奈良県田原本町で、1歳の長女を殴り意識不明の重体にさせたとして逮捕された母親が、育児放棄の疑いで指導を受けていたことがわかりました。
長女を出産した当時、米沢聖代容疑者(22)が住んでいた三宅町によりますと、長女は出産の4ヵ月後、体重は4.5キロしかなく、そのひと月半後には、体重が減っていたということです。去年11月、保健師が家庭訪問した際、親族が、「長女が入院している間、会いに行くこともほとんどなかった」と話したため、町は、育児放棄の疑いもあるとみて、毎月体重を計るようにするなどの指導をしていたということです。
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