首相“福島産品の風評被害防止を”

7月25日 21時20分

野田総理大臣は、総理大臣官邸で福島県の佐藤知事から特産の桃を贈られ、「風評被害がないよう、政府としてもきちんとＰＲに取り組みたい」と述べ、福島県産の農林水産物の風評被害の防止に取り組む考えを示しました。

福島県の佐藤知事と、福島県産の桃をＰＲしている「ミスピーチ」の２人が、２５日夕方、総理大臣官邸を訪れ、野田総理大臣に特産の桃を贈りました。
佐藤知事は、「福島県の農家は、除染を行ったうえで、一生懸命、愛情を込めて農作物を作っている。生産段階、流通段階、消費段階のすべてで安全性を確認していることを全国の人に知ってもらいたい」と述べました。
これに対し野田総理大臣は、桃を食べたあと、「愛情をこめて作っているから、とても甘くておいしい。風評被害がないよう、政府としても、きちんとＰＲに取り組みたい」と述べ、福島県産の農林水産物の風評被害の防止に取り組む考えを示しました。