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森元首相立候補せず 自民党内の声は
7月23日 17時13分

森元首相立候補せず 自民党内の声は
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自民党の森元総理大臣が次の衆議院選挙に立候補しない意向を固めたことについて、自民党内からは、かつて自民党が野党の時代に幹事長に就任し、政権復帰に貢献した森氏の経験は今後も貴重だという声や、「世代交代は必要だ」として評価する意見が出ています。

森元総理大臣は、22日、石川県能美市で開かれた会合に出席し、次の衆議院選挙について、「75歳を過ぎて、いつまでもやっているわけにはいかない。新しい人が道を切り開いていくためには、道をいくらでも譲る」などと述べ、立候補せず後進に道を譲る意向を固めたことを明らかにしました。
これについて、茂木政務調査会長は記者会見で「森氏は、平成5年に自民党が野党になり、その後、政権に復帰したときの幹事長であり、総理大臣も経験して、国際的にもさまざまな人脈を持っている。こうした経験や知恵は、今の内外の課題を解決し、政治を立て直していくために、大変貴重だ」と述べました。
また、かつて森氏が会長を務めた派閥に所属していた、山本一太参議院議員は記者会見で「世代交代は必要なので、森氏が引退を決意したことは、日本の政治のために望ましい姿だ。森氏は外交手腕のある人で、国会議員を辞めたあとは、自由な立場から日本外交のために手腕を発揮してもらいたい」と述べました。

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