 |
2012年7月24日(火) 19:14 |
|
 |
ウナギ高値、今年の土用の丑は
価格が高騰するウナギに変わって、今年はアナゴやそれ以外のものが注目を集めています。 土用の丑の日に向けて、飲食店なども去年までなかった販売作戦を進めています。
タレをたっぷりつけ、網の上で焼かれているのはウナギではなく豚肉―。 岡山市北区の豚の蒲焼専門店「かばくろ」です。 全国的な不漁でウナギの価格が高騰する中、4分の1ほどの価格で食べられる豚の蒲焼、いわゆる「ぶたかば」が人気を集めています。 土用の丑の日には「う」のつくものをということで、店では、商品名を期間限定で変更し商戦に挑みます。 また、ウナギの代わりにと注目されているのが、価格が半分程度のアナゴ―。 岡山市南区の丸友山地商店では、土用の丑の日に向けて、1日1トンのアナゴを焼きアナゴに加工するなど、対応に追われています。 全国の業者やスーパーから問い合わせが相次いでおり、注文は、去年と比べて2割から3割増えているということです。 ウナギと同様に品薄の状態で、注文を断らざるを得ないこともあると言います。 れでもやはりこの時期に食べたいのは ウナギ―。 岡山市北区の川魚専門店では、価格が例年と比べて300円前後上がっていますが、愛知県産の良質のウナギを提供し、味で勝負する考えです。 奮発してウナギにするか、それとも代わりのものを選ぶのか―。 土用の丑の日を前に、財布とにらめっこの日々が続きそうです。
|
|