社会

飲酒問題で第三者委員会を設置
(北海道)
小樽商科大学のアメフト部で飲酒した未成年の男子学生が死亡した問題で、大学は再発防止のため、弁護士などでつくる第三者委員会を設置しました。

第三者委員会には弁護士や医師のほか小樽市の教育委員など、大学関係者以外の4人が選ばれました。19歳の男子学生1人が死亡した小樽商大アメフト部の飲酒をめぐっては、大学側が、明確な強要はなかったとする調査結果をまとめ上級生らに対して無期停学などの処分を行いました。第三者委員会は再発防止策やこれまでの大学の調査や処分に問題がなかったかどうかについて検証します。
(第三者委員会・菰田尚正弁護士)「学内の調査委員会の結果に対して事実を確認する」
(小樽商大・山本眞樹夫学長)「学生も厳罰主義の大学は嫌だと当然思っているはず。学生の自治が働いてくれることを期待しているし、そうなると信じている」
第三者委員会では、今後、検証を重ね9月をめどに再発防止策などを報告する見込みです。
[ 7/24 20:26 札幌テレビ]