昨年10月に大津市の中学校で中学2年の男子生徒(13=当時)がいじめを理由に飛び降り自殺した問題で、同中学校の藤本一夫校長(59)は終業式で全校生徒を前に謝罪した。
終業式で、全校生徒を前に校長は「報道などで皆さんに不安な思いをさせ、不信感を与えてしまい申し訳ありません。おわびします」と時折、声を詰まらせながら話した。生徒には謝罪しつつも、結局は〝報道のせい〟という姿勢をのぞかせた。
いじめや、それを隠ぺいしていた事実が確認されながら、この期に及んでなお「自殺の原因はいじめだけとはいいきれない」という態度。世間からこれだけ非難を浴びても、市教委や学校側が責任逃れとしか取れない発言を繰り返す理由について校長に問おうと、本紙は直撃取材を試みた。
藤本校長は校舎を出ると、通勤に使っている軽トラックに乗り込み、学校正門へ。本紙記者とカメラマンが正門外で待ち構えているところへ、軽トラは猛スピードで突進。
若干速度を落としたところを「校長、すいません、話を聞かせてください」と呼びかけるも、その顔に表情はなく、目はまるで死んだ魚のよう。「聞く耳持たず」といわんばかりに軽トラは再び速度を上げ、カメラマンをはねかねない荒い運転で一般道に出て、あっという間に視界から消えた。そんな校長に、同校生徒からの不信感は日に日に高まっている。
終業式での声を詰まらせた謝罪にも、中2の男子生徒は「ウソ泣き。鼻はすすってみせたけど、涙は流していなかった」とバッサリ。別の中2の女子生徒も「どうせパフォーマンスだから」と漏らした。
複数の生徒からはさらにあきれた証言も飛び出した。話を総合すると「マスコミの取材に応じた生徒は学校側が特定し、所属する部を活動停止にする処置が検討されている」というものだ。
もし、この〝犯人捜し〟が本当なら開いた口がふさがらない。学校のアンケートで「いじめの存在を知っていた」と回答した約300人の生徒を対象にした警察の事情聴取がも始まる。真実が明らかになることを願わずにはいられない。
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