです。国が広域処理を呼びかけてきた岩手県と宮城県の可燃物については処理に目途が立った形となります。県内では県が津久見市の太平洋セメント大分工場で、木くずを中心とした可燃物の受け入れを検討していて、住民説明会を始めたばかりでした。
宮城県が新たな自治体にがれき受け入れを要請しない方針を固めたことで津久見市での住民説明会は全て中止となりました。県が津久見市に震災がれきの受け入れを要請して3か月。受け入れの是非を巡り、津久見市の住民の意見は分かれたままでした。震災がれきのうち可燃物の処理にめどが立った一方で、不燃物の処理は進んでいません。宮城県は引き続き広域処理への協力を求めていますが津久見市は、不燃物の受け入れについて難しい考えを示しています。
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