前々から目論んでいた運転席以外のパワーウインドウスイッチ照明。
元々のスイッチを加工して取り付けされている方もいるが、小さな部品なので加工にすごく手間が掛かる。

インサイトの上位グレードに照明が付いているので、これを流用して何とかならないかと早速部品を購入してみた。

写真はFIT用とインサイト用の比較。

本体の形は似ているが、フィット用はコネクターを下から差し込むようになっているのに対して、インサイト用は画面上側から差し込むようになっている。

これはFITの助手席側パワーウインドウ付近の配線図。

パワーウインドウスイッチには車両側から3本、モーターへ2本の計5本の配線が接続されている。

こちらはインサイトの助手席側パワーウインドウ付近の配線図。

FITと同じく車両側から3本、モーターへ2本の計5本の配線が接続されている。
そしてFITにはない照明の回路が追加されている。

PCでの手書きだが、写真1のコネクター部分を正面から見るとこんな風に見える。
左がFIT、右がインサイト。

FITもインサイトも配線は5本だが、コネクター形状が違うのでFITのコネクターそのままではインサイトのスイッチに接続することはできない。

配線図から各色の配線位置はわかったので、FIT用のコネクターを分解し、インサイト用に合うようにする。

まずはFITのコネクターをバラす。

コネクターはリテーナーと呼ばれる配線抜け防止がある為、まずは先の尖った物などでリテーナーを持ち上げる。

FITコネクターを正面から見たところ。

写真の赤矢印の部分のコネクター内部にツメがあり、端子はそのツメでも固定されていてリテーナーを持ち上げただけでは外れない。

ツメも持ち上げる為、赤矢印部の端子とコネクターの僅かな隙間にクリップや安全ピンの先などを突っ込み、内部のツメを外す。

端子下にピンの先を突っ込み、ピンの先を上方向に持ち上げるような感じにするとツメが外れるので配線側から引っ張り端子を抜く。

ピンボケだが、端子を1つ抜いた。

同じ要領で5本全てを抜き取る。

Vol.2に続きます。