動物愛護管理法改正案のメリット
環境省がすすめるペットのネット通販の禁止や、夜間の販売時間を制限する「動物愛護管理法改正案」が成立したら、ペット業界はどうなるのでしょうか。ネット通販をしている人は、申し込み者がいなくなることで店舗をたたむかもしれません。
或いは、販売時間の制限で来客が減るかも知れません。しかし、よく考えてみるといずれもペットにとってはストレスがかかる事態から開放されるわけです。逆に店舗にとってみれば、売上げが減るということも考えられます。
とても変な話です。ペットにストレスがかかれば売上げが伸びる、ペットが開放されれば事業者が困る、という図式になっているからです。動物愛護の観点でみれば、この構図を変えることで動物を救えると考えられているのでしょう。
実際にペットのストレスが少しでも減るのであれば、「動物愛護管理法改正案」の成立も間違いではないでしょう。ペット販売に関しては、ストレスフリーを優先して事業者も時間を制限したり、飼い主に店舗まで足を運んでもらうように努力しましょう。