30日午前0時10分ごろ、静岡市清水区蒲原の東名高速上り線の蒲原トンネル内で、神戸市東灘区向洋町中1丁目、運送会社社長兵頭粂夫さん(71)運転の大型トレーラーが側壁に衝突し、積み荷のオイル缶約80個が散乱した。後続の名古屋市の会社員(42)が運転する乗用車が缶に乗り上げて出火したが、けが人はなかった。
この事故の影響で、清水インターチェンジ―富士インターチェンジ間の上り線が、午後0時半ごろまで約12時間半にわたり通行止めとなった。缶に入っていたエンジンオイルなどが道路流出し、処理に時間がかかっているという。