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大津市 第三者委人選に遺族の意見も7月21日 6時52分
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大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、再調査に当たる第三者委員会について大津市は遺族側の意見も聞いて委員の人選を行い、会議の開催ごとに進捗状況を公表するなどとした基本方針を固めました。
この問題で、大津市の越市長は、これまでの教育委員会の調査がずさんだったとして、再調査のための「第三者委員会」を近く設置する考えで、このほど基本方針を固めました。
それによりますと、委員には大学教授や弁護士などから最大で5人程度を起用し、人選にあたっては、最終的には市が決定するものの、遺族側からも意見を聞くとしています。
また、調査の進め方については、これまでの教育委員会の調査資料を検証するとともに、生徒に事情を聞く場合は委員自身が行うとしています。
さらに、会議はプライバシーに配慮して非公開で行いますが、開催ごとに進捗状況を公表し、最終的な調査結果は報告書にまとめて公開するとしています。
大津市は、遺族の理解を得たうえで第三者委員会を設置する考えで、越市長が今月中にも遺族と会って、こうした方針を正式に伝えたいとしています。
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