■ 「日本人預金山分け」韓国人から詐取
「津波で死亡した日本人の預金を山分けしよう」などと持ちかけて韓国人から金をだまし取ったとして、国際詐欺集団が摘発されました。
韓国の警察に摘発されたのはインドネシアやナイジェリア国籍などの男女5人です。 5人は今年3月、外国人の文通相手を求める「ペンパルサイト」に登録していた韓国人の73歳の男性に女性の名前でメールを送信し、「自分が勤めるマレーシアの銀行に津波で一家全員が死亡した日本人の預金が420万ドルある。親戚を装って相続し、山分けした後、一緒に住もう」と架空のもうけ話を持ちかけました。韓国人の男性は関連費用として10万3000ドルを4回に分けて送金しましたが、その後も送金を追加するよう要求があったことから不審に思い、韓国の警察に相談して事件が発覚しました。 警察は5人のうちインドネシア国籍の34歳の女を逮捕するとともに、ほかにも余罪があるとみて調べを進めています。(23日21:59)
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