マニラ 殺人容疑で邦人男逮捕

7月24日 19時32分

フィリピンのマニラに住む５６歳の日本人の男が、拳銃でフィリピン人の親類などを撃って、１人を殺害、５人にけがをさせたとして、殺人の疑いなどで警察に逮捕されました。

フィリピンの警察によりますと逮捕されたのは、マニラ首都圏マリキナ市に住む、松尾国光容疑者（５６）です。
松尾容疑者は、２２日の夜、マリキナ市内にあるフィリピン人の妻の親類の住宅など、３か所で拳銃を発砲し、妻の弟を殺害したほか、６歳の女の子を含む５人にけがをさせたとして殺人などの疑いが持たれています。
警察によりますと、事件当時、松尾容疑者は、酒に酔っていたということで、２３日、知人の家にいたところを警察の捜査員に逮捕され、調べに対して「親類が借金を返さずトラブルになった」などと供述しているということです。
松尾容疑者は「１１年前に福岡県から来て、タクシー業を営んでいた」と説明しているということで、警察が詳しい動機やいきさつについて調べています。