ソフトバンクは25日、新たな周波数帯を使った携帯電話サービスを開始した。障害物があっても電波が届きやすい「プラチナバンド」の利用開始を機に、通話がつながりにくいという弱点の改善に役立てる。ただ基地局整備には巨額の設備投資が必要だ。通信品質の改善は期待できるものの、投下資金を早期に回収できるかは不透明だ。
900メガ(メガは100万)ヘルツ帯の周波数の利用を始める。2019年までに8200億円を投資し、約4万2000カ所のプラチナバンド対応基地局を整備する計画。孫正義社長は24日、ミニブログのツイッターで「年度内に大半が開局する」とつぶやき、前倒しで投資する意向を示した。
13年3月期の設備投資計画は前期比16%増の6000億円。プラチナバンドは当初、従来の第3世代携帯電話向けに使い、今秋から始める高速携帯電話サービス「LTE」には別の基地局を整備中だ。14年度以降はプラチナバンドでLTEに対応する計画だが、当初は2重の負担となる。
ソフトバンク、プラチナバンド、携帯電話、孫正義、ツイッター、基地局負担
日経平均(円) | 8,365.90 | -122.19 | 25日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 12,728.08 | +110.76 | 25日 14:49 |
英FTSE100 | 5,498.32 | -0.91 | 25日 16:35 |
ドル/円 | 78.12 - .16 | -0.08円高 | 26日 3:45 |
ユーロ/円 | 95.02 - .04 | +0.49円安 | 26日 3:45 |
長期金利(%) | 0.720 | -0.010 | 25日 15:31 |
NY原油(ドル) | 88.50 | +0.36 | 24日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。