我が家の水虫対策
いよいよ暑くなってきました。水虫にお悩みの方へ、我が家に伝わる対処法。
ズバリ歯磨き粉です。殺菌効果が高く、水虫に効果がある重曹が含まれているからです。
ハブラシに歯磨き粉をつけて、歯を磨くような感じで足裏や指と指の間も丁寧に磨いてください。 やらかめのハブラシを使うほうがいいです。ワキガにも効くようです。ただし効果は人によって格差がありますのでご注意の程を。(菅)
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亀川交番(所長・金澤剛警部補、8人)が6月の県警ベスト交番賞に選ばれ、24日、郷司友三郎県警本部生活安全部長が賞状と記念品を授与した。初めての受賞。
県下32交番を対象に県警本部地域課が審査。亀川交番は6月に27件の事件を処理し、うち3件が万引き、1件が自転車盗事犯や、飲酒運転の検挙などがある。
大きな功績は、6月27日、杵築日出署管内のスーパーで万引き事件が発生。2人組の犯人が車で逃走している、との無線を聞いた同交番員は、自主的に別府市小坂(日出町との境界)で検問を実施。見事、手配車両を発見し、犯人2人を緊急逮捕した。
式では、金澤所長に賞状、藤田弘栄巡査部長に記念品の盾がそれぞれに贈られた。
郷司生安部長は「ベスト交番の制度が始まり5年が経ち、62回目の授与式。別府警察署全体で見ると16回目となり、県下でも中津署に次いだ成績を収めている。署全体のやる気や力量が表れている。今後もますます精励し、2回目、3回目を目指してほしい」、佐藤則夫県警本部地域課長も「これからも交番署員が一体となり、市民のために活躍してほしい」、和田正遠・大分県警察官友の会別府支部長も「ベスト交番賞を受賞するということは、そこの所長の意気込み、手腕、力量が形になったものではないだろうか。JR亀川駅も改装し、今後も発展するため、いろいろな犯罪や事件が起こるかもしれない。その芽を摘むためにも、頑張ってほしい」、今山敬久別府署長は「受賞は、別府署では2年ぶり、亀川交番では初めて。これを励みにして、具体的な成果を上げることで、市民の期待と信頼にこたえよ」と激励した。
金澤所長は「名誉ある賞をいただき、本当にありがとうございました。この賞が取れたのは、署長以下各幹部のご指導と、交番員一人一人が目標意識を持って取り組んだ成果と感じています。受賞を誇りに思い、今後も実績向上に取り組んでいきたいと思います」と謝辞を述べた。
別府市千代町のふれあい広場・サザンクロス(清末広己館長)は24日、夏休み子ども講座の一環で親子で和菓子作り教室を行った。親子連れ12人が参加した。講師は神屋信博さん(御菓子司紅屋社長)と荒巻秀幸さん(稲荷餅屋荒巻商店3代目)。
フルーツゼリーのあわゆきと煉りきり(白あんと求肥(ぎゅうひ)を混ぜ合わせて作ったもの)でスイカを作った。はじめにイチゴ、オレンジ、モモ味のゼリーを星やハート、ネコなど好きな形にくりぬいて並べ、あわゆきを流し込み冷やして完成。
スイカの煉りきりは、緑の生地の外側に細く伸ばした茶色の生地、内側に白い生地を重ねて、中には黒ごまで種を表現した赤い生地をくるんで出来上がり。プロの技に参加者は感心し、悪戦苦闘しながらもスイカを作り上げた。「煉りきりは手を少ししめらせておいた方がくっつかずにきれいに出来る」等とアドバイスを受け、ていねいに作った。
サザンクロスでは、他にもキッズイングリッシュ、こどもチャレンジクッキング、たのしみ科学の広場などの夏休み子ども講座を実施予定。
別府夏の宵まつり(27日―29日)の夕涼みワイワイ市が27、28の両日、駅前通り会場で開かれる(18時―22時)。
縁日気分を盛り上げる約80の露店に加え、初日は大分県のご当地アイドルChimoの特別ステージ(18時)、ドジョウのつかみどり(19時、2日目も)、オークション(19時半、2日目)、2日目も女太鼓「彩雅」(18時)、フラダンスショー(18時半)、別府駅前エンタメ通りジャズ演奏(19時)などが催される。
海門寺公園会場も27日―29日の3日間、別府屋台村14店が出店。28日は別府溝部学園短大グラフィックデザインコースの学生による「光のアート」(17時―22時)も登場する。
夏の宵まつり最終日の29日は、スパビーチでの納涼音頭大会(18時)、納涼花火大会(20時)でクライマックスを迎える。ゆめタウンではライブ(19時―21時、18時別商吹奏楽部など)もある。
問い合わせは別府市観光協会内の実行委員会事務局(電話242828)へ。
九州電力大分お客様センター別府営業所の首藤義博所長ら16人は22日、九州北部豪雨の被害があった竹田市荻町南河内に水害ボランティアとして「出動」した。
首藤所長は、日ごろ電気を使っている人々が被災されたことに対し、社員として何ができるのか、と考えた。そして「お客様のために、地域のために」を行動で表そうと、同営業所の所員に呼び掛けた。
竹田市に着くと、多くのボランティアがおり、16人は一般のボランティア9人と組み計25人で、重機が入らない民家と崩れた裏山からの泥を除去することに。
各自、足が抜けないくらいの泥にはまりながら、スコップで一輪車に泥を乗せ、一カ所に集めた。そして、土のう袋に入れて土のうを作った。ボランティア25人は、昼の休憩時も座ってオニギリを1~2個食べて水分を補給したら、誰ともなく『さあ、やろう』と作業をスタート。被害の大きさを目の当たりにし「休む暇はない。1秒でも早く、少しでも多くの泥を撤去する」との思いの表れだった。
首藤勝次竹田市長から「まだまだ人の手が足りない。協力してほしい」と首藤所長に告げられた。
首藤所長は「今後も竹田市に、第2陣、3陣のボランティアを派遣し、少しでも地域住民のために貢献したい」と話す。
“小学生の甲子園”と呼ばれる「高円宮賜杯第32回全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」に大分県代表で出場する別府市の境川少年野球部の団結式が23日、マクドナルド餅ケ浜店(百田耕助店長)で行われた。
日本マクドナルドは、1986年から学童野球全国大会に協賛して「マクドナルド・トーナメント」を開催してきた。1997年に故・高円宮憲仁親王より高円宮杯が下賜され、現在の大会名になった。出場できるのは、全国で予選を勝ち抜いた都道府県代表49チーム(北海道と東京は2チームずつ)に前年度の優勝チーム、開催地代表を加えた51チーム。今年は、8月12日から17日まで、明治神宮球場など5球場で開催される。
境川少年野球部は同大会には初出場。鶴田修一監督が「甲子園が高校生の憧れであるように、明治神宮は小学生の憧れ。日頃の練習の成果を発揮できるように頑張りたい」とあいさつ。後藤大河キャプテン(境川小6)が「一戦一戦悔いの残らないように頑張りたい」と力強く決意表明。選手一人ひとりが「エラーしないようにしたい」「練習したことをすべて発揮出来るように頑張る」「しっかり声を出していきたい」など決意を述べた。
横断幕に選手全員が寄せ書きをし、百田店長が「チームワークを発揮して優勝目指して頑張って下さい」と激励し、大分県出身の内川聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)のサインボール、ハンバーガー無料券がプレゼントされた。
境川は6月に行われた県大会で優勝。全国大会では2回戦に奈良県と愛知県代表の勝者と明治神宮球場で戦う。鶴田監督は「走れる子が多いので、機動力を生かした試合が出来ていると思う。会場の雰囲気にのまれずに試合をしたい」と話した。
別府市中部地区公民館(藤内宣幸館長)の館報8月号が発行された。主催講座の高齢者現代セミナーや楽しい手話講座、公民館子ども教室の様子を紹介。8月18日に実施する3世代ふれあい教室の参加者も募集する。「地域散策・中部歴史さんぽ道」として、吉弘神社と実相寺古墳群を巡る。見学の最後には、冷たいかき氷のお楽しみも。申し込み・問い合わせは同館(電話254321)へ。
八幡朝見神社の神日出男宮司、総代会長の津末武久氏が別府商工会議所会頭時代に会議所議員として活躍した。
宮司いわく「別府には3O(スリー・オー)がある。大分ガス、大分みらい信用金庫、オーリッド。いずれも本社を別府に置き、九州、アジアを代表する企業に成長している。
日本の経済力は落ちっ放しというが、何の!地元企業は元気に闘っているところも多い。苦しい時だからこそ、頑張り時」と相変わらずポジティブ思考。
闘う神「八幡神」にあやかるか。
(陽)
別府市は23日、男女共同参画センター(仮称)の愛称発表と平成24年度の男女共同参画標語・川柳の表彰式を市役所で行った。
センターは来年4月に開設予定で、市民から広く愛称を募集した。120件の応募があり、職員による1次選考の後、市男女共同参画センター(仮称)運営検討委員会で最終選考を行った。結果、小畑賢一さん(68)=鉄輪東=の「あす・べっぷ」が選ばれた。「あなたのすばらしさを磨くことが出来る場所」「明日への希望につながる場所」のセンターになってほしいとの願いを込めたという。
学校の部・標語は小学生1~3年生の部、4~6年生の部、中学生の部、高校生の部合わせて46点(事前に学校で審査して代表を応募)、大人の部・標語は27点、川柳は41点の応募があった。①男女共同参画が目指すものを的確にとらえているか②表現の明確さわかりやすさ③内容の独自性、創造性ーを基準に審査が行われた。
浜田博市長がそれぞれに表彰状と記念品を手渡し、「時勢をみた的確な表現は素晴らしいものがあると思います。男女共同参画社会の実現に一歩でも近づけるようにご支援いただきたい。センターが多くの人に親しまれ、利用されるように願います」とあいさつした。標語、川柳の受賞者は次の通り(敬称略)。
【標語・小学1~3年生の部】▽最優秀=「すきないろ じぶんでえらんで いいんだよ」伊東桜空(南2)▽入選=青山励志(春木川3)、縄田悠克(石垣3)、佐藤万葉(大平山3)【標語・小学4~6年生の部】▽最優秀=「いまはやり いくメンしてみ お父さん」白石愛梨(石垣5)▽入選=斉木菜々子(春木川6)、松井咲南(南5)、小野託未(別府中央6)
【標語・中学生の部】▽最優秀=「走り出せ 男女の壁なき 別府市へ」吉田塁(青山2)▽入選=和田真由加(浜脇2)、清水花菜(朝日3)、田嶋柚里(浜脇3)【標語・高校生の部】▽最優秀=「湯の町に 誇る男女の 社会の輪」渡辺恭平(別府鶴見丘3)▽入選=佐藤智絵(別府溝部学園3)、佐竹亜希穂(別府商業2)、甲斐千春(別府溝部学園2)
【大人の部・標語】▽最優秀=「堂々と 育休とれる 夫の職場」糸永睦子▽入選=衛藤芙美代、楢崎好江、児玉秀司【大人の部・川柳】▽最優秀=「ひと言を 呑んで夫婦の 和を保つ」村上和子▽入選=中西弘美、糸永睦子、江藤和男
日本フットサルリーグの松崎康弘COO(最高執行責任者)らは23日、全チームが参加して行われる「べっぷセントラル」開催に当たり、浜田博市長を表敬訪問した。
セントラル開催は、「Fリーグ2012Powered byウイダーinゼリー」(通称、ウイダーFリーグ)に参加する10チームが1つの会場に集まり、同一会場で複数の試合を行う方式。大分での開催は初めてで、9月1、2日にべっぷアリーナで行われる。
松崎康弘COO、渡辺真人日本フットサルリーグ総務主事、首藤隆憲大分県サッカー協会長、宮本隆之大分スポーツプロジェクト常務、中野純一郎同執行役員、地元チームバサジィ大分の仁部屋和弘キャプテンが出席。
松崎COOは「休みの日なので、中学生以下を招待させていただきたいと思っています。小さい頃からボールに触れるということが大切。フットサルの認知度は高まっているが、Fリーグはまだまだ。もっと多くの人に知ってもらいたい」と述べた。浜田市長は「目の前でプロの試合を見る機会はなかなかないと思います。別府も少年サッカーが頑張っているし、サッカーもフットサルもお互いに刺激を受けて頑張ってほしい」と話した。仁部屋選手からサインボールが浜田市長に渡された。
仁部屋選手は「地元開催なので、2連勝して大分を盛り上げていきたい」と抱負を語った。
別府市浜脇1丁目14―7の共同井戸、通称丸井戸で22日、住民と助っ人のボランティアが一緒に井戸掃除をした。ふだんは静かな界隈がひととき賑わった。
井戸の周囲をブラシでこすって洗ったり、はしごをかけて人が入り内側をこすってきれいにしたり、また電動ポンプで汲み上げると同時に、桶に取り付けたロープを左右から引いて昔からのやり方で水を汲み出したりした。
ところが梅雨の豪雨の影響か、汲めども汲めども水位は下がらず、底に敷いた小石を何回か取り出して洗って戻す作業は、今年は1回のみでやむなく省略した。
1時間ほどで掃除を終えたあとは、スイカやおにぎりに舌鼓を打った。
井戸掃除は本来は毎年行うものだが、住民の高齢化で途絶えがちになっていた。町作りに関心を持つ人などが駆けつけて行う共同作業は平成13年から。今年も合わせて約20人が参加した。
井戸組合(9軒)の世話人、田中美恵子さん(79)は「みなさんが来てくれて、大変お世話になりました」と感謝していた。
駅前本町1―15蔵ギャラリーしばたで23日から31日まで、オーナーの柴田初子さん(72)の童歌や抒情歌など日本の歌を題材にした書道作品展「書・うたに寄せて」が開かれている。柴田さんが「中学1年生に入学する時(昭和27年)にできた」という蔵の築60周年記念。
東日本大震災を機に日本国籍を取り移住した日本文学者ドナルド・キーン氏の、「日本人として生き、日本人として死にたい」という言葉に感銘を受けてテーマを決め、「砂山」「叱られて」「手のひらを太陽に」「少年時代」など、好きな歌を選んで書いた作品が約40点。ソーメンの箱の蓋、桐箪笥の間仕切り、帯芯などに書いたユニークなものもある。
「童謡を歌いながら書いて楽しかった。改めて日本語の美しさに気づいた」。書道を始めたのは50歳ごろから。元県美協会員で、県美展、労美展、創元展、毎日展などで入選多数。問い合わせは電話216159へ。
別府署は24日午前10時55分、児童福祉法違反の疑いで、別府市のアルバイト従業員豊田浩二容疑者(35)を逮捕した。
調べによると、豊田容疑者は今月17日、県内で18歳に満たないことを知りながら、女子中学生A子さん(10歳代)と淫行した疑い。犯行を認めている。
同日、A子さんの関係者が別府署に相談した。
豊田容疑者はA子さんと顔見知り。長期間複数回にわたり、行為に及んでいた。
保育園の前をいつものようにウォーキング。前の畑で園児たちがワイワイ、じゃが芋の収穫。「すごいねぇ、大きなお芋さんだねぇ」振り返った園児たち、口々に「ほら」と差し出し、「大きいでしょう」輝いた目、洗われるようだった。
まだ掘っていない園児2人へ先生が「はい、次は○○ちゃん、こっちへ来て」「は~い」最後に残った男の子は大きく可愛い。遺伝学的にパパは背の高いイケメン?、綺麗なママに違いない?…すると突然、「もう、どうなってるの!」「ぼくには、やらせないつもりなの?」
可愛い5歳の子が、こんなセリフをこんな調子で先生へぶっつけた。子は両親から習ったのだろうか。パパとママは「これどうなってるの!」と声高にいつも不平不満を言いながら毎日を過ごしているのではないかと。こんな可愛い子を授かってと、ふと思った。思い過ぎか?
親は子のカガミ、子は親のカガミ、そう言う私はどうだろう。あなたはいかがですか?
(日出町、矢野武久さんの投稿)
「既存の芸術領域を拡張する独創的で挑戦的な作品」をテーマに、40歳未満の若手アーティストを対象にした公募展「BEPPU ART AWARD 2012」(主催、NPO法人BEPPU PROJECT)で21日、グランプリ(賞金100万円)が決定した。
加瀬才子さん(31)=千葉県銚子市=の「Life Time Project」。自身の人生をテーマにしており、最終的には死んだ後に完結するという作品。加瀬さんは毎年末に髪を剃り落とし、その髪を体に付け撮影することを続けている。剃った髪は毎年増えていき、「だんだん体が隠されていく」という。等身大の写真や、文章、映像と音声による作品展になるとのこと。
ねらいについて「我々の人生の中で死にゆくという運命以外に確実なものはない。死の意識を持つことで生きる時間が輝く。死について考えてほしい」と話している。
1次審査(6月23日)で応募総数67件から6組のアーティストを選び、21日に2次審査(公開プレゼンテーション)が行われた。審査員は小沢剛(美術家)、菅章(大分市美術館長)、住友文彦(キュレーター)、芹沢高志(P3統括ディレクター)、曽我部昌史(建築家、みかん組)の5氏。
グランプリ展は9月29日から10月21日まで、プラットフォーム02(元町6―21)で開かれる。正午から午後7時までで、入場無料。
奥別府の城島高原パークは21日から、新アトラクション「体感型3D SUPER360シアター」を導入した。
スーパー360シアターは、超立体映像システムを採用し、12台のプロジェクターから投影される映像が、360度のスクリーンに映し出される。映し出された映像が飛びだしたり、突き抜けたりと迫力ある立体映像を楽しむことが出来る。スクリーンの大きさは、直径6・54㍍、投影天地幅は2・70㍍。上映されるのは「POSEIDON」で、色鮮やかな熱帯魚の群れやジャイアントケルプ(巨大昆布)の林など、海の中の世界を360度体験できる。所要時間は7分10秒。料金は4歳以上400円で、のりものパス券が利用出来る。
また、8月1日から9月2日までは、本格的なお菓子作りを親子で楽しめる「キッズパティシエ」がオープン。3歳から小学生までの子どもが対象。利用料は千円で、定員制。
イベントハウスでは、「怪談レストラン」が「真夜中の学校レストラン」として新装開店(9月2日まで)。さらにパワーアップしたスペシャルメニューを楽しむことが出来る。入場料は400円(3歳以上)。入場者には、特性ステッカーをプレゼント。
フェスティバルホールでは、毎週日・祝日に「特命戦隊ゴーバスターズ」のスペシャルライブショーも開催(500円)。午前11時から午後2時からの2回。8月13日には、ゴーバスターズに出演しているレッドバスター(桜田ヒロム)役の鈴木勝大さん、ブルーバスター(岩崎リュウジ)役の馬場良馬さん、イエローバスター(宇佐見ヨーコ)役の小宮有紗さんのトークショーも予定している。
さらに8月12日にプリキュアオールスターズ、14日にワンワンとあそぼうショー、15日栄光の11人ライダースペシャルライブショーも企画。お盆の11日から14日は夕涼み営業として、午後9時まで営業し、8時には花火も上がる。詳しい問い合わせは城島(電話221165)へ。
市民の視点に立った質の高いサービスと経営健全化を図る目的で平成22年に設置された、別府市水道事業経営懇話会の2期目の第1回懇話会が23日、水道局3階大会議室で開かれた。11人の委員のうち出席した8人に、亀山勇水道企業管理者(水道局長)が委嘱状を手渡し、「第2期の懇話会ではより踏み込んだ具体的な内容に関わる意見を伺いたい。忌憚のない意見を賜り、安心、安全な水を安定的に供給できるよう、健全経営をめざしていきたい」とあいさつした。
第1期は同じく11人の委員で22年から2年間行われ、提言書をまとめた。第2期は今年から2年間。11人のうち8人は再任で、新任は後藤ミツノ(別府市地域婦人団体連合会会長)、安達美和子(同連合会理事)、城孝義(南九州税理士会別府支部)の3氏。佐藤浩人氏(APU准教授)が第1期に引き続き会長に、城氏が副会長に選ばれた。
今年度は今回を含めて6回開催される。
海上自衛隊呉基地所属の第1練習艦隊・練習艦「しらゆき」(3050㌧)が28、29日に乗組員の休養のため、別府湾沖に停泊する予定。
通勤途中、信号待ちをしていたとき、園児が手を挙げて横断歩道を渡っていた。そして渡り終えた後、頭を下げたように見えた。
テレビのコマーシャルで同様の場面を見たことはあるが、実際に目撃すると気持ちが和らぎ自然と笑顔になっていた。
園児は、これからも感謝する気持ちを忘れずに、大きくなってほしいと思った。(田口)
別府市の平成24年度・夏季愛のパトロール」が20日から始まった。27日まで市内15校区で行われる。
夏休みに入り、子どもたちが家庭や地域で過ごす時間が多くなる時期に毎年実施している。校区内を巡回・点検することで青少年を取り巻く環境の実態を把握し、よりよ環境づくりをするのが目的。幼・小・中・高校の先生、保護者、市総合教育センター補導員、校区青少年育成協議会、地域安全パトロール隊、警察官らが参加。
20日は南、青山、上人、亀川の4校区で実施された。南校区では約100人が参加した。南小学校に集まり、6班に分かれてゴミ袋を手に、ゴミ拾いもしながら歩いて回り、児童・生徒に声かけをしたり、危険個所やたまり場の実態把握を行った。パトロール終了後、南小学校で意見交換を行った。
別府青山高校ヨット部の平原みちる選手(18)と永松瀬羅選手(18)が20日、24日から29日にイタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州アルコで行われる「2012FJ級ヨーロッパ選手権」に出場することを浜田博市長に報告した。大塚忠巳校長、甲斐龍夫顧問も同席。
2人は昨年10月からコンビを組んでいる。3月に山口県で行われた西日本の代表選考会の光ウィーク高校ヨット選手権で男子選手を押さえて優勝し、日本代表に選ばれた。
浜田市長は「みんながあなたたちを目標にするようになる。緊張するでしょうが、自信を持ってやれば結果はついてくると思う。頑張ってほしい」と激励した。永松選手は「甲斐先生をはじめ、支えてくれた人に感謝の気持ちを忘れずに、ペアで力を合わせて笑顔で帰ってこれる成績でインターハイにつなげたい」。平原さんも「海外でのレースで緊張と不安もありますが、日頃、別府湾でしている練習の成果を発揮できるようにペアで頑張るので応援よろしくお願いします」と力強く決意表明をした。ヨーロッパ選手権出場後、そのまま石川県で開催されるインターハイに出場する予定。
自由民主党別府市支部連合会の平成24年度総務会が20日、亀の井ホテル(中央町)で開催され、役員ら55人が出席した。
はじめに九州地区を襲った大雨災害による犠牲者へ黙祷。
三ケ尻正友市連会長が「今後の選挙に向け共に力を合わせて市連ここにありというところを見せるべくがんばりましょう」とあいさつ。岩屋毅衆院議員が「場合によっては解散総選挙があります。初心に返ってがんばりますのでお力添えを」。松川峰生市議会議長が「市内を歩いてもきびしいという声ばかりです。自民党が一致団結して別府市が良くなるようがんばりましょう」とそれぞれ来賓あいさつ。
平成23年度の情勢、決算、監査報告が承認、平成24年度の活動方針、会計予算案も承認された。
この後審議に移り、首藤正市議が「荒金信生県議への党籍除名の自民党大分県支部連合会の処分はおかしい。この総務会をもって、市連として解除の要請をしてほしい。また、野口哲夫市議から、市連総務会長の役職辞退の届が出されているとのうわさがあるが本当なのか」と質問。永井正幹事長が「野口市議から辞表を受け取っている」と認めた。緊急動議として荒金信生県議の除名に対する解除要請が提出され、全会一致で承認。自民党大分県連に対し、党籍除名解除要請書を提出をすることが決定された。また野口市議の役職辞退届けについては、当分の間「保留」とする旨申し合わせた。
総務会の後、岩屋衆院議員の国政報告会へと続き、「国民の一番の関心は税と社会保障の一体改革。民主党は完全なマニュフェスト違反です。政治をしっかりと運営できるように自民党をつくっていきたい」と話した。
中央町1番31号のわかあゆスイミングクラブ(松川峰生社長)が16日から、子どもたちを対象に「夏休み水泳教室」を開始し、生徒を募集している。期間は8月27日まで。
同クラブは過去に約5万人を泳げるように指導した実績があり、(一社)日本スイミングクラブ協会優秀SC賞を受賞。
「水を怖がる幼い子どもたちは慣れることから初めています。明るく、楽しく、安全なレッスンを心がけて指導しています。子供たちの世界が広がると思います。お気軽に」と松川大悟常務。
3~7才と6~15才までの「幼児・学童コース」と0から4才まで保護者同伴の「幼児水慣れコース」がある。
「幼児・学童コース」の料金は利用回数5回が6615円、10回が12180円、無制限が14700円。「幼児水慣れコース」は料金2割引き。水着、水泳帽子の指定は無い。「夏休み水泳教室」終了後に入会すると、入会金と水着、キャップが無料となる。お問い合わせ22‐4436。(菅)
亀川在住の升本聖子さんの脚本・演出する冒険活劇「壇の浦」が11月4日、コミュニティーセンターで開催される。
升本さんは、学生時代から演劇にたずさわっている。今は、別府市・大分市内の男女を中心に構成されている演劇集団P―nuts(ピーナッツ)の脚本・演出をしている。
今回は出演もする升本さんは「今回は、平安時代を舞台とした歌あり、ダンスあり、殺陣(たて)ありです。映画を見る感覚で、芝居を見て楽しんでほしい」と話す。(田口)
第17回別府市都市計画審議会が19日、市役所で行われた。
審議会は学識経験者や市議、関係行政機関、市民等17人で構成されており、別府市の都市計画の諸問題について協議をする。
糸永好弘市建設部長があいさつ。福島知克会長が「よりよい別府市づくりのため、良い意見を出してほしい」と述べた。
議事で、市景観計画の変更についてと別府国際観光温泉文化都市建設計画臨港地区の変更(県決定)、風致地区内におけ建設等の規制に関する条例のただし書の適用(同)について報告。また、次回の審議会で協議する生産緑地地区指定の申し出、都市計画の提案について説明があった。
市景観計画は、湯けむり景観の保全・育成を行うことで観光資産として活かし、魅力ある地域づくりを行うことを目的としており、今回、明礬温泉地区が「重要文化的景観」に選定されることを受けて、同地区で「明礬温泉地区温泉湯けむり重点景観計画(案)」を策定。「自然の恵みにいだかれた湯の花の郷『みょうばん』」を将来像として、湯けむり景観の保全・育成・再生・創出を図ることを目標としている。計画区域は、九州横断自動車道長崎大分線以西の市街化区域約20・8㌶。建築物等について、高さや素材など厳しく規制を設ける。
委員からは「建物は日本建築としているが、漠然としていて、どこに明礬の特徴が活かされるのか分かりにくい」「湯の花小屋を維持していくために予算措置などどのように考えているのか」などの意見が出た。
また、次回協議事項の都市計画の提案について、明礬の住宅地で自然宅地地区の一部を商業業務地区に変更し、ホテル・旅館を建設したい旨の提案書が出された件について「明礬地区の景観計画を行おうとしている中で、景観形成上問題はないのか」「住宅地にホテル・旅館は相いれない用途で違和感を感じる」などの疑問視する意見が出た。
津軽三味線教室「和心」(鈴木利枝主宰)が29日、名古屋市中区の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催される第6回全日本津軽三味線競技会名古屋大会の団体部門に出場する。
和心は21日午後、黒木記念病院の市民公開講座で演奏。その後約3時間、同病院会議室で、大会に向けて鈴木主宰が津軽じょんがら節を元に作ったオリジナル合奏曲を練習した。
同大会は、明確な審査基準で公平に審査し、出場者の技術向上を図り、次世代を担う演奏家を育成する場となっている。例年、全国からプロアマ問わず400人以上の応募があり、約350人の腕自慢が出場する。
鈴木主宰は「みんなで心を一つにして、舞台では緊張せず、いつもの演奏をします」と話した。
出場メンバーは次のとおり。(敬称略、かっこ内は津軽三味線歴)
鈴木利枝(14年)、野口蒸治(5年)、前島貴嶺(5年)、黒田真由美(5年)、吉良玲子(5年)、津田靖子(5年)
別府市山家老人クラブ「松寿会」(友永秀歳会長)は15日、創立50周年記念を祝う会を山家公民館で行った。約40人が出席した。
松寿会は昭和36年5月3日に浜脇地区では一番最初の老人クラブとして設立された。初代会長は高橋仁三郎さんで、36人でスタートした。会員の親睦と健康増進、レクリエーション・教養の向上に努め、勉強会や研修会等を実施してきた。昭和59年には、ゲートボール場として利用している山家ちびっこ広場に100本近い木を移植する大事業も実施。友永会長は10代目の会長となる。
式典では、友永会長があいさつ。来賓の浜田博市長、地元の首藤正市議、佐藤功史浜脇地区老人連合会長が祝辞を述べた。また、清家政人山家自治会長もお祝いの言葉を述べた。
別府市立小中学校で20日、1学期終業式があり、あすから9月3日の2学期始業式まで長い夏休みになる。
このうち市立別府中央小(森日出夫校長、297人)では午前11時35分から式を行い、森校長が「夏休みは頭と体と心をきたえてください」などと呼びかけるとともに、1学期に合計8536冊(1人平均28冊)もの図書の借り出しがあったことをほめた。
各学年代表児童の発表では「クラスで床磨きにがんばった」「別府タワーに上って楽しかった」など1学期の反省とともに、夏休み中に「家族と旅行に行くのがとても楽しみ」「背泳で25メートル泳げるようになりたい」と抱負も発表された。
夏休み中は、3年前から始まった県教委の学力向上ステップアップ事業で、同小では3―6年生を対象に23日―27日の5日間(3年生は3日間)国語・算数・理科の学習を行うほか、8月6日は平和を考える日、21日は登校日がある。
詩人で駐日フランス大使のポール・クローデルが別府の温泉ともてなしに感激して書いた詩は、別府観光の有名なエピソード。北浜公園の碑には次のように刻まれている。
「別府を讃う/元駐日仏国大使ポール・クローデル」、「別府にわれ再び訪れん/温かき温泉(いでゆ)と/温かきもてなしに/わが生命よみがえる/温かき温泉(いでゆ)/なごやけき人の心/われ再び別府に来らん」。また裏面には「市制施行四十五周年を記念してこれを建立する/昭和四十三年秋 別府市長 荒金啓治」とある。
ところが、この詩は実際は短い散文で内容もかなり意訳されている。しかも、戦後行方不明だった原文のコピーを沢口穐さんという人が亀の井ホテルの倉庫から見つけ出した。など、意外な事実が14日夜、なかむら珈琲店であったパリ祭のイベントで、フランス文学研究者の白土康代さんによって明らかにされた。
クローデル(1868―1955)は劇作家、詩人で、外交官。第17代駐日大使(1921年―27年)をつとめた。
大正13年11月の九州視察では、長崎、福岡、大牟田、島原、熊本、八代、鹿児島のあと別府を訪問。25日午後6時の汽車で別府に到着し、福寿ホテル(楠浜)に宿泊。26日は別府公園、山水園、神沢又市郎市長の案内で地獄巡りもしている。27日午後1時、紅丸で神戸に向かっている。
2度目は同15年9月24日に軍艦マルヌ号で来別。午前10時に娘レーヌと上陸して、市内を見学。同11時から亀の井ホテルで神沢市長主催の午餐会に参加。午後2時半から地獄巡りを楽しみ、6時ごろ帰艦している。翌25日は宇佐神宮、耶馬溪、湯布院を見物。26日は記録がないが、27日午前零時に出航している。
油屋熊八に与えた“詩”はこの午餐会の時と思われる。
実際は短い文章で、直訳すると「日本人のホスピタリティによってたぎり、生き生きさせてくれる水に飛び込むために、再び別府を訪れるだろう」といった内容。かなりの意訳がほどこされており、「だれが訳したのかわからないが、熊八さんが上手に商売に利用したのではないか」と指摘。聴講者から詩の真相に「がっかりした」という感想も出て、白土さんは「(現在の訳文は)それはそれでかまわないのでは」と話した。
また紛失していた原文を亀の井ホテルの倉庫でコピーを発見した、沢口さん(「愛鱗」編集者)の功績も認識すべきだと述べた。
西部地区公民館(首藤忠良館長)は、“夏休み子ども体験教室”を今月21日から8月28日までの20日間開催する。
昨年度は20回行い、延べ1408人が参加。今年も園児や生徒が「物づくり」「体験学習」を実施。実際に「物づくり」などを行っている施設見学などをする。
今年は、にしれんこ粘土クラフト1級教授の佐藤洋子さんによる「アクリル粘土でトトロを作ろう」、国際協力機構(JICA)九州職員田淵洋平さんの「マダガスカルの鬼ごっこ“クバーラ”を楽しもう!」、立命館アジア太平洋大学(APU)留学生シュイさんの「留学生と異文化交流~ミャンマー料理を作ろう~」などを予定している。
JICAとは、Japan(ジャパン)International(インターナショナル)Cooperation(コーオペレーション)Agency(エイジェンシー)の略称で、平成15年10月1日に設立された外務省所管の独立行政法人。開発途上地域などの経済や社会の発展に貢献し、国際協力の促進に役立つことを目的としている。
首藤館長は「昨年、子どもから来年も参加したい、との声があり、今年も開催することにした。夏休みは親と子が接する時間が長いため、工作や体験学習を通して、親子のふれあいや絆を深めてほしい。今後も西部地区公民館は、家庭と一緒になって子どもたちを育てていきたい」と話した。
別府市朝日大平山地区公民館(浜川和久館長)の館報8月号が完成した。シニアカレッジや家庭教育チャレンジ学級の模様と8月の主催講座を紹介。また、8月は夏休み子ども教室を実施する。水墨画、もの作り教室1・2、押し花教室、学習教室低学年・高学年をの参加者を募集している。水墨画は定員15人、それ以外は20人で押し花教室のみ300円必要。詳しい問い合わせは同館(電話661150)へ。
別府市青山町の聴潮閣高橋記念館で14日、中国人3人と日本人1人の若者によるJanaカルテットの演奏会があり、約80人が詰めかけた。難解で知られるオーストリアの作曲家アントン・ヴェーベルンの「弦楽四重奏の為の5楽章」など3曲で、見事に息の合った演奏を披露した。
いずれも数年来、指揮者の小澤征爾氏の音楽塾に呼ばれ期待をかけられている音楽家たち。長野県奥志賀で集中合宿を行うNPO法人小澤征爾国際室内楽アカデミー奥志賀(小澤征爾理事長)の塾生で、同NPOの依頼で高橋鴿子館長らが受け入れ、先月16日から同記念館別館で朝から夜まで猛練習を続けていた。
演奏会のオープニングで、高橋館長が「聴潮閣ではたくさんの催しをしてきたが、きょうほど素晴らしいものはない」、「小澤征爾さんが特に目を掛けている人たちで、特別に別府で合宿した。9月にミュンヘンの国際音楽コンクールに出場するが、どんどん上達しているのがわかってうれしかった」と力を込めて紹介した。
メンバーの藤井泉さんは「コンクールに向け9曲を猛特訓している」と話し、ヴェーベルンの曲ではフォルテシモやピアニシモよりもずっと強い音や弱い音が要求されるなど、演奏の難しさも述べた。
カルテット名はジャパンとチャイナから付けた造語。メンバーは16日に別府を離れ、奥志賀での合宿に参加する。
バイオリンのワン・ホアンさん、リ・レさんは双子の兄弟。天津生まれで、ともに北京中央音楽学院、ドイツ国際ヴュルツブルク音楽学校卒。09年ルーマニアでの国際バイオリンコンクールで2・3位入賞。09年から小澤音楽塾にたびたび呼ばれている。
ビオラのチー・ユアンさんも同音楽院卒で、やはり09年から小澤音楽塾に呼ばれている。
藤井さんは東京都出身で、桐朋学園大卒で、現在ドイツ国立音楽大学ソリストディプロマコース在学中。07年から小澤音楽塾や同氏の室内楽勉強会に参加している。
別府市中央公民館(中尾薫館長)の主催講座・ふれあいたけのこ学級が14日、行われた。「ハーラウ カ リコ プア オ カラニアーケア」インストラクターの高上亜里佐さんが「みんなでフラダンス」をテーマに指導した。世代間交流事業。
フラダンスはハワイの伝統的な民族舞踊。「フラ」はハワイ語で「踊り」という意味で、本来は「フラダンス」ではなく「フラ」と呼ぶ。まだ文字を持たなかったハワイの人が神への信仰の表現として生まれたものと言われており、もともとは男性にしか許されていなかったという。「フラに最も必要なのは表現力。歌詞の内容をしっかり理解して踊ることが大切。決めポーズも重要」等と話した。
高上さんが演奏するウクレレに合わせて「Ulupalakua」を踊った。講座生は動きの意味を考えながら、笑顔を忘れずに楽しく踊った。
次回は8月11日に「清涼スポットをめざして」をテーマに八幡朝見神社から乙原の滝を目指してウオーキングを行う。参加費300円。また、8月は16日にも行われ、「羊毛フェルトでメロンパンを作ろう」をテーマに手芸に挑戦する。問い合わせは同館(電話224118)へ。
別府八湯温泉道初代名人の大阪観光大学教授、浦達雄さんが海外旅行35周年で出版する「URAの湯遍路旅日記―アジア・太平洋編」の記念講演会を8月4日午後7時から、別府市のやよい天狗通りのCILゆぴあ内、別府八湯温泉道名人会事務所で開く。参加無料。
参加者には出版する本と輪島塗箸が進呈される。
富士見通りの大基興産、神保吉之助社長の家には犬がいる。
名前は「さくら」ちゃんと言う。
奥さんの淳子さんは、「桜」というお店をしているが、昼間は旦那さんの会社の事務も手伝う働き者。
ところで、神保さんチの「さくら」ちゃんは、社長にいたく可愛がられているそうで、家に居る時は片時も、離れない、離さないの“相思相愛”!。
「私を間に入れてくれんのでー、はがいい!」と淳子奥さん。
社長、淳子さんと「さくらちゃん」を分け隔てなく?(ではないなー)、もっと淳子さんを相手にせんといけませんよー。(藤田)
別府市の小学生を中心としたサッカーチームのスマイス・セレソンUー12が17日、6月に開催された「第36回全日本少年サッカー大会大分県大会」で優勝し、30日から8月4日まで静岡県で開催される「全日本少年サッカー全国大会」へ出場することを浜田博市長に報告した
後藤伸太郎総監督、中尾拓監督、選手合わせて31人が市役所を訪れた。中尾監督が経過を報告。浜田市長は「決勝では逆転勝利でしたね。別府の誇りです。皆さんの中から世界で活躍する人が出てくるかもしれないと期待します」と激励し、スポーツ奨励金を手渡した。
キャプテンの蜷川勇来君(12)=大神小6年=が「チームの心を一つにして、大分県チャンピオンとして正々堂々と戦い、全国でも優勝したい」と力強く決意表明をした。
「緊急出動!」「被災地竹田へ急げ!」13日観測史上初の大雨に見舞われた竹田市に、別府商工会議所青年部(江川俊二会長)の有志が急行、被災家屋の泥出しを行うなど活躍した。
別府商工会議所青年部所属で九青連副会長をつとめる阿部信一さんが、竹田青年部メンバーから被災状況を受けた。江川会長にその窮状を伝え、タオルなどの提供を求めた。会員のネットワークにより、瞬く間に約千本、ダンボール5箱分の救援資材が集まった。
「品物だけ送ってもダメ」「有志を募って現地を支援しよう」という江川会長の提案で、現役に声をかけると同時に、OB会歴代会長の藤本公一さん、橋本達途さんが名乗りを上げた。OBが盛り上がるならばと、志手恵一前会長、寺崎賢治副会長、会員代表の今橋周作さんらが申し出た。
15日早朝、市内の集結地で準備を整えて現地へ。江川、寺崎正副会長は高圧洗浄機を持ち込み「仕事人」ぶりを発揮。竹田のドン菅謹一郎さんと県下青年部創草期に交わった藤本、橋本両ベテランも現役の足手まといにならずと、身体にムチを入れて奮闘したという。
現地では佐伯青年部の山本玲二さんも合流して作業に当った。
阿部九ブロ副会長の話「被災直後だったので、何から手を付けていいか。市街地の工場のドロ出しと洗浄を行った。人々は避難することに精一杯だったようです。県下青年部の各単会より多くの会員が集まり、ドロ出しや土砂の撤去などを行い、地元の皆さんから感謝されました。
まだまだ手付かずの所も多いようです。一日も早い復旧を祈っているところです」
日本赤十字社別府市地区(地区長、浜田博市長)は、日赤大分県支部からの依頼を受けて「平成24年7月大分県大雨災害義援金」を19日から8月31日まで受け付ける。
義援金は、市役所1階の総合案内か社会福祉課窓口、亀川・朝日・南部の各出張所、振り込みで。また、救援物資は今回は受け付けていない。問い合わせは日赤別府市地区事務局(電話211403)へ。振り込み口座は次の通り。
▽ゆうちょ銀行口座=口座番号01750ー5ー80、加入者名「日赤大分県支部大分県大雨災害義援金」。通信欄に「大分県大雨」と明記を。受領証が必要な人は通信欄に記載を▽大分県信用組合本店営業部=普通口座4098496
、加入者名「日本赤十字社大分県支部 支部長 広瀬勝貞」。受領証が必要な人は日赤大分県支部(電話097・534・2236)へ。
別府市営関の江海水浴場開きが「海の日」の16日、行われた。8月12日まで。
はじめにシーズン中の無事故を願って神事を行った。浜田博市長、松川峰生市議会議長、地元の河野数則市議、三ケ尻剛敏県漁業協同組合別府地区運営委員(委員長代理)、小川浩県東部振興局長、後藤敏之古市自治会長、徳重忠男関の江新町自治会長が玉ぐしを奉てんした。
浜田市長は「昨日は、海浜清掃奉仕に多くの市民が参加してくれました。関の江は海浜特有の植物が生息している別府市で唯一の自然海岸です。無事故で多くの賑わいを願っています」とあいさつ。来賓の松川議長が来賓祝辞。
海辺に移動して安全祈願を行い、地元自治会を代表して、後藤自治会長が「昨日きれいに片付けたんですが、大雨の影響で今朝来てみるとまた多くの漂流物があり、みんなで朝から片付けをしました。しばらくは片付けが必要になると思いますが、自然の砂浜を多くの人に楽しんでもらえるようにしたい」と述べた。
この日は多くの流木等があり危険なため海に入るのは禁止され、海水浴を楽しみに水着で来た子どもたちはがっかりした様子だったが、スイカ割り大会があり盛り上がった。子どもたちはタオルで目隠しをして回りのアドバイスを聞きながら、スイカ目指して思いっきり棒を振り下ろした。
22日、29日、8月5日の午後2時からは、古市町自治会主催の宝探しゲームも実施予定(各日150人)。
別府市亀川商店街振興組合(衛藤芳則理事長)は8月13日まで中元大売出しを開催している。
期間中、加盟店での買物500円ごとに抽選引換券1枚を進呈。4枚で1回分の抽選が可能。
抽選日時は8月18日の正午から午後5時、8月19日の午前9時から午後5時の2日間。会場は同商店街内の亀の甲公民館。
景品は商品券、液晶テレビ、自転車、米、現金つかみ取りなど。(後藤)
別府市自治振興課危機管理室は14日、九州北部豪雨の影響で午前11時頃、りんご園から別府の森ゴルフ場に向かう市道平床鎰掛線で土砂崩れが発生し、全面通行止めになっていると発表した。現在も継続している。
また、同市道の調査をしていた道路河川課職員が、枝郷5組で民家1軒に土砂がかぶっているのを発見。民家は全壊の模様だが、家人にケガはなかった。
先日、秋葉町の市民図書館に行ったとき、40歳代とみられる男性から「この周辺で灰皿のある場所を知りませんか」と声を掛けられた。
マルショク流川店か、ゆめタウン別府にある旨を伝えると「そうですよね」と男性は少し落胆した表情を浮かべた。
同じ喫煙者として男性の気持ちが分かるので、持っていた携帯灰皿を手渡すと「いいのですか。ありがとうございます」とお礼を言われた。
喫煙者が、タバコ1本吸うのも灰皿を探す時代。嗜好品なので仕方ないが、少し寂しい。(田口)
大分県建設業協会別府支部の建築委員会(委員長、幸勝美・幸建設社長)は13日、別府市と市議会に建築関係の要望書を提出した。
支部から浦松傳支部長(浦松建設社長)、後藤憲志(後藤工務店社長)、藤本修司(明大工業社長)、佐藤秀男(三光建設工業社長)の各副支部長。建築委員会から幸委員長、大附修(光綜合工業社長)、安部勇(安部勇建設社長)の各委員が出席。
要望書は浜田博市長、松川峰生議長、穴井宏二市議会建設水道委員長宛て。要望書は「景気低迷の中で非常に厳しい経営状況になっている窮状をご賢察いただき、今年度の補正予算や来年度の当初予算においても、景気・雇用対策に効果のある建築関係予算を確保していただきたい」とし、▽経済対策のための補正予算と来年度当初予算での公共施設のリニューアルや耐震・減災化などの建築関係予算の確保▽公共施設の計画的な建替えや長寿命化工事のための実施計画の策定▽公共施設のリニューアルや建替え、新設時に太陽光や太陽熱等の自然エネルギー利用を取り入れた災害に強い公共施設の建設▽施工中に発生した工事数量等の変更に対する増減積算処理の適正化▽工事設計積算時の工事数量、工事単価の適正化▽市中央公民館等の歴史的建造物保存改修等に係る地元企業の活用ーを上げている。
議長室で、幸委員長が松川議長と穴井委員長に要望書を手渡した。松川議長は「市議会としても出来る限りのことはしたい」と答えた。議長への要望を前に、別府市にも同様の要望書を提出。糸永好弘建設部長らと意見交換をした。
別府市は、市営関の江海水浴場開きを16日午前10時から行う。海岸整備事業のため、今年度も冷皮北側を海水浴場としている。8月12日までの28日間。
神事を行い、シーズ中の安全を祈願したあと、午前11時から、先着100人の子どもを対象にスイカ割り大会を実施する。また、22、29日、8月5日は地元の古市自治会主催の宝探し(午後2時~、150人)を行う。雨天の場合はスイカ割り大会は中止。23年度の来場者は3680人だった。
別府市内は12、13、14日、叩きつけるような雨が降り、傘を差してもアスファルトからの跳ね返りで足元は濡れた。
別府市消防本部によると、11~13日の積算雨量は131㍉。14日午前0時から正午まで61・5㍉の雨が降っている。
大分地方気象台は、県内は梅雨前線や湿った空気の影響で雨で、ところによっては雷を伴い激しく降る。15日は、湿った空気の影響で曇りだが、ところによっては雷雨となると予報している。
別府市に14日午前1時半、大雨と洪水警報、雷注意報を発令。土砂災害、浸水害にも警戒が必要。
13日には、新港町のマックスバリュ別府店の駐車場に国道10号側と別府郵便局側から雨水が流れ込んだ。
同店では雨が降った際、防犯ビデオで駐車場の状況を確認しており、雨水が流れ込みはじめると同時に、1階お客様出入り口に土のうを積んだ。しかし、予想以上に水量が多く、用意していた土のうでは足りず、別府市消防署に連絡し土のうを借りて対応した。
同出入り口には、ダンボールを敷き、従業員が店外に水をかき出した。客には「たいへん滑りやすくなっております。お足元は十分に気をつけて下さい」と声を掛けていた。
別府夏の宵まつりが27日から29日まで、開催される。別府まつり振興会、別府夏の宵まつり実行委員会の主催。
27・28日は駅前通りを会場に80店が出店する夕涼みワイワイ市(18時―22時)があり、大分県のご当地アイドルChimoのステージ、どじょうつかみどり大会、オークションも行われる。
海門寺公園では27日―29日の3日間、別府屋台村14店が出店。カラオケ大会、ダンスコンテストなどのイベントもある。
最終日29日はスパビーチで午後6時から納涼音頭大会(28団体・1567人)、同8時から納涼花火大会(5千発打ち上げ)が行われる。問い合わせは別府市観光協会内の実行委員会事務局(電話242828)へ。
「おこさず、あわず、事故ゼロ」をスローガンに「おおいた夏の事故ゼロ運動」(県交通安全推進協議会、県交通安全協会主催)が15日から24日までの10日間展開される。
①脇見運転の防止②子どもと高齢者の交通事故防止③二輪車・自転車の安全利用の推進④すべての座席のシートベルト着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底――を運動の重点にした。
別府市内でも15日午前10時、県安協別府支部、地域交通安全活動推進委員、脇見運転防止運動推進委員ら約70人がゆめタウン別府周辺で街頭啓発活動し、警察犬「コナン」も事故防止を呼びかける。
今年に入って12日までの時点、別府署管内の死亡事故はゼロで、前年同期より1人減。
別府署によると、今月1月から6月末までの管内の人身事故は348件(対前年比31件増)で、うち前方不注視が111件(21件増)と事故全体の31・8%を占める。検問した際、ドライバーに脇見運転をしないよう呼びかけ、事故件数の減少を図る。
別府の自転車のルール違反が目につき、中でも中学生と高校生が多い。今春の全国交通安全運動期間中(4月6~15日)、地域課が警告した自転車の違反は47件。内訳は夜間の無灯火運転30件、二人乗り4件、携帯電話使用8件、傘差し運転5件。夏の事故ゼロ運動期間中も、自転車のルール違反にも目を光らせる。
田口哲浩交通課長は「夏は飲酒の機会が多くなるので飲酒運転を撲滅するため、取締りと検問を強化する。人身事故の3割が起きている国道10号の対応が、急務。ハンドルを握ったら、前をよく見て運転してほしい。自転車のルール違反は事故に直結するため、取締りを強化して対応する」と話す。
他の期間中の行事は次のとおり。
街頭啓発活動(17日午前7時半、市内130の主要交差点、18日午前7時半、南部交番前など、同日午後5時、マルショク餅ケ浜店、20日午後3時半、ゆめタウン別府、24日午前7時半、市内130の主要交差点)▽体験型講習(15日午後1時、西野口公民館、18日午後1時半、亀の井自動車学校、24日午前9時半、中央公民館)▽二輪車街頭無料点検(19日午後3時、亀川交番前)▽3世代グラウンドゴルフ交通教室(22日午前9時、別府中央小学校)
ビーコンプラザは大分県の節電対策「お出かけキャンペーン」の呼びかけに応じて、8月1日から5日まで、「エアコン切って涼しいビーコンに来ない?」をキャッチフレーズに多彩なイベントを行う「クールシェア運動~ビーコン節電協力デイ」を催す。問い合わせは電話267111へ。
▽1日=韓国映画無料上映会(15時「私たちの幸せな時間」、19時「箪笥」)
▽2日=フィルハーモニアホール無料コンサート(13時北峯千裕クラシックギター教室発表会、15時ピスタチオコンサート)
▽3日=同(14時から女声コーラス「朝日」、ブルーメンコール、女声コーラス・それいゆ、ザ・コール・サザンクロス、混声合唱団ニューライフさわやかコーラス)
▽3日=9時バサジィ大分公開練習
▽4日=10時―15時JAXAコズミックカレッジ(要事前申し込み、参加費300円)
▽5日=10時半―16時「第7回ビーコン夏祭り」(パエリア無料配布、子どもダンスフェスタ、ふわふわ遊具、はたらく自動車ランド、昭和のくるま展、15時オペレッタミニコンサートなど)
大分県東部振興局と別府市は12日、関の江海岸で市立亀川幼稚園・小学校の子どもたち約70人とマコガレイを放流した。県漁業協同組合別府支部青年部が協力。
別府市は毎年、マコガレイ約2万匹を放流しているが、子どもたちにも稚魚を見てもらおうと子どもたちによる放流を実施している。今年で3年目。
三ケ尻剛敏県漁協別府地区漁業運営委員が「数年後には元気で大きくなって帰ってくるように願っています」。利光成幸亀川小学校長、亀井京子市ONSENツーリズム部長もあいさつ。
子どもたちはバケツに入った稚魚をじっくり眺め、マコガレイがどんな色や形をしているか観察。体長約5㌢のマコガレイ約5000匹を「大きくなってね」と声をかけながら海に放した。大目梨加ちゃん(6)は「とてもかわいかった。大きくなって帰ってきてほしい」と感想を話した。
別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」(10月6日―12月2日)の記者発表が12日あり、国内外のアーティストによる8つのプロジェクトの概要が明らかになった。チウ・ジージェ、アン・ヴェロニカ・ヤンセンズ、廣瀬智央による各プロジェクト、楠銀天街全体を劇場に変える。プロジェクト(振付家・ダンサー東野祥子ほか)=既報=以外のプロジェクトは次の通り。
クリスチャン・マークレー(米国生まれ)はそれぞれ違う音色の100個の鈴の音を用いて、「町を異空間に変えるプロジェクト」。映像作品「The Clock」で世界最大規模の現代美術展ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞(最高賞)を獲得するなど、「世界で一番注目されているアーティストの一人」(芹沢高志総合ディレクター)という。
インドのアート界で最も将来を期待されている若手アーティストの一人、シルパ・クプタはソルパセオ銀座に存在する地下街を舞台にした「グローバリゼーションが進む現代社会の問題を提起するプロジェクト」。
また、日本を拠点に国際的に活躍する小沢剛は「町のランドマークを舞台に近代について再考するプロジェクト」。別府タワーのネオンサインの点灯順番を変えることで言葉を紡ぎ出すという。呼応する形で、大小のタワーが町にも登場する。
元ストリップ劇場「永久別府劇場」は「ジャンルミックスの解放区型プロジェクト」(振付家・ダンサーの黒田育世、北村成美)。毎週末にダンス、演劇、DJ、音楽ライブ、金粉ショー、見世物小屋的なパフォーマンスまで多彩な催しが行われる。
自然に優しい再生可能エネルギーは湯の街別府から。温泉熱発電に取り組む㈱瀬戸内自然エナジー(森川勇社長=本社・鶴見1665番地)が自社所有の温泉湧出口に、最新鋭の発電システムを設置して、発電事業をスタートする。
同社所有で小倉にある温泉湧出口は、湯温度100℃、蒸気温130~140℃で、毎分約1000㍑のお湯が湧く。
昨年6月、温泉熱エネルギーを利用した発電を目的とした「瀬戸内―」を立ち上げ、地質、泉質などの調査を行った。充分な発電能力があり、湧出量、温度とも温泉給湯として開発した当時(昭和40年代)から変化なく、今日では650世帯への給湯に至っている。
発電装置は全国大手の神戸製鋼所が開発した「マイクロバイナリー」。スクリュ圧縮機技術をもとに、半密閉スクリュータービン方式を開発。70~90℃の温泉や地熱、温水から発電できるシステム。湧出した温泉水や蒸気、温泉熱を熱交換器にかけ、温度格差で生じたエネルギーでスクリュータービンを高速回転させ、発電する。小型軽量、システムの簡易性や耐久性を徹底的に追求して世界初の実用化となった。
発電能力は毎時72㌔㍗程度で、約百世帯に送電できる。またこの「マイクロバイナリー」ユニットを増設することによって、発電量を増加させることができる。先月20日すぎに第1号機の売買契約を結び、今年11月には設置を完了、12月には操業を開始する運び。
福島第1原発の事故発生直後から再生可能エネルギー開発が見直され、風力、太陽熱、地熱という地球環境に優しいエネルギー資源の整備が注目されているところ。
瀬戸内自然エナジーは、来る12月の操業をめざし、さきがけ的な役割をはたしたいとしている。
別府市中部地区公民館(藤内宣幸館長)の主催講座・シニア現代セミナーが9日、行われた。約20人が参加。別府市健康づくり推進課の末房日出子主査と利光優保健師が講師となって、「夏を過ごす身体をつくろう~熱中症について勉強しませんか~」と題して講話した。
熱中症は、最高気温が25度以上になったり、湿度が80%以上、日差しが強い、風が弱い日になりやすい。高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さに対する感覚や体の調整機能が低下しやすくなる。こまめに水分補給をしたり、エアコンや扇風機をうまく利用し、熱い時は無理をせず涼しい服装や日傘、帽子などで直射日光を避けることも大切。また、室内でも多く発生しており、油断は禁物。
「体調が悪い時や運動不足の人、太っている人などはなりやすい。水をクビクビ飲みたい時はすでに体が乾いている証拠です。喉が渇く前にこまめに水分補給をしてほしい」などと話し、夏に負けない体づくりのための食事などについても指導した。
次回は8月20日午後1時30分から、「大学生と語る温泉の今昔」と題して、別府大学の学生と温泉について語り合う。
●2段
ハーモニーランド
日出町のハーモニーランドは14日から、親水アトラクション「じゃぶじゃぶガーデン」の今シーズンの営業をスタートする。9月2日まで。
思いっきり遊べる直径14㍍の大型プールをはじめ、バケツシャワーやミニスライダーが楽しめるプール、付き添いの人もゆっくり出来る屋根つきテラス内プールなど4つのプールが楽しめる。遊具や浮輪でも楽しく遊ぶことが出来る。対象は3~12歳で、午前10時から午後4時50分まで。子どものレンタル水着(200円)もある。使用料は300円。
また、「パレードアクア」では、デビュー10周年のシナモンが主役の「びしょぬれエリア」が大人気。1日2回、噴水から大量の水が大迫力で飛び出してくる「打ち水パーティー」も開催。
さらに、「サマーフードフェア」も14日から始まる。レストラン「ハーベストテーブル」で、「アメリカンビーフステーキフェア」を実施。上質肉のリブロースを使用したボリューム満点の料理を1日100食限定で提供。他にも夏定番グルメも登場する。問い合わせはゲストインフォメーション(電話731111)へ。
大分信用金庫別府支店「別府デザイン会議」(下郡謙悟会長、30人)と市内の中高生で構成される「別府市子ども会育成会連合会ジュニアリーダースクラブ(JLC)」(後藤悠会長、13人)の計30人が7日、別府市北的ケ浜町のスパビーチを清掃した。
清掃活動は、別府デザイン会議が平成7(1995)年から実施していた。同会議会員の知人がJLCの世話役におり、共同で清掃活動することを提案。15(2003)年から、合同清掃活動を行い、今年で10回目。
雲の切れ間からのぞく青空の下、下郡会長が「熱中症には気をつけて、清掃しよう」、後藤JLC会長(17)=別府鶴見丘高校3年=が「この清掃活動は、大人と一緒に作業する貴重な機会です。勉強になることばかりです」とあいさつ。
タオルで汗を拭きながら、軍手をつけて約1時間のゴミ拾い。花火のかす、たばこの吸い殻、空き缶、発泡スチロールなど可燃・不燃ゴミ30㌔㌘を集めた。
南育実JLC副会長(17)=別府商業高校2年=が「県では『ごみゼロおおいた作戦』を広く展開しており、この活動がその一助になればうれしいです。これからも清掃活動などを通じ輪を広げていこうと思います」と謝辞を述べた。
九州電力は今夏、市民に節電の協力と計画停電の理解を求めている。
同電力大分お客様センター別府営業所によると、節電方法として①エアコンの設定温度を28度②無理しない範囲でエアコンを消し、扇風機を使用③すだれやよしずなどで窓からの陽射しを和らげる④冷蔵庫の設定を強から中に変更し、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込まない⑤日中は不要な照明を消す――などを勧めている。
同営業所では、照明の間引き、全館クーラーを停止し扇風機使用などで一昨年と比べ約40%の節電を行っている。
計画停電は“原則”として実施しない方針だが、今月2日から9月7日までの平日(お盆期間の8月13日から15日除く)に行う可能性はゼロではないという。
実際に計画停電を行うとき、前日の午後6時過ぎに営業所の広報車が該当地域を回りアナウンス。当日も、停電実施2時間前にも広報車がアナウンスする。
計画停電対象外の施設があり、国の基本方針にのっとり①救命救急センターなどの救急医療機関②市役所(出張所除く)③警察署(交番除く)④消防本部・署(出張所除く)――などがある。
首藤義博所長は「エアコンの設定温度を1度上げるだけでも、多くの人が同様のことをすれば、節電につながります。しかし、熱中症にはならないよう水分補給をし、十分に気をつけて下さい。自分のできることをして下さい。何か疑問に思ったら、問い合わせ下さい。よろしくお願いします」と話す。
各家に計画停電の葉書きを送付した6月22日から今月7日までの間、「毎日停電するのか」「時間になったが、停電しない」などの問い合わせが2千件近く寄せられている。
九州電力は「緊急時の節電ご協力お願いメール」の配信を行っており、登録が必要。登録後は節電してほしい時間の1時間前にメールを送信。エアコンの設定温度を上げたり、使用を控えるなど、節電への協力を呼びかける。
計画停電に関する問い合わせは、九州電力大分コールセンター(電話0120―986―503)、メールサービスについては九州電力携帯メールサービスサポートセンター(電話0120―411―910)まで。
今秋開催の別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」に参加する、廣瀬智央さん(49)によるアーティストトークが11日、プラットフォーム01であった。
東京生まれで、多摩美術大学卒。美術史の研究を目的にイタリアに渡った。現在はミラノを拠点に世界各地で展覧会を開いている。
画廊の床に1万個のレモンを敷き詰める「レモンプロジェクト」、各国の紙幣を家型に折り畳んだ「紙幣の家」、わずかにくぼんだ丸い大理石の上に水を張り花を浮かばせるというインスタレーションなど、ユニークな作品の数々を紹介した。
作品作りの方法や素材との関係について、「出会いや発見、日々生活していて不思議に思うこと、町を歩いていて興味を持ったり気になること、そこから作品を作りたいと思う」、「今までだと木を彫る、石を彫るなど素材が先にあった。僕は逆で、素材はあとから付いてくる」などと話した。
今回の来別(6日―12日)は小学生の時以来とのこと。「町がディープ。古いものと新しいものとのせめぎ合いがイタリアっぽい」と別府の印象を語り、作品の舞台となる浜脇の古い長屋について「面白い物ができそうとワクワクした。このワクワク感を見に来てくれた人に伝えられるような作品にできたら」と抱負を述べた。
俳句を通じたまちづくりに長年取り組んでいる鉄輪愛酎会(河野忠之会長)は「泉都別府ツーリズム支援事業」の補助も受け、「四コマまんがで知る鉄輪の魅力」と題して外国人にも見てすぐわかるように、漫画とマップを組み合わせたパンフレットを作る。11月末まで、四コマ漫画の作品を公募している。
漫画の対象は地獄巡りやむし湯、鉄輪の共同温泉、地獄蒸し工房など。賞品は最優秀賞3万円、優秀賞1万円(5件)、佳作記念品。鉄輪ごよみのデザイナー江藤一弘さんや田代しんたろう別府大教授らが選考委員を務める。
パンフレットには今のところ公募作品6点と、作家作品16点を掲載する予定。漫画のタイトルなどを英語とハングルでも表記。12月に1万部を発行する。
「天神のバスセンターや空港などで配布したい」と鉄輪の魅力を発信し、客を呼び込みたい考え。問い合わせは電話661767へ。
知り合いが、今流行の「グリーンカーテン」を始めた。
“ゴーヤ”を6本プランターに植えているそうだが、「なんだかよわよわしんだけど、どうしてかなー」というから、「栄養がたらんのやわ、油かすでも やっちょきよ」というと、「油かすをやっていいん、そしたら天ぷらをせんといけんわ、油かすって、テンカスのことやろ、あんなのが植物の栄養になるんやなー」
皆で大笑いした。おとろしや、おとろしや。(藤田)
別府市は10日、男女共同参画審議会を開き、任期(2年)満了による委員委嘱式を市役所で行った。
委員は男女共同参画の形式に関する有識者、事業所の推薦、公募者11人(男性6人、女性5人)で構成されている。男女共同参画社会の実現に向けて、重要な事項について審議する。主には、市男女共同参画計画の策定・変更に関する事や施策に係る苦情の申し出等があった場合で意見を求められた場合、市長が諮問する問題について。
浜田博市長が一人ひとりに委嘱状を手渡し「女性の社会参画を図ることは、観光国際温泉文化都市の別府市が発展するに重要な要素になると思います。その核となる男女共同参画センター(仮)が来年4月に開設する運びとなりました。男女共同参画社会の実現に向け、豊富な知識と経験を生かして広範なご意見をいただきたい」とあいさつ。
さっそく第1回の審議会を開き、会長に白土康代元大学准教授、副会長に渡辺一弘別府大学短期大学部准教授が選ばれた。24年度の事業や審議会等における女性委員の参画、市男女共同参画センター(仮)の設置経過について説明した。啓発活動等を通じて、広報活動を展開する。また、別府市における審議会等での女性委員は26・1%で、平成28年度までに30%の目標を立てている。
男女共同参画センター(仮)は、ニューライフプラザにある市労働者福祉センターに設置される。相談、交流、情報、学習の4つの機能を持ち、これまでの福祉センターの業務も引き継ぐ。
世界に通用する弦楽器奏者育成のため、長野県奥志賀で音楽学生の集中合宿を行うNPO法人小澤征爾国際室内楽アカデミー奥志賀(小澤征爾理事長)の塾生、JANA(ヤナ)カルテットのコンサートが14日午後3時から4時半まで、別府市青山町の聴潮閣高橋記念館で開かれる。参加無料(演奏会の時間帯は入館料も不要)。
中国人3人と日本人1人の若者4人(第1バイオリン=ワン・ホワン、第2同=リ・レ、ビオラ=チー・ユアン、チェロ=藤井泉)で、先月16日から同記念館別館で連日猛練習を積んできた。曲目はシュルホフ「弦楽四重奏曲第1番」、ヴェーベルン「弦楽四重奏のための5楽章」、モーツァルト「弦楽四重奏曲第19番『不協和音』」。
同NPOからの依頼で高橋鴿子館長らが受け入れた。「小澤氏が特に目を掛けている非常に優秀な弦楽四重奏団。技術はもちろんだが人柄もよく、私たちサポーターズはお世話をするのが幸せと感じる毎日。まさに昼夜を通しての練習の成果のお披露目。多くの方に聞いてほしい」と話している。
9月には独ミュンヘンで行われる国際音楽コンクールに参加する。演奏曲目はいずれもコンクールの課題曲。
第2回猪の瀬戸湿原野焼き実行委員会が10日、城島高原ホテルで行われた。24人が参加。
委員は環境省、大分県、別府市、地元自治会、県山岳連盟、NPO猪の瀬戸湿原保全の会、城島高原オペレーションズで構成されている。湿原の乾燥化、森林化の防止および害虫を駆除して湿原を保全するのを目的に、今年3月に40年ぶりに野焼きを実施した。猪の瀬戸湿原は、鶴見岳と由布岳の南斜面の間にある標高700㍍の山地湿原で、周辺の自然林により涵養された水によって支えられている。サクラソウやヒメユリなど貴重な植物も含む豊かな植生があり、動物の生息環境としても優れた地域。
川野弘人NPO猪の瀬戸湿原保全の会理事長が「今年度も引き続き野焼きを実施したい。前回焼かなかった部分にも広げてやっていきたい。野焼きによって以前のような湿原の景観が出来ると思っています。ご協力をお願いします」とあいさつ。志賀敏昭城島高原オペレーションズ社長もあいさつをした。
NPOの小田毅理事がこれまでの経緯や湿原の概要、野焼きの実施要領などについてスライドを使って説明した。
24年度の野焼きは平成25年2月24日に実施予定で、23年度に実施したA区2・4㌶とB区3㌶に加え、城島川左岸のC区1・4㌶、計11・8㌶で行う予定。NPOメンバーが中心となり、8月から少しずつ準備を始める。
高潮対策を主眼とする国の別府港海岸整備事業の1つ、北浜地区2(北浜旅館街の海岸)の護岸築造工事で、平成21年度から進められてきた大型波返しブロックの最終据え付け工事が11、12の両日、行われている。
現在ある遊歩道(ペデストアンデッキ)から35㍍沖には、すでに昨年12月までに63個(330・6㍍)が設置されており、その南側に最後の16個を据え付ける作業。総延長は420・5㍍で、ブロックの合計は79個。
1個約124㌧もあるブロック(長さ5㍍、幅8㍍、高さ8㍍)を16個乗せた台船(5千㌧積み)から、起重機船(310㌧吊り)で吊り下げ、海中に下ろしていった。ヘルメットをかぶった工事関係者らが見守った。
ブロックの下には、あらかじめ基礎捨て石が敷かれている。据え付け後は、安定させるための裏込め石(ブロックの陸側)を投入する。さらに上部構造として飛沫防止帯(幅13・6㍍)と手すりなどが設置される。
海中では基礎捨て石の被覆ブロック据え付けと、消波ブロックの据え付けも行われる。国による同地区の工事は来年度で終わる予定。事業費約45億円。
引き続き、緑地帯が県の事業で設けられる。この日は散歩で訪れた人が珍しそうに作業を見物していた。
別府商工会議所(千壽健夫会頭)主催の「通販・販促相談会」が10日、トキハ別府店7階の同会議所で開催され、市内の飲食業、小売業など8事業所が出席した。
通販コンサルタントで10年間で500社の通販会社に関わった中小企業支援ネットワーク強化事業の専門家、赤松雄二さん(ユニバーサル・ジャパン社長)が相談を受けた。
事業所は、すでに商売をしており、新分野として通販(インターネット)を始めたいがどうすればよいか分からない、すでに通販をしているが客観的に意見がほしい、通販を展開しているが売り上げが伸びないなどの質問をした。
今回の相談会を受けた事業所の中には後日、1回2時間単位で専門家が訪れて無料個別指導をする。
初めて通販・販促相談会を開催した同商議所中小企業相談所は「インターネット分野への進出を考えている事業所が、多いことが分かりました。今回の無料相談がきっかけとなり、より良い事業所になってほしい」と話した。
ビーコンプラザは15日午前10時半から、1階中会議室で宇宙船打ち上げを大スクリーンで見るパブリックビューイングを催す。12時半終了予定。観覧無料(申し込み不要)。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の星出彰彦宇宙飛行士が乗る、ロシアのソユーズ宇宙船は同日午前11時40分に打ち上げ予定。JAXAからのインターネットライブ中継を大型スクリーンで観覧する。JAXA講師の渡辺克裕さんがコーディネーターをつとめる。問い合わせは電話267111へ。
日田市や中津県北地区を直撃した大雨は、「大規模災害」を経験したことのない別府市にとって大きな教訓となった。別府ロープウエイ駐車場に流入した土砂は6千立方㍍と推測された。ゴンドラ整備のため運休しており、観光客がいなかったことで、人的被害もなく、「不幸中の幸」と関係者もその胸をなで下ろしているところ。
浜田博市長はじめ関係幹部の被災地区巡視、被災箇所改善指示も逸早い対応だった。備えあれば…。 (陽)
別府市は8日、第1回亀川地区まちづくりワークショップを内竈の太陽の家コミュニティセンターホールで開催した。まちづくりグループや自治会、商店街等の関係者が参加した。
都市再生整備計画事業の一環で、地域の歴史・文化・自然環境などの特性を生かした個性あふれるまちづくりを実施することで、住民生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図るのが目的。以前、「まちづくり交付金」とされていた事業で、別府市内では、これまでJR別府駅周辺地区と鉄輪温泉地区で実施されている。
事業を実施するためには、地域の特性を踏まえて、まちづくりの目標と実現するための各種事業、目標と達成度を評価するための指標などを記載した「都市政策整備計画」を作成して、国土交通大臣に提出しなければいけない。計画は基幹事業(道路、公園、下水道、地域交流センター等まちの基幹となる施設等の整備に関するもの)と提案事業(社会実験、まちづくり活動等、地域の提案に基づくもの)で構成。行政として、都市計画道路や浜田公園の整備(基幹事業)、亀陽泉会館の建て替え(提案事業)を考えているという。事業期間は、おおむね5年間。
市は「都市計画マスタープラン」の中で、市内を5地域に分けており、亀川地区を含む北部地域は「豊かな自然とぬくもり・やさしさに溢れ、誰もが安心・快適に過ごせる国際性と伝統が共存したまち」を目標としている。
1回目は「まちを考えよう」をテーマに、①人にやさしい安全で快適なまちづくりの推進②多様な交流・賑わいを創出する地域拠点の形成③豊かな自然の保全と歴史・文化の共生④防災体制の充実ーに分けてソフト面とハード面でアイデアを出し合った。
4つのグループに分かれて、日頃の生活の中で感じていることを出し合い、それぞれ発表した。各グループから▽板山の桜並木のサクラが老木化しているので整備をしてほしい▽商店街への回遊性のある整備を▽亀陽泉温泉の整備をする際に、外国人にも入りやすい施設にしてほしい▽亀川駅近くにコミュニティーセンターの様なものを作れないか▽浜田温泉が分かりにくいので看板を設置してほしいーなど多くの意見が出た。
ワークショップは8月上旬に2回目を開催し、アイデアを整理・選択し、計画を作るために必要なものを選ぶ。最後は10月上旬で、都市再生整備計画案の説明、意見交換を予定している。
別府市暴力追放事業体協議会が「暴力追放功労団体表彰」され9日、今山敬久別府警察署長が伝達した。
九州管区警察局長と九州ブロック暴力追放運動推進センター協議会長の連名で贈られた。
別府市暴力追放事業体協議会が長年、暴力追放活動としてJR別府駅前でチラシ配布などの広報活動、各事業所にポスターを配布し張り出すなどに尽力。暴力団の犯罪防止などに多大な功労があったとして、今回の受賞となった。
同協議会は、昭和58年に発足。ライフラインを担う別府市下水道課、市水道局、NTT西日本大分支店、大分ガス別府営業所、九州電力別府営業所が加入し、別府市長と別府警察署長が顧問を務める。
屋田禎弘同協議会長(市下水道課長)は「明るい地域社会を作るため、暴力団排除条例の周知や、警察と連携をとる」と語った。
別府署も「地域全体で、暴力団を排除しなければならない。そのためにも、これまで以上に協議会と情報交換していく」と話す。
日本政策金融公庫大分、別府支店は4日から、「大雨による災害に関する相談窓口」を設置し、被害を受けた県内に事業所を有する中小企業を対象に「災害復旧貸付」の取り扱いを開始した。
融資限度額は国民生活事業が3千万円まで。中小企業事業が別枠で1億5千万円まで。融資期間は10年以内で措置期間は2年以内。
農林漁業者を対象にした「農林漁業セーフティーネット資金」も取り扱う。融資限度額は一般企業が600万円。特認企業は年間経営費の12分の3以内。
問い合わせは25‐1151。日本政策金融公庫別府支店担当藤岡。
別府市は10日、ロンドン五輪に新体操日本代表として出場する田中琴乃さん(20)の激励壮行会を市役所レセプションホールで開催した。大勢の市職員や一般市民らが集まった。
田中さんは西小学校、山の手中学校を卒業し、現在は日本女子体育大学に所属。2006年12月に日本代表候補入りし、北京五輪にはチーム最年少として参加。今回は2大会連続で日本代表に選ばれ、キャンプテンを務める。
詫摩英明県体操協会理事長が田中さんの功績を紹介。浜田博市長が「北京に続いての出場、大変うれしく思います。前回は、田中さんとしては満足のいくものではなかったと聞いています。悔しさを払しょくするため、4年間大変な努力をしたと思います。平常心で、満足のいく演技が出来るように応援しています」とあいさつ。野上泰生市議総務文教副委員長(議長代理)も「厳しい練習に耐え、大変な苦労をしてきたと思う。いい色のメダルが目標だと思いますが、楽しみながら国民に感動を与える美しい演技をしてもらいたい」と激励した。
東京五輪に水泳で出場した佐々木栄子さん(66)、ミュウヘン五輪にボートで出場した岡本秀雄さん(63)、アトランタ五輪にアーチェリーで出場した小出美沙都さん(33)の“先輩”が花束や市民の寄せ書きの国旗を手渡した。また、石川順一西小学校長から6年生の寄せ書きと新体操を習っている後輩からの手紙を手渡した。
日本代表の白いシャツとズボンに赤いジャケットを着た田中さんは「二度目の出場ということで、多くの人の声援をいただき、ありがたく思います。成果を残せるように練習をしています。西小での壮行会では勇気と元気をもらいました。市民の皆さんの応援は力強く、温かい気持ちになり毎日の練習の励みになっています。ンコされた日々を精一杯練習に励み、本番を迎えられるようにしたい」と力強く抱負を語った。また、記者団のインタビューに対しては「メダルを目指して頑張るのはもちろんですが、競技者、演技者として満足のいく演技をしてきたい」と話した。ロンドンには21日に入るという。
市立朝日小学校で10日、建て替えのためまもなく解体される体育館に感謝する催しがあった。全校児童(607人)と園児(45人)が参加した。
中西優太児童会長(6年)が「僕たちを支えてくれた体育館にありがとうの気持を伝えましょう」とあいさつ。「張られている床板の数(180列が正解)」や「天井の高さ(5・9㍍)」、「窓の数(187カ所)」などを問うクイズや、「ありがとう さようなら 体育館…」と卒業式の定番ソングの替え歌も歌った。
最後に柿本規子校長が「みなさんの感謝する気持ちが伝わったと思う。新しい体育館の完成まで楽しみに待ちましょう」とあいさつした。
夏休みに入って取り壊しが行われる予定で、同校では市教委の許可を得て前日、壁面に「40年間ありがとう」をはじめ、児童らが思い思いに言葉を書いた。20日の終業式まで体育館を利用できる日数は9日で、きょうからは順番に学年ごとに昼休みに遊ぶことにしている。
観海寺の両築別邸(緒方肇社長)が1日から、食べ飲み放題ビアホール「ビア蔵」をオープンして好評。9月30日まで。
「春に3周年を向かえ、今回ビアホールを企画しました。きめ細やかなサービスを心がけ、新鮮な食材を厳選し、出来立ての料理を提供します」と緒方社長。
刺身、ローストビーフ、うなぎの焼き物等の前菜が付き、ビュッフェスタイルで牛すじの煮込み、地鶏の炭火焼き、豆乳の豚しゃぶなど40種類の料理が味わえる。直営の緒方農園で採れた新鮮なサラダバーや焼きたてのクロワッサンも美味。ビール、焼酎の他、ワインも飲み放題。
時間無制限の食べ、飲み放題で料金は3500円。営業時間は夕方6時から夜10時まで(ラストオーダー9時30分)。10人以上は要予約。シャトルバスが別府駅構内の直営店「花翔ステーション」から運行している。お問い合わせ26‐0022。(菅)
別府市側から由布市挾間町に流れる由布川峡谷で8日、「第26回由布川峡谷まつり」が開催された。毎年、別府市側の椿会場と由布市側の猿渡会場で交互に実施しており、今年は別府市側が担当。大勢の家族連れなどが涼を求めて訪れた。
由布川峡谷は“東洋のチロル”とも呼ばれ、約12㌔にわたり大自然に浸食された美しい景観が広がっている。
神事で1年間の無事故を祈願した。主催者の浜田博市長が「四季を通じて様々な景色にやすらぎと潤いを与えてくれています。自然の恵みに感謝して守っていかないといけません」。首藤奉文由布市長も「温泉の恵みにプラスして大自然の恵みを大切に守っていきたい」とあいさつ。
来賓の加藤信康別府市議会副議長(議長代理)と工藤安雄由布市議会副議長(議長代理)が祝辞を述べた。引き続き、餅巻き、テープカットをした。来場者はさっそく峡谷に下りて涼を感じながら大自然を満喫した。連日の雨で水かさが少し多かったが、市内から来た山田勇樹さん(30)は親子4人で「家族では初めてきた」と言い、子どもたちも冷たい水の感触を楽しんだ。
6日、海上自衛隊第1練習潜水隊所属の潜水艦「あさしお」が別府国際観光港第4埠頭に入港。歓迎式が行われ、別府・湯布院自衛隊指定商社会、大分県自衛官募集相談員連合会、別府市自衛隊父兄会の会員が参加した。
始めに江藤勝彦自衛隊父兄会連合会県支部連合会長が「入港ありがとうございます。別府で心ゆくまで楽しんで、リフレッシュし次の任務に挑んでもらいたい」と歓迎。
第1練習潜水隊司令、石橋1等海佐と艦長の千原2等海佐へ花束の贈呈、千原2等海佐から江藤会長へ記念品が贈呈された。
「潜水艦を見る機会があまりないと思うので、これを機会に海上自衛隊、潜水艦に関心を持ってもらいたい」と石橋1等海佐。「別府で日頃の疲れを癒したい。入港中よろしくお願いします」と千原艦長。あさしおは9日の早朝まで停泊した。(見明)
海上自衛隊の呉基地所属の第12護衛隊・護衛艦「あぶくま」(2千㌧)が18日から20日まで、訓練と補給の目的で別府国際観光港第3埠頭に入港予定。
「我慢の夏」がやって来た。
節電計画のリストが送られてきたが、初めてのことで、実際に体験してみないとわからない。
東北地方の人達のことを思えば、あれこれ言うべきではないと思うがそれにしても、どうなることだろう。
先日町内から市報を配りに来た時に、「うちわ」はいらんかいと一緒にもらった。
うちわの裏を見たら「中央病院」と書いてあった。今年の夏はクーラーをひかえなければいけないので、昔活躍していた「うちわ」が重宝するかもしれない。
「中央病院」さんに感謝。(藤田)
別府市青少年問題協議会(会長、浜田博市長)の平成24年度第1回会議が6日、市役所で行われた。はじめに、任期(2年)満了に伴い、委員22人に委嘱状が手渡された。
浜田市長が「いじめや不審者による声かけ、交通事故など子どもたちの安全を脅かす憂慮すべき社会状況だと思います。また、インターネットや携帯電話にかかわる問題は緊急かつ重大な問題です。青少年の健全育成は大人の責任。明るく逞しく育った子どもたちの笑顔あるまちづくりを連携してやっていきましょう」とあいさつ。経過報告のあと、別府警察署の生活安全課、交通課、別府市の自治振興、児童家庭、環境、社会福祉、道路河川、公園緑地、人権同和教育啓発の各課、市教委の総合教育センターと教育総務、スポーツ健康、生涯学習、学校教育の各課から活動報告が行われた。
別府署によると、市内の少年非行は、平成23年は犯罪少年は42人、触法少年(14歳未満で法に触れる行為をした少年)は15人だった。万引きや自動車盗などの初発型飛行が刑法犯少年の8割を占めている。犯罪の低年齢化と再犯率の高さが特徴。中・高校がかかわる交通事故は、23年は人身事故22件(中学生7件、高校生15件)、負傷者は21人(中学生7人、高校生14人)、死者はゼロ、重傷は2人(高校生)、軽傷19人(中学生7人、高校生12人)だった。
総合教育センターによると、23年度の補導(延べ人数)は小学生266人、中学生188人、高校生271人、その他50人だった。不健全娯楽への出入りが最も多く、自転車の不正乗り、喫煙、名札・生徒手帳の不携帯等。不審者・変質者は、声かけ14件、身体接触11件、露出9件、写真撮影4件、追いかけ1件、その他2件となっている。被害児童・生徒は小学生16件(うち一人でいる時は9件)、中学生13件(同)、高校生10件(同7件)となっている。
各課からは、学校環境の整備や子どもが安心して遊べる広場の整備、通学路の安全対策、防犯パトロール、こどもエコクラブの取り組みなどが報告された。
また、「青少年の健全育成と非行防止を推進するための市民ぐるみの活動」として、①青少年健全育成活動の充実②家庭教育力の向上③地域ぐるみによる補導活動、パトロール活動の推進④有害環境浄化活動の推進⑤広報啓発活動ーを重点とし取り組むことを決めた。
「しらしんけん、日本で一番暑い夏」をキャッチフレーズに「第94回全国高校野球選手権大分大会」が7日、別大興産スタジアム(大分市)で開幕した。49校・48チーム(臼杵商と新津久見は合同チーム)が出場。
大分東明、大分商業両校ブラスバンドの演奏で、甲子園球場を目指す選手たちが堂々と入場行進。別府勢5校も明豊、別府羽室台、別府青山、別府商業、別府鶴見丘の順ではつらつとした姿を見せた。
前年優勝の明豊の嘉数尚久主将が優勝旗を返還。
大会会長の安松良一県高校野球連盟会長が「このたびの集中豪雨で被害に遭われた皆様には、お見舞い申し上げます。夢の甲子園を目指した、熱い夏が始まりました。高校3年生にとっては、最後の大会になります。振り返れば、あっという間の3年間だったと思います。来る日も来る日も、グラウンドで汗や土にまみれ、かけがえのない生活を送ったことでしょう。そこで培った技術と精神力を遺憾なく発揮し、一戦一戦、全力プレーをして下さい。1球1球筋書きのないドラマが展開され、キャッチフレーズにあるよう、しらしんけんなプレーを見せて下さい」、吉田耕一朝日新聞社大分総局長があいさつ。二日市具正大分県副知事(県知事代理)が祝辞。野中信孝大分県教育長が激励した。別府鶴見丘の朝久卓哉主将が「練習は嘘をつかない。我々選手一同は、この言葉を信じこれまで地道に練習に励んできました。今、この場に立てることに、幸せと素晴らしさを強く実感しています。どんなときも、助け合った仲間たち、野球を通じて何ごとにもひたむきに取り組む姿勢を教えて下さった先生方、いつもそばで見守っていた家族など、全ての皆さんに心から感謝しています。一生に一度のこの夏を最高なものするため、最後まで戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓した。
日程が順調に進めば、24日に優勝校が決まる。
北浜海岸地区まちづくり協議会(高平憲吉会長)と北浜振興会(小出英治会長)は6日、大分県別府土木事務所に「別府港海岸整備事業における緑地整備に関する要望書」を提出した。高平、小出両会長ら4人が出席。
要望書は、国土交通省九州地方整備局別府港湾・空港整備事務所が進めている北浜海岸整備事業(北浜地区2)について、緑地部分を県が担当することから、住民参加による具体的なデザインを検討し、県や北浜海岸地区まちづくり協議会、北浜振興会と、デザインの専門家をコーディネーターに加えた検討体制を設けてほしいーとしている。
小出会長が趣旨を説明して要望書を軸丸恒宏所長に手渡し、「デザインする上では、引き続き斎藤潮東京工業大学院社会理工学研究科教授のアドバイスをもらいながらやってほしい。中心市街地活性化との絡みもあり、長期的な視点に立つことが大切だと思います」と述べた。軸丸所長は「地元の皆さんのご協力あっての事業です。意見交換をしながら、いいものを作りたい。土の搬入に関しても、船で持ってくることを検討しています。安全面や騒音等を軽減するためです。来年2月か3月には発注し、27年度には完成させたいと思っています」と答えた。また、高平会長は「北浜はホテルが多いので、景観もとても大切。みんなの要望をよく聞いてほしい」と話した。
国の海岸防護施設工事はすでに着工しており、この工事が終了後、県が緑地の整備事業を実施する予定。
別府法人会(菅健一会長)は4日、元町のヒットパレードクラブで第15回「別府法人会と外国人留学生との交流会」を開催した。
立命館アジア太平洋大学、別府大学、別府溝部学園短期大学で学ぶ中国、韓国、台湾、ミャンマーなど10カ国からの留学生ら約170人が参加。
菅健一同会長、尾林大生実行委員長が「互いの交流を深めて思い出をつくってもらえれば」とそれぞれあいさつ。
日本の伝統文化に触れてもらおうと同会女性部による浴衣の着付けもあり、ステージに集まった浴衣姿の留学生は「別府の好きな所」などの質問に「温泉」「学校」などと答え、また、別府法人会の活動のひとつ「納税意識の向上」にあわせ、留学生の代表が各国の税について紹介。
ヒットパレーダーによる生演奏が始まると、学生はリズムにあわせ踊るなどして楽しんでいた。(後藤)
先週のNHK「ためしてガッテン」。音のリズムが脳に働きかけ、眠った能力を引き出してくれるという、テーマだった。スイングする時に、「スーッガァァァー」と大きな声を張り上げて打てば、だれでも飛距離を伸ばせるそうだ。お試しあれ。(小野)
流川通り3丁目のスーパー、マルショク流川店が来年2月いっぱいをめどに閉店する。マルショク本社(大分市)によると、建物と施設の老朽化のため。
同店は昭和32年5月に現在の店舗の一部(当時は木造)で開店し、増築して現在の建物(7階建て、延べ床面積約1万1千平方メートル)になったのが同56年。
福田辰治総務部長によると、耐震改修促進法で昭和56年以前の建物は改修の対象。「検討を重ねてきたが、改修や建て替えは莫大な投資が必要。市場環境が大きく変化して、資金回収が望めない」との判断。先月25、26日にテナントや従業員には説明会で閉店を伝えたという。
別府市内には同店を含めて13店舗あるが、他に閉店の考えはなく「他のマルショクを利用してほしい」と話している。
跡地利用は未定で、一部の土地や建物は借りているため、「大家と話を詰めないといけない」という。
市内中心部では3月末でダイエーが閉店したばかり。同店まで足を伸ばして買い物をするという女性は「どうしたらいいのか」。近くの飲食店は「いつも利用しているので、閉店されると困る」と話している。
市内3店舗目4
百㎡でスタート
別府は下関とともにマルショクグループ発祥の地。平成4年12月発行の社史「マルショク四十五年の歩み」によると、現在の愛媛県八幡浜市出身の菊池濟治氏(初代社長)が終戦後の昭和22年11月、佐藤和七氏と共同で別府漬物佃煮有限会社を設立したのが始まり。同29年11月に行合店(別府市1号店)、同年12月には浜脇の旅館(吉野屋旅館)を買い取り1階を売り場に、2・3階を事務所と従業員寮に改造した。
別府市内3店舗目の流川店は昭和32年5月3日の開店。通りから奥まった民家を買い取り、柱を抜いて作った約400平方メートル(130坪)の売り場だった。対面販売で、青果は女性、乾物と雑貨は男性が分担し、精肉1店、鮮魚3店のテナントが入ったという。
別府市と由布市挾間町にまたがる由布川峡谷で8日午前9時から、第26回「由布川峡谷祭り」が開催される。毎年交互に開催しており、今年は別府市の椿会場。
由布川峡谷は“東洋のチロル”とも呼ばれ、約12㌔に渡って、自然に浸食された美しい自然が広がっている。
始めにアトラクションとして豊後くれない太鼓が勇壮な演奏を披露し、神事。そのあと餅まきとテープカットが行われる。また、挾間町側の猿渡会場では先着順に記念タオルかエコバッグの配布やスイカの無料配布、農産品の販売などが予定されている。
浜田博市長は5日、非常に激しい雨によって土砂災害被害のあった堀田の高齢者福祉施設・一燈園付近と南立石の別府ロープウエイの現場を訪れた。
堀田地区は連日の大雨によって土砂が崩れて、人が通れる程の狭い道路に沿って下の方に流れ込んだ。土のうを積んでいるものの、多くの土砂が土のうを超えて畑等に入った。深さを測るための棒を刺して流れ込んだ土砂の多さを実感。また、地元住民の話を聞いて浜田市長は「県との話し合いが必要な部分はあるが、市で出来ることから進めていきたい」とした。
また、ロープウエイの現場は1日夕に鶴見岳から大量の土砂が流れ込み、250台収容出来る駐車場の約8割を埋め尽くした。さらに治山工事の現場からプレハブやトラックが流されてきた。撤去作業を視察した。現場を見て回った浜田市長は「現地を見て、自然災害の怖さを再認識しました。県とか市とか言うのではなく、一体となって取り組まなければいけない。しっかりと防災対策をしていきたい」と話した。
大分県建設業協会別府支部の労務安全委員会(後藤憲志委員長)は5日、全国安全週間(1~7日)の一環として、安全パトロールを実施した。安全意識の高揚と労働災害の減災を図るのが目的。
パトロールには、労務安全委員の他に、大分労働基準監督署、建設業労働災害防止協会大分県支部、県別府土木事務所、別府市から14人が参加。
後藤委員長があいさつ。大分労働基準監督署の安倍正之署長が「労働災害は平成9年から22年まで死傷者が減少していましたが、今年は15年ぶりに増加となり、6人が亡くなり、昨年1年間をすでに上回っています。死亡事故や重大災害もなくしていきましょう」。吉田邦昭建設業労働災害防止協会大分県支部専務理事もあいさつをした。
引き続き、建築現場として、中島町の白梅記念ホーム(仮称)新築工事(和田組)、土木現場として、南立石の平成23年度交付地改別第1ー2号道路改良工事(安部組)を見て回った。
現場責任者から説明を受け、安全衛生推進者の選任、安全施工サイクルの実施等の管理体制。足場の手すり等、安全帯使用状況などの墜落災害防止。車の路肩等からの転落防止装置、立ち入り禁止または誘導者配置等の車両管理。型枠パイプのサポートや足場の壁つなぎ、土止め支保工等の倒壊・崩壊防止対策などをチェックした。これからの時期、熱中症対策の重要性も話した。
また、この日予定していた南立石の復旧1号長谷川地区治山工事(後藤工務店)は、1日夕の大雨による土砂崩れにより危険なため工事概要の説明を受けるのみとした。
別府署は5日午前7時45分、傷害の疑いで、別府市平田町、自営業工藤典之容疑者(46)を逮捕した。
調べによると、工藤容疑者は今年6月17日午後7時半から同9時半までの間、同町の自宅アパートで、市内の女性看護師(33)の顔面を殴り、髪の毛を引っ張り押し倒し、足などを蹴った疑い。女性は全治2週間のけがを負った。工藤容疑者は容疑を認めている。
2人は交際中だった。工藤容疑者からの暴行は以前にもあり、女性は事件から数日後に別府署に被害を届けた。
別府市防災会議と同水防協議会(いずれも会長は浜田博市長)の会議が4日、市役所で開かれた。約40人が出席。
浜田市長が任期(2年)満了に伴い委員に委嘱状を手渡し、「昨日の豪雨で県内では多大な被害を受けた所があり、別府市内でも土砂崩れや道路の冠水などがあり、数人が避難したと聞いています。人身に関わる被害はありませんが、引き続き警戒をしていかなければいけない。自然相手の災害に100%安心という対策はありませんが、今後とも皆さんと緊密な連絡体制の強化を図るとともに、行政、関係機関、市民が一体となった防災体制の充実・強化に努めていきたい」とあいさつ。
議事に入り、市防災計画の地震・津波対策編の見直しについて説明した。これまで「震災対策編」としていたのものを「地震・津波対策編」とした。東日本大震災の発生を受けて、地震だけでなく津波災害に対する対策強化の必要性が生じたため。災害想定や自主防災活動の確立、応援協定の推進、防災知識の普及啓発、防災訓練計画など34カ所を修正し、応援協定の中に「日本水道協会大分県支部水道応援要綱」と「水道における給水異常や災害発生時の給水支援等に関する協定」を追加。新たに「津波災害の防災教育」を加えた。
24年度防災パトロール結果報告、24年度市総合土石流対策について報告。防災パトロールは5月に実施し、新規4カ所を含む12カ所を回った。危険度ランクは、Aランク(最も危険)はなし。Bランク(比較的危険度が高い)9カ所、Cランク(建物の被害は比較的少ないが、道路などに著しい被害が生じる恐れのある地域)3カ所だった。今後の計画としては、避難路の整備や避難所の見直し、防災士の育成、モデル地区自主防災会防災訓練の実施、エリアメールの導入等を行う。
土砂災害関連は、市内の急傾斜地崩壊危険箇所145カ所で、うち24カ所を区域指定している。地すべり危険箇所は8カ所で、4カ所を区域指定。土石流危険渓流は66カ所。土砂災害警戒区域は42カ所となっている。
引き続き、水防計画についても承認した。水防計画においても津波対策を強化している。
センバツに続き甲子園連続出場をめざす野球部をはじめ、欧州選手権やインターハイ出場のヨット部、九州大会出場の水泳部(競泳と飛び込み)と書道部を全校生徒で激励する、県立別府青山高校の壮行会が4日、同校体育館で行われた。
各部主将の決意表明に続き、仲野沙稚佳生徒会長(2年)が「1人1人が力を出し切り、よい成果が出せることを期待しています」、大塚忠巳校長が「全国、九州大会で別府青山の名前を高めてきてほしい」と激励した。
このうち、野球部は5月の県大会で優勝し、まもなく開幕する全国高校野球選手権県大会では第1シード。最初の試合は別大興産スタジアム(新大分球場)で15日の第2試合で、宇佐・日田の勝者と対戦する。
大塚校長は「シード校はどこも力の差はない。日頃やっていることをどれだけきちんとやれるか、1つ1つのプレーを確実にやれるかだ。諸君にはその力があると思う。甲子園で最低、初戦突破を果たしてほしい」と期待を述べた。
他の部の大会日程は次の通り。▽水泳部・競泳=九州大会(14日―16日、宮崎県総合運動公園水泳場)▽同・飛び込み=九州大会(22日、福岡県立総合プール)▽ヨット部=FJ級欧州選手権(平原みちる・永松瀬羅組、24日―29日、イタリア)、インターハイ(30日―8月5日、石川県和倉温泉運動公園ヨットハーバー)▽書道部=九州高文連美術・書道・写真展〈福岡大会〉(13日―15日)
別府やよい商店街振興組合(釘宮輝善理事長、44店)は4日、トキハ別府店7階の別府商工会議所大会議室で「商店街魅力ある店づくり支援事業」の全体研修会を開催、24人が出席した。
商店街魅力ある店づくり支援事業とは、大分県が昨年度から行っているもので、消費者ニーズの多様化、大規模商業施設の郊外進出などで厳しい環境にある商店街の活性化対策をする。昨年度は日田市、佐伯市、竹田市で、各店ごとに抱える課題の具体的な解決昨を検討、実践、検証し、専門アドバイザーによる研修などの支援をした。今年度は、別府市の同商店街と流川会のほか豊後高田市や臼杵市野津町でも開催している。
スケジュールは、7、12月に各商店街ごとの全体研修、8~11月は座学8回と各店舗実地研修10店舗各4回を予定。
研修会では、同振興組合の釘宮理事長が「別府は、温泉があり、観光客の来る恵まれた土地。今は、昔と比べて人の流れが変わり、経済状況も厳しい状況にある。そのような中でも、一人一人のお客様を迎えて、喜んでもらう原点を忘れてはいけない」とあいさつ。
昨年度、支援事業を取り組んだ佐伯市商店街連合会の宮明邦夫会長が、成果報告をした。
専門アドバイザーの武雄信夫さんが「昔は商店街で買い物していた人たちは、今、大型量販店やコンビニなどで購入している。商店街の空洞化が進んでいる。イベントなどで人を呼んでも購入しないケースがあり、これからの商店街は、大型店との関係を明確にし、既存商業者が自助努力し連携を取ることが必要」と述べた。
釘宮理事長は「各店舗が、さまざまな悩みを抱えている。現状を打破するには、どのようにすればよいかを学び、実践していきたい」と語った。
別府商工会議所は4日、新商工会館の建設予定地「不老泉用地」の早期整備に向けた詳細協議開始を要望する文書を浜田博別府市長に手渡した。同予定地は、去る6月28日の通常議員総会で承認された。
千壽健夫会頭から要望書を手渡された浜田市長は「一日も早い実現に向け、前向きに検討する。新会館ができれば、中心市街地の発展につながる。温泉の建て替えが必要になると思う。今年度中に建設条件の整備、来年度中に設計、建設できるよう、具体的に協議していく」と話した。
千壽会頭は「長年の懸案だった別府商工会議所の新会館建設に向けた取り組みが、いよいよスタート地点に立ちました。これから幾多のハードルがあると思いますが、別府市と協議し、また連携する中で、一つ一つ乗り越えていきたいと思っています。新会館は、商工業者をはじめ市民の拠点となるもので、これを一日でも早く整備し、別府温泉を代表する新しい不老泉とともに、住んでよし、訪れてよしの別府をめざします」とコメントを出した。
旧別府商工会館は平成19年、イズミに約3億8千万円で売却。跡地は現在、駐車場になっている。光町のビルを経て、平成22年4月にトキハ別府店7階に入居した。
建設予定地として、原町の市営温泉プール跡地、光町の国有地が候補に挙がったが、実現しなかった。
今年4月25日、別府市に対して不老泉用地を含む市有地5カ所の借用可能か照会する文書を提出。5月31日、市が、不老泉用地と市社会福祉会館南側駐車場なら借用が可能と回答。同日、市中心商店街7通り会が同会議所に中心市街地への移転要望書を提出。6月5日、別府商工会館移転・検討委員会が全会一致で不老泉用地を選ぶ。同月28日、通常議員総会でも全会一致で承認された。
市立朝日中学校(樋口哲司校長)で3日、2年生(143人)を対象に同校卒業生で評議員の安波照夫さん(64)が講話した。キャリア教育の一環で実施する職場体験学習(9月11日―13日)の事前指導。安波さんは一つ一つ目標をクリアしてゆくという自身の生き方を語り、職場体験に向け服装や言葉遣いなどの大切さをアドバイスした。
安波さんは昭和39年同校卒。別府商業高校を経て、6年間一般企業に勤務し、市役所に入って教育次長を最後に退職。現在は再任用で朝日出張所に週3日勤務している。鉄輪温泉ゆうぐれ散歩のボランティアガイドもつとめている。
講話では、子供の頃に新聞配達をして野球のグローブを手に入れたことや、高校の夏休みはペンキ塗りのアルバイトで登山部の装備を買ったことに触れ、「必要な物は自分で手に入れる、そういう時代だった」。高校進学にあたっては「早く働きたい」と商業高校を選んだことなどを話した。
市役所では10の部署を経験。「仕事の場所が変わると相当勉強しないと役に立たない。社会に出ても勉強する場面があるんです」と述べた。
安波さんは人生や仕事をマラソンにたとえ「5㌔ずつくらい身近な目標をクリアする、そういうやり方で仕事をしてきた。目標を一つ一つクリアしてゆくと夢につながるのではないか」と話し、最後に職場体験にあたって服装やあいさつ、言葉遣いの注意とともに「一番重要なのは体調。風邪を引いてゴホンゴホンでは仕事にならない」などとアドバイスした。
生徒会を代表して書記の古屋凌雅君(2年)が謝辞を述べた。
アメリカメジャーリーグ、ダルビッシュを獲得したレンジャーズは本拠地でのチケット完売が今季22度目となり、ホーム81試合の半分に満たない35試合で新記録を樹立。
今季1試合の平均観客動員数は4万3787人。年換算すると約355万人となり、過去最多だった昨季の294万6949人を大幅に上回るという。今年は1200万ドル(約9億6000万円)増収の見込み。グッズ収入も含めれば、その数字は青天井となる。入札金と合わせ6年、約1億1000万ドル(約88億円)で獲得したダルビッシュへの投資効果は抜群だ。
勝ち星も順調だが、まだまだこんなもんじゃないはず。ヤンキースの黒田も調子が良い。日本野球のレベルの高さをメジャーに伝えてほしい。(菅)
東京造形大学在学中に浜脇地区活性化の研究に取り組み、卒業後2年前の6月から別府に移り住んでいる宮川園さん(24)の個展「別府龍宮」が3日から28日まで、別府駅北側の高架下にあるCUE CAFE+(キューカフェプラス)=駅前本町9―20=で開かれている。午前10時半から午後5時半までで、日・月・祝日が定休日。
自然と温泉に恵まれ、さまざまな人を受け入れる包容力のある別府を「龍宮城」に見立てた作品展。水面に灯火が映える朝見川や、住宅裏を流れる小川など独自の視点で切り取った写真20点を、淡いピンクや水色の透明な布にプリントした作品と、竹細工の灯籠10点などを展示中。
昨年7月に西法寺前の中央市場の使われなくなった共同温泉跡や、ふだんは人の目に触れないアパート屋上の公民館を会場に開いた同名の個展の縮小版。「去年は場所の特徴を強調したが、今回は涼しげな空間演出がねらい」という。
宮川さんは「恵まれた自然のなかで生きられる喜びと、様々な人々に出会えた事への感謝を忘れぬように。この都は、出会いが生まれる、愛すべき龍宮なのである。」と書き記している。
“龍宮”である別府の魅力について、「私の周りには、別府に移り住みたいと考えている県外の人がたくさんいますよ」と話している。
NPO法人BEPPU PROJECTのスタッフ。西法寺南側の築100年を超える民家を改修したプラットフォーム04で、同NPOが開く「セレクトベップ」の店長をつとめている。
北鉄輪の高齢者ケアセンター茶寿苑(甲斐敬造施設長)は6月28日、年間を通じて介護に関する様々な内容を扱う市民公開の講習会「かいごの学校」を今年も開講した。
同講習はおおむね50歳以上の人を対象とし、6月から来年3月まで月1回づつ講座を行う。
はじめに甲斐施設長が「かいごの学校は今年で3年目を迎えました。皆様の話し場になれば」とあいさつ。来賓の中西康太別府市役所高齢者福祉課長が「この教室は介護保険制度で介護予防の分野に属する重要な取り組みです」とあいさつし、今年度の改定で増額となった介護保険料についても推移を説明した。
今回は「健康な身体づくり」を演題に、別府大学健康センターで健康運動指導士として教鞭をとる長野力同センター長が講演。
「健康のためには食事のバランス、適度な運動、休養・こころの健康が大事。運動能力が低下すると、バランス感覚、足の筋力などが低下して日常生活に支障をきたし、要介護となる危険性が高くなります」と話し、自宅でも簡単にできる運動法を紹介し、参加者は講師の動きを見ながら体を動かすなど健康増進へ意識を高めた。(後藤)
別府地区スポーツ推進委員協議会(川野昭信会長)の平成24年度前期研修会が3日、べっぷアリーナで開催された。別府市、杵築市、国東市、日出町、姫島村から約60人が参加。
川野会長は「これまで体育指導員という名称でしたが、今年度からスポーツ推進委員になりました。少子高齢化の中で、まず健康第一。皆さんの今後の活躍で、地域を変えてもらいたい。実のある研修にして、何か一つでも持ち帰って地域の中で生かしてもらいたい」とあいさつ。
寺岡悌二別府市教育長が「スポーツを通じて地域が通じ合い、健康増進につながる重要な役割があると思います」と来賓祝辞を述べた。
23年度事業・決算・監査報告、24年度役員紹介、事業計画・予算について説明があった。林弘美さん(日出町)が東京で行われた第52回全国大会、宮園誠さん(国東市)が福岡県で行われた第54回九州大会への参加報告。大平美由紀さん(別府市)が実践報告を行った。大平さんは、大平山地区で実施しているふれあい登山やウオーキング、地域総合型スポーツクラブ結成の準備などについて話した。
引き続き体験学習があり、スポンジボールテニス、ストレッチ体操、ニュースポーツ(フライングディスク、ストラックアウト、輪投げ、ペタンク等)体験をした。後期研修会は、11月に佐伯市で行われる県スポーツ推進委員研究大会と兼ねて行われる。
別府署が毎週水曜日を交通事故防止啓発活動をする「呼びかけの日」とし4日、南部交番(別府市浜町)で出発式があり、県警本部交通部、別府署、脇見運転防止推進委員などから25人が参加した。
6月30日の時点で、今年の別府署管内の人身事故は348件あり、うち107件が国道10号で起きている。国道10号の事故は、午前8時から同10時までが多い。車対車の人身事故288件中140件が前方不注視が原因の可能性が高い追突事故。今年1~3月では、水曜日が他の曜日より件数が多い。
別府署交通課は統計の結果をふまえて『国道10号』で『水曜日』の『朝の通勤時間帯』に『交通事故防止を呼びかける』とした。
今山敬久別府署長が「皆さんの活動を心強く思います。この活動が、事故減少につなげていこう」、三田村英勇交通部長も「別大国道が6車線化し、速度が出るようになった。警察とボランティアが連携して活動していこう」があいさつ。出発宣言書を脇見運転防止推進員の西克基さん=九電工=も「私たちは、交通街頭活動を通じて市民や運転者に、脇見運転を絶対にしない・させない、を積極的に訴え続けています。本日も、この別府市内から痛ましい交通事故を1件でも減らし、交通事故抑止に貢献できるよう精一杯頑張りたいと思います」と読み上げた。
引き続き街頭活動に移り、署員ら100人が東別府から流川通りまでに立ち、「交通安全」の黄色い旗を持ち「ダメ。ケイタイ電話」と書かれたプラカードを差し出した。
田口哲浩別府警察署交通課長は「国道10号の交通事故を減らすことが、急務。そのために、交通違反取り締まりやボランティアと連携し街頭啓発活動を実施していく」と話す。
別府国際観光港の第4埠頭(別府市上人ケ浜町)に4日午前8時、大型クルーズ船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(6万9130㌧、長さ264㍍、バハマ船籍)が入港した。4月5日以来、2回目の入港。
下船する乗客1512人を、バイオリンとキーボード演奏、別府市民謡連合会による民謡、ハローキティと地獄巡りのキャラクター「鬼っ子」が来別を歓迎した。
同埠頭の特設上屋(うわや)内では記念品の市民マップと絵はがきを手渡された乗客1444人は大型バス40台で、海地獄、血の池地獄、志高湖、ホテル清風、富士観ホテル、ホテル風月、杉乃井ホテルで温泉体験などを巡り、第4埠頭に戻るツアーに出た。68人は市内を自由に観光した。
午後1時から特設の上屋で、物産展が開催され、ザボン漬け、湯の花入浴剤など別府名産を展示販売した。
クラブハーモニー号は同日午後4時、第4埠頭から釜山に出発する。
向井病院に80歳の現役看護師さんの取材に行った。病院は今年11月に創立50周年を迎え、ムードも盛り上がっている。圧倒されたのは勤続50年(半世紀)の池見美代子さんはもちろん、向井弘樹理事長、貴美江院長はじめ45年勤続の宮永美枝子さんら皆、若いということ。
開院当時、開放型精神医療施設として脚光を浴び、老健施設や診療科目を増やし、施設規模も充実拡大して今日に至っている。止まることを知らない忙しさが若さを保つヒケツの一つか。
(陽)
1日夕方から降り続いた非常に激しい雨により、鶴見岳で土砂崩れがあり、県道別府一の宮線沿いの民家と別府ロープウエイに流れ込んだ。県道は一時片側通行だったが、現在は全面通行できる。
別府ロープウエイによると、午後6時過ぎから駐車場に水が溜まってきたということで残っていた数人の職員が見に行ったところ、急に大量の土砂が西側から流れ込んできたという。流れ込んだ土砂はあっという間に約250台収容できる駐車場を埋め尽くし、北側にある「四季の里」にも流れ込んだ。ロープウエイ自体は6月18日からゴンドラの工事のため運休中。九州焼酎館(レストハウス)は通常営業を行っているが、当時はすでに閉店していたという。お客はおらず、職員にもケガはなかったが、駐車場に停めていた職員の車2台が水に浸かり動かなくなった。
また、敷地内には治山工事のために建てられていたプレハブ1棟や工事車両等も流されてきた。ロープウエイでは「とりあえず、21日に(ロープウエイの)営業再開を予定していたので、それに間に合うように整備したい。お客様や職員にケガがなかったことは幸いでした」と話している。
また、民家も土砂が流れ込み床上浸水となったが、家人は無事だった。県によると約6000立方㍍の土砂が標高800㍍程の所から約1・5㌔流れ込んだと見られている。
別府市の火売町自治会(後藤健六会長)は1日、同町の朝日公園で「グラウンド・ゴルフ大会」を開催し、50人が出場した。
町民の親睦を深めていき、健康で明るい街づくりに寄与することが目的。
後藤会長があいさつし、プレー開始。
8ホールを2回、計16ホールを回り、打数の少なさを競った。灰色の雲が空を覆ったが、暑くもなく寒くもない絶好のプレー日和だった。ホールポスト目掛けてカーン、カーンとボールを打つ乾いた音を響かせた。
3位までは次のとおり。(敬称略)
①梶原義博33打②荷宮珠子33打③原田初代35打
「すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築こう」という趣旨で、全国的に展開される第62回社会を明るくする運動(法務省主唱)のオープニングセレモニーが2日夕、JR別府駅前であった。
別府市推進委員会委員長の浜田博市長、別府保護区保護司会の薬師寺哲雄会長があいさつ。アトラクションとして県警音楽隊の演奏、大分市のフラダンスグループ「ハウオリーズ・マサコ・アケタ・フラ・スタジオ」の踊りもあった。
このあと、集まった保護司会や別府地区更生保護女性会(山内万寿子会長)の人たち約60人が市内中心街に分かれて、「再出発を見まもり、支える社会に。」などと書かれたチラシ約400枚を配布して理解を呼びかけた。更生保護女性会の会員らは手作りの布ケースに入ったティッシュペーパー500個も配った。
県立別府鶴見丘高校で2日、1年生(240人)を対象に「職業人講演会」があった。金融機関、幼稚園教諭、公務員、医師、研究職などさまざまな職種の社会人14人を迎えて、仕事の中味や喜び、難しさなどを聞いた。キャリア教育の一環。
このうち、「通訳」の仕事について話したのは別府外国人観光客案内所副事務局長の稲積京子さん(47)=大分市=。
ボランティアで外国人に観光案内する現在の活動を始めて12年。JR別府駅構内にある総合案内所では1日50人から多い時で100人の外国人を迎え、座る暇もないくらいの忙しさだという。
英語での実際のやりとりを披露したり、列車に土産品を置き忘れた外国人の訴えにすばやく対応し、折り返しの時に間一髪回収できたトラブルの事例なども紹介した。
1週間別府に滞在した米国人の高齢者から心の琴線に触れる話を聞くことができた喜びも語り、「もっとお客さんのことが分かるように気持を聞いてあげよう」と思ったことも話した。
「言葉を扱う仕事だから、日常から言葉を大切にしてほしい」、「日本人の礼儀正しさは外国人から尊敬される。一挙手一投足が美しいと言われる。お父さん、お母さんからこうしなさいと言われることはとても大事」などと、ふだんから言葉遣いや仕草に気を付けるようにアドバイスした。
大分県東部保健所は1日、薬物乱用防止「6・26ヤング街頭キャンペーン」をトキハ別府店前とJR別府駅前で実施した。
薬物乱用は世界的に深刻な社会問題の一つで、軽い気持ちで手を出す若者も多いことから、「ダメ。ゼッタイ。」を普及させ、薬物乱用問題の意識高揚を図るのが目的。別府大学、ガールスカウト、薬剤師会、ライオンズクラブ、ライオネスクラブ、ボーイスカウトなど約80人が参加した。
中里興文所長が「薬物乱用は世界的に広がり、人類にかかる最も深刻な問題です。県下でも、昨年は覚せい剤により84件の検挙がありました。6割が若者です。インターネットを通じて簡単に手に入る脱法ハーブ等も問題になっています。身近で発生していることを自覚し、『ダメ。ゼッタイ。』を呼びかけていきたい」とあいさつ。
別府大学2年生の釘宮晶子さん(20)が中川正春内閣府特命担当大臣からのメッセージを読み上げ、キャンペーンの開始宣言をした。
街頭でパンフレットなどを配り薬物乱用防止を呼びかけると共に、ボーイスカウト、ガールスカウトらによる国連支援募金活動も行った。
日出町は1日、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生と町内の小学生の七夕交流会を町中央公民館で行った。APUからは日本人学生をはじめ、中国、韓国、マレーシア、シンがポールなどから16人、子どもは43人が参加した。
はじめに3つのゲームで親睦を深めた。1つは、2人組でじゃんけんして負けたチームが勝ったチームの後ろにつき、1つの列になるまで繰り返す。2つ目は、しゃべらずにジェスチャーで自分の誕生日を示して、順番に1列になるようにする。3つ目は、自分の背中に貼られた「うさぎ」や「ロボット」「サンタクロース」などと書かれた紙を相手に見せて質問して自分が何であるのかを当てるゲーム。
続いて、七夕の歌を歌ったりクイズを楽しんだ。また、6つの班に分かれ、学生に教えてもらいながら、英語で願い事を書いた短冊や飾りを作って竹に結びつけた。
完成した七夕飾りは、中央公民館、町役場、二の丸館に飾られた。
別府大学短期大学部食物栄養科の料理講習会が1日開かれ、横浜中華街にある上海料理の名店「四五六菜館」オーナーシェフ、孫関義氏が講師をつとめた。孫氏は香港生まれで、祖父は蒋介石のお抱え料理人、その祖父の一番弟子だった父に育てられたという正統派。
「ニガウリとチャーシューのあっさりシラス和え」や「クラゲとキュウリの中華風ソースかけ」など9品を調理したが、女性を中心に約50人の参加者は熱心に手元を見つめたりメモを取ったり真剣な表情だった。
孫氏は1品調理するごとに質問を受けたり、ジョークも飛ばすなど緊張感の中にも和やかな雰囲気を漂わせた。
前日は同科2年生を対象に実習も行われ、立松洋子教授は「私たちも知らない料理のコツを教わった。学生たちも盛んに頷いて熱心に聞いていました」と話していた。
孫氏は、料理上手になる秘訣を「おいしい物をたくさん食べて味を覚えること」と語った。
別府市中心市街地活性化協議会(福谷正信会長)が29日、トキハ別府店7階(別府市北浜2丁目)の別府商工会議所大会議室で開催され、会員17人、準会員14人の計31人が出席した。
福谷会長を議長に議事に入り、昨年度の事業と決算を報告。
役員改選(任期2年)では、福谷会長、鶴田浩一郎副会長、後藤ミツノ、林道弘両監事が再選した。
続いて、平成24年度は研修会開催、会員相互の情報交換、年4回の間口改良等整備事業補助金審査会――など11の事業計画を決め、予算を計上した。
同補助金は、中心市街地のにぎわいを再生させるため、統一されたデザインの店舗間口に一新し、イメージアップを図る商店街の発案を実現させる。各商店街の特色を打ち出し、個性あふれる商店街にする取り組みを助成する制度。
総会後、中心市街地リノベーション事業の報告会があり、プラットフォーム01~08までの来場者、活用事業が説明された。
同事業は、空き店舗を借り上げ、文化の交流拠点として活用し、広く一般に周知することが目的。プラットフォームを活用した登録型文化イベント「ベップ・アート・マンス2011」などを実施している。