FITのグローブボックスには照明が一切ないので、以前から取り付けようと思っていたが、ボックス内部だけでなく黄色の枠で囲った小物置場？も照らす方法がないか考えていた。

今回ようやく良さそうな方法を思いついたので挑戦してみた。

ボックス内の照明はボックスの蓋の内部に、小物置場の照明は同じくボックスの蓋の裏側（青線部分）にテープLEDを取り付けようと思う。

ボックスをクルマから取り外す。
上段のボックスの蓋は2ヵ所のビスでツメで固定されているだけ。
ビスを緩めてツメを外せば簡単に取り外せる。

外した蓋部分を家の中へ持ち込み作業した。
まずは小物置場用のテープLEDを裏側のフチ（キズ防止用のゴム足のある辺り）に貼り付ける。
蓋には開け閉め用のレバーがあり、その可動部には貼れないので左右に分割した。

助手席に座った状態で見て、レバー左側に6個、右側に3個の青のテープLEDを貼り付けた。
配線はテープLEDに付属のモノは使用せず、新たに黒の極細線を取り付けた。
更に目立たないよう＋、－とも黒い線を使用した。

貼り付け終了後の状態。

ボックス内照明は白の正面発光のLEDテープを貼り付けた。
この位置に貼り付ければ、クルマに装着すると光源は見えなくなる。

小物置場用のLED配線は蓋の隙間を利用して奥側まで取り回す。

装着後に配線が出てこないよう、取り回した後に、黒のホットボンドで隙間を埋めた。

蓋の左右を取り回し、蓋側に出ている内部用、小物置場用の配線を1ヵ所に集める。

これをクルマに固定する側のパーツに取り回す。
装着後に目立たないよう蓋の足部分を使い固定するパーツの方へ引き込んだ。
可動部分は断線防止の為、少し余裕を持たせ、熱収縮チューブを使い1本にまとめた。

照明用のスイッチはエーモンのマグネットスイッチを使用した。
蓋を閉めたときに内部になる部分にマグネットスイッチを取り付ける。

写真で少し確認できるが、マグネットスイッチは配線が3本出ている。
赤線は電源（今回はイルミ配線に接続）、黄色線、白線は2つのマグネットの位置によって電気の流れる線が切り換わる。
2つのマグネットが近づくと黄色線に、離れると白線に電気が流れる。

今回は蓋が閉まっているときは小物置場用、開いている時は内部用のLEDを光らせたいので、黄色線に小物置場用、白線に内部用の線を繋ぐ。

小物置場用のLEDは蓋を開けたときに見えてしまうので、少しでも目立たなくする為にスモーク調のクリアファイルを切ってカバーにした。

クリアファイルを切った物をLEDテープに被せて貼り付ける。
テープ自体も目立たなくする為、貼り付けには黒のカッティングシートを使用した。

VOL.2に続きます・・・