ペットフードの安全性
ペットフード(愛がん動物用飼料)の安全性の確保に関する法律が、平成21年12月より環境省、および農林水産省から出されました。
内容は、成分規格および製造方法に合わない犬や猫用ペットフードの製造や輸入、販売は禁止するというものです。さらに、平成22年12月からはペットフードに、名称、原材料名、賞味期限、製造業者等の名称または住所、原産国名の記載が義務付けられました。
有害で成分が入ったペットフードが流通された場合には、農林水産大臣および環境大臣が、製造業者、販売業者、輸入業者に対し、廃棄、回収などの命令ができるようになりました。
また、トラブルに備えてペットフードの製造業者などへの立入検査などが行えるようになりました。ペットブームにあやかり、動物だからといって安易な考えでペットフードを作る業者の意図が見え隠れしています。いつの時代も悪徳業者が行う行為などで、法律が新しく出来たり、改正されているのがよくわかります。