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事件
【放射能漏れ】警報付き線量計鉛カバー使用は5人か 数十分作業、発注元調査
2012.7.23 14:19
東京電力福島第1原発事故の収束作業を請け負った建設会社の作業員が警報付き線量計(APD)を鉛板のカバーで覆っていた問題で、カバーを装着していたのは5人程度で、作業時間は数十分だったとみられることが23日、分かった。建設会社に作業を発注した東京電力グループの「東京エネシス」(東京)が明らかにした。
作業を請け負った福島県郡山市の建設会社「ビルドアップ」は21日、「9人が使った」としていた。
東京エネシスによると、現場にいた作業員9人のうち、装着を指示した役員を含む5人が使用を認め、3人は使っていないと答えた。残りの1人については確認が取れていない。
関係者によると、装着を指示していたのは50代の役員。昨年12月1日、宿舎で作業員に鉛板のカバーを示し、翌日の作業で装着するAPDを覆うよう求めたとされる。
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