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小沢が進める「放射能浄化」計画の仕掛人
「やればいいしゃないか」
4月9日、永田町の議員会館で男性が放射能汚染の新しい除染方法について説明し終わると、民主党の小沢一郎元代表はそう語った。
「新しい除染方法」とはさっくり言えば、銀をナノレベル(10億分の1)まで粉砕し、コラーゲン溶液に混ぜた液体を汚染された土壌などにかけるというもの。
考案者は東京都板橋区職員の阿部宣男氏(56)。
阿部氏は茨城大大学院理工学部卒。ホタルの研究論文で博士号を取得し、板橋区内の「ホタル生態環境館」で24年間、研究に携わってきた。除染方法についてのヒントはホタルだった。
「ホタルは光を発するための発光細胞と反射細胞があります。自然界が発する放射能が0,5μマイクロシーベルト以上あるとその細胞が破壊され、発光しなくなる。発光はオスの求愛にもつながる種の保存の行為。そのため、汚染地域の水質改善を研究して辿り着いたのが、ナノ純銀なのです」(阿部氏)
ホタルは河川などの汚染に敏感で、いわば[自然界のガイガーカウンター]だという。原発事故後、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の情報と照らし合わせると放射能汚染が高い地域でホタルは激減していた。そこで阿部氏は、水質浄化のために使っていた技術を改良。溶液に混ぜるナノ純銀の比率を変えながら何度も試し、「140回以上もの実験を重ねた」(阿部氏)ことで、除染に効果的な比率を突き止めたという。溶液を汚染された土にかけると、明らかに放射線量が「減った」と確認されたのだ。
試験実績として、たとえば福島県郡山市で汚染水3万2100ベクレルから瞬時に82ベクレルに低減(昨年12月10日)日本原子力研究開発機構(東京都市大学に委託)では汚染土15万991ベクレルが10万5676ベクレルに低減(今年3月27日)ーーーーといった測定結果を得た。これで除染作業に貢献できると思った。
だが、「さまざまな関係機関に相談してもなぜか話が進展しない」と阿部氏は話す。そこで頼ったのが「原発問題を最優先に解決すべき」と持論を訴えていた小沢氏だった。「小沢先生はやってみる価値があるといってくれた」(阿部氏)
とはいえ、党員資格停止中の小沢氏は自ら率先して動けない。そこで[仕掛人]に指名されたのが、森ゆう子前副文科相。森氏は1月末、阿部氏の相談を受けていたが、消費増税法案の閣議決定に造反し、副文科相を辞任。計画は白紙に戻った格好だ。
森氏が言う。
「少しでも除染の可能性があれば試みるべき。しかし、役所は各部署で縦割り。『予算の枠内で』『決定したことは変えられない』などと既得権益ばかり守ろうとする。それを変えない限り、放射能浄化は遠のくばかり。今後は自由な立場で働き掛けていきたい」
除染ひとつにも霞ヶ関の壁が立ち塞がる。これでは汚染地域は浮かばれない。
ジャーナリスト・山田厚俊
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早く国策でナノ純銀除染法をしないと東北、関東はゴーストタウンになってしまいます
マスコミ、テレビの大本営発表を信じて、「原発事故は収束したしまだ放射能のこと言ってるの
ウクライナの同じような人々、チェルノブイリ事故後3~5年後に 汚染は本当だったと気づいた時には遅かった
ナノ純銀除染法でも、放射線核種により 半減期が何万年と長いものの低減には時間がかかる事が分かっています
だからこそ早く国策でナノ純銀除染法をしなくては手遅れになります(__)
但し、それには随分時間がかかりそうです
それまでは、避難するか、 ナノ純銀有償サンプルで自分の身を守ってください
さくら優奈