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熱中症 1週間で5400人余を搬送7月24日 17時26分
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各地で梅雨明けし、気温が上昇した22日までの1週間に熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は、前の1週間の2倍以上の5400人余りに上ったことが分かりました。
また少なくとも17人が死亡し、総務省消防庁などでは、こまめに水分補給をするなど注意を呼びかけています。
総務省消防庁によりますと、今月16日から22日までの1週間に、熱中症とみられる症状で病院に運ばれたのは、全国で5467人に上りました。
これはその前の1週間の2倍以上で、特に東日本から西日本の広い範囲で梅雨明けし、各地で猛暑日を記録した今月17日には、1日で1323人が搬送されました。
また、総務省消防庁と東京都監察医務院によりますと、滋賀県や東京都など全国の11の都府県で少なくとも17人が熱中症とみられる症状で亡くなりました。
東京都内では80歳以上の高齢者4人がいずれも屋内で死亡しており、このうち2人は夜間に亡くなっていましたが、いずれもエアコンを使っていませんでした。
25日以降も各地で猛烈な暑さが予想されており、総務省消防庁などでは、こまめに水分を補給することや室内の温度が28度を超えないようにエアコンや扇風機をうまく使うことで、熱中症を予防するよう呼びかけています。
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