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小豆島で結核の集団感染7月24日 18時32分
香川県の小豆島にある医療機関で、入院患者と職員合わせて31人が結核に集団感染し、このうち5人が発症していたことが分かりました。
香川県によりますと、感染が広がるおそれはないということです。
香川県によりますと、ことし4月、小豆島にある医療機関から、入院患者を対象にした定期検診で2人が結核に感染していることが分かったと県の小豆保健所に届け出がありました。
このため保健所と医療機関が、同じ病棟に入院する患者や患者と接触のあった職員、合わせて70人を検査したところ、24日までに入院患者と職員、合わせて31人が結核に感染し、このうち40代から60代の男性患者5人が発症していることが分かったということです。
県によりますと結核を発症した患者は、専門の医療機関に移すなどして治療を続け、症状の重い人はいないということです。
また感染が起きたのは外部との接触がほとんどない入院患者の病棟で、感染が広がるおそれはないということで、県は医療機関名を公表していません。
香川県内で結核の集団感染が報告されたのは平成11年以来、13年ぶりだということです。
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