日本サッカー協会の大仁邦弥会長(67)は24日、ロンドン五輪で初の金メダルを狙うなでしこジャパンの1試合あたりの勝利ボーナスをこれまでの3倍に引き上げたことを明らかにした。
五輪視察のため、成田空港から出発した大仁会長は「金額は言えないが、女子の勝利ボーナスは安すぎた」と説明。詳細は明かさなかったが、12日の理事会で承認を受け、選手一人あたり20〜30万円程度に増額したとみられる。男子のA代表はW杯で1勝すると200万円、W杯予選やアジア杯でも30万円。それに比べるとかなり少ないが、それでもメダル奪取を狙うチームには後押しとなるはずだ。
昨年の女子W杯優勝時には、当時の小倉純二会長のトップ判断で、日本協会規定の大会優勝ボーナス150万円とは別に、選手一人につき500万円の臨時ボーナスを支給した。今回の五輪でも結果次第では、大仁会長の判断で臨時ボーナス支給の可能性もある。また、なでしこがメダルを獲得した場合、凱旋(がいせん)試合の開催を検討し始めている。
大仁会長は「なでしこリーグもあるし、凱旋試合をするとすれば、Uー20女子W杯の後になると思うが…。始まる前から考えてもね。終わってからいろいろ考えます」と話し、女子では史上初のW杯−五輪の連覇に期待を込めた。 (相原俊之)
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