米下院の慰安婦決議案採択5年行事 24日に開催
【ワシントン聯合ニュース】米下院による旧日本軍慰安婦決議案の採択から5年を迎えることを記念する行事が、24日にワシントンの米下院で開かれる。国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルや、米政界に大きな影響力を持つ全米黒人地位向上協会(NAACP)も参加する予定だ。
韓国系米国人らの民間団体、市民参与センターのキム・ドンソク常任理事が22日、明かにした。キム理事は「米国内で慰安婦問題に対する関心が高まっていることを示す」と話した。
米下院は2007年7月、第2次世界大戦当時の慰安婦問題に関し、日本政府の正式な謝罪と歴史的な責任を求める内容の決議案を採択した。市民参与センターは採択過程で大きな役割を果たし、今回の記念行事も主導する。
同行事には、議会に決議案を発議した日系3世のホンダ議員ら多数の米議員が参加する。また、韓国挺身隊問題対策協議会の常任代表と、毎週水曜日に在韓日本大使館前で慰安婦問題解決に向けた集会に参加している元慰安婦女性らも出席する。
キム理事は、米政府が国連に慰安婦決議案採択を促すよう、米議員に働きかける考えだ。
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