オートエアコンのLED化と表示部のカラー化を行った。

自分用にはかなり前に作業したものだが、最近になりお友達用に施工したので、この機会に手帳を書こうと思う。

LEDは基板やベース土台などを用いて使用するのが一般的な使い方だと思うが、この作業はノーマルに戻せるのを前提に行ったので基板等は使用していない。
様々な見方があると思うが、「DIYの方法としてこんな方法もあるよ」的に見ていただければ幸いです。

まずはエアコンユニットをバラした状態からスタートする。

エアコンばらしの手帳は
「オートエアコン用エアコンパネルばらし」
を参照してください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/515564/car/623922/1263206/note.aspx

純正のエアコンパネル照明は矢印の3個のバルブで光らせている。
左側の上下2個が「AUTO」などのボタン用、右の1個が内気循環などのボタン用。

純正のエアコンユニットは電球の黄色っぽい色を白く見せる為、写真のような青いパネルが付いている。
しかも明るさが一定になるように色の濃さを変えたり手が込んでいる。

しかしLED化するには逆にこのパネルが邪魔になるので取り外す。

バルブをひねって取り外し、バルブの刺さっていた穴からピンセットのような細い物を使って裏側からパネルを押す。

パネルは両面テープで貼ってあるだけなので、裏から押せば外れる。

パネルを外すと光が素通りになり、今度は明るくなりすぎたり、ムラが出てしまう。

それを回避するために、代わりのパネルを製作する。
使用したのはつや消しの塩ビ板。
曇りガラスのようになっていて、純正に近い感じになる。
今回は0.3mm厚を使用した。

パネルを製作と言っても、そんなに大それた物ではない。

外した純正パネルを乗せ、ペンで周りをなぞった物を切り取るだけ。
塩ビ板は薄いので、ハサミでカット可能。

純正パネルは形が複雑で、完全に同型にするのは難しいのでだいたいの形にし、パネルをはめる部分に収まれば問題はない。

内気循環などのボタン部は裏からパネルは押せないので、端の方からピンセットで持ち上げて外す。

外した部分の枠に両面テープを付け、新しく製作したパネル貼り付ける。

「AUTO」ボタンなどのパネルも同様に取り付ける。

パネルを貼り付けたら、ボタンを元のように取り付ける。

Vol.2に続きます。