青森明の星短期大学
2012年7月20日(金) 東奥日報 ニュース



■ 朝野球の平内支部無期限出場停止

写真
平内支部の無期限出場停止処分を決めた理事会で発言する神理事長(左)
−PR−


 県朝野球連盟平内支部が架空のチームを参加登録し試合を捏造(ねつぞう)していた問題で、同連盟は19日、青森市内で緊急理事会を開き、同支部および支部登録選手の無期限出場停止と、同支部の過去の戦績を抹消する処分を決めた。同支部が架空チームを登録していたのは5年ほど前からだったことも判明。同支部を除く33支部については、各地区を担当する理事がそれぞれ「同様の不正は行われていない」と明言した。

青森スポーツの関連記事を見る  

 理事会に出席した平内支部の理事は冒頭、「どのように謝罪しても謝罪しきれない。どのような処分も受け入れる」などと述べた。不正を行った理由については、参加チーム数に応じて決まる県大会の地区出場枠が減らないようにするため、チーム数を水増ししたと説明した。5年ほど前から、実在しない「ファイターズ」という架空チームと、実在はするが朝野球に登録していない「平内B・B」の計2チームを、実在しているかのように装い、架空の試合結果を伝えていたという。

 同支部内ではこれまで、架空の試合結果が東奥日報紙上に掲載されていたことについて疑義を訴える声があったという。だが、この理事は「私に一任してほしい」などと答え、事実上黙殺していた。

 理事会では、同支部の全13チームの無期限出場停止と、これまでの優勝13回などの成績を全て抹消する処分を決定した。不正の中心だったこの理事の行為だけでなく、架空チームの対戦相手とされたチームの関係者らも事実上、これを黙認していたことを考慮しての処分だという。

 また、平内支部が所属する東郡からの県大会出場枠は従来2だったが、同支部の処分による参加チーム数の減少に伴い、これを1とすることを一部の理事が提案、了承された。

 同連盟は、平内支部に役員一新を含む再生のための報告を、月内に提出するよう求めた。8月3日に常任理事会、同11日に理事会を開き、規約の規律・罰則の改定と再発防止策について決定する。

 神忠勝理事長は「このようなことのない、県民から信頼される組織をつくりたい」と述べた。また、9月に行われる県大会以降に「自身の進退をはっきりさせたい」として、理事長職を辞任する意向を明らかにした。

県外限定!!「東奥日報電子版」
パソコンでその日の東奥日報がまるごと読めます
購読のご案内、申し込みはこちら >>クリック




PR ・父の日の贈り物に帆布のバッグはいかが?【47CLUB】
・【47CLUB】全国の地方新聞社厳選の商品をお取り寄せ!
・東奥日報CD縮刷版 購入はこちら
・》健康のためにスッキリ計画をはじめる人が増えてます《
・講座は選べる300から日本マンパワー
・モンド最高金賞受賞!ニッピコラーゲン

HOME
三八五流通食品部
青森県神社庁
ビジネス支援チャンネル
47club
47news
 東奥日報
ニュース速報
メール配信サービス
Web広告の申し込み