兵庫県赤穂市で、中学生が小学生に暴行を加える動画がネットに投稿された問題で、小学生が被害届を提出し、警察は、暴行などの疑いで捜査を始めました。
動画は今月８日、赤穂市内の公園で撮影されたものです。市内の中学３年の男子生徒（１４）が、小学６年の男子児童（１２）に対し、一方的に殴る蹴るなどの暴行を加え、笑いながら、「面白い動画になる」と話す音声も含まれています。これまでに男子中学生らは、「遊びだった」と話していますが、赤穂市教委は明らかな暴力行為で、「いじめ」にあたると判断し、調査を進めていました。そして２３日、小学生が被害届を提出したため、警察は、すでに別の傷害事件で逮捕している中学生について、暴行などの疑いで事情を聴くなど、捜査を始めました。市教委によると小学生は、「別の生徒からも４〜５回、同じような暴行を受けた」と話しているということです。
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