氷菓・第14話

客寄せに利用された摩耶花、だから翌日約束の本を持って行けなくても河内先輩は気にする様子も無いばかりか、そもそもその本の事をちゃんと知っていた。きょとんとする摩耶花だが、それはそれとして翌日になって摩耶花のコスプレが変わっている。誰だあれ?と思ったがEDを見るとひみつのアッコちゃんの様に書かれているのだが、ああ言う服だったっけ?

河内先輩があっさりしているのに対して、後ろに立っているボーカロイドのコスプレ部員の視線が何となく冷たい。これ、どうにもボカロキャラが悪役の様に見えるのでいかがなものかw

えるは今日も「氷菓」の委託先を探しに行く。今日はあの自主制作映画の時に協力した2年F組の入須先輩の所へ。あんな事もあった事だしえるの頼みだし、とそう言う理由なのか、入須先輩は氷菓の委託を引き受けてくれる。但し条件として150円に値下げしろと。2年F組のパンフと一緒で200円として販売するからと。パンフは50円。払う時に50円の端数があるよりは200円の方が売りやすいから。

見本誌をよこせと言う入須先輩の手にお手をするえるたそw
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それにしても天然と言うのは凄いもので、あの入須先輩に「先輩は人に頼み事をするのが上手」と言ってその秘訣を教えて貰おうとする。これには流石の入須先輩も引いてそのコツを教えるのだが・・・えーと、入須先輩、いつもそんな事考えてるんですね。怖い人ですね。

店番をしている?奉太郎の所にはハロウィンのオバケが登場。何しに来たのかと思ったら、製菓研究部がお菓子の販売に来たのだ。製菓研究部の二人は机の上にあったあのモデルガンを発見し、これ小道具に丁度いい!と言ったので奉太郎はそれをくれてやる事に。ついでにクッキーと「氷菓」を交換しようと。お礼に製菓研究部がくれたのは薄力粉。クッキーを作って売っていたくらいだから薄力粉のあまりがあったのだろう。とは言ってもまたもや藁しべ長者は順調らしい。

さて、いよいよお料理対決。だがその前に摩耶花はポスターを描く事になっていた。ポスターの早描き勝負に巻き込まれ、またも客寄せに使われる。それにしても先輩早いうまい安い
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摩耶花を欠いたままお料理対決が開始。料理研究会の部長は杉田かよ!しかもノリノリw
あとから分かるが、顔がお面してたのかと思った顔そのまんまじゃん。

三人が順番に料理を一品以上作って行く。材料は最初に中央のテーブルから確保。まずは里志が豚汁を作り始める。あんなに料理対決を楽しみにしていたくせに意外に事前の演習が出来ていない。若干手順を迷いつつ豚汁を完成。二番手のえるが凄い。凄まじい手際で次々と料理を完成させて行く。凄い勢いで・・・、これが実は落とし穴。遅れながらも何とか参戦した摩耶花(でもおかげで登場から目立ったね)が立った時にはもうほとんど材料が残されていなかった。僅かにネギとかニンジンとか、中央のテーブルまで行ってもタマネギだけだけとか。一品も料理を作れなかったら失格と言うので、じゃあそれでサラダでも作ったらどうよとも思ったが、それじゃ勝負は投げ出す事になりそうだしね。考えあぐねている所を奉太郎が見つけ、里志を呼びつける。

奉太郎から受け取ったのはあの藁しべ長者で手に入れた薄力粉。ああ、これがあれば天ぷらが作れる。野菜を刻んで海老の頭を刻んで、薄力粉を溶かし、天ぷらに・・・あれ?おたまがない。何とかおたまが調達できて、時間との勝負でかき揚げ丼が完成した。完全に古典部、注目を浴びたね。優勝もさらったし。

さて、おたまが無かったのが実は神谷祭編の最初から続いているミステリーのひとつ。これも怪盗に奪われたのだ。でもメッセージカードには「十文字」と。


それにしてもえるは今回で一層「お嫁さん」にしたい度を跳ね上げたなあ。
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TARI TARI・第4話

来夏達に伴奏をつけてくれたじいさん達は、実はプロだった。コンドルクインズと言うバンドで、嘗て来夏が祖父と一緒に聴いた事のあるバンドだった。これで来夏の反応ががらりと変わる。コンドルクインズのファンの目に変わって、海の家のステージを無条件に譲ってしまうのだ。ところがこれが紗羽には面白くない。だって、合唱部やるぞ、その活動としてステージを獲得するぞ、と息ましていたのは来夏じゃないか。

そんな事はおかまいなしに、来夏はコンドルクインズを紗羽のお寺に泊めてやりなよと言う。部屋が余ってるんだし。これにはコンドルクインズの方で、キャンピングカーがあるからと辞退。じゃあその駐車場としてお寺の一角を貸す事になった。

来夏のファン行動はそれに止まらず、翌日の練習は休んで良いかと紗羽に言う。と言うのもコンドルクインズの演奏があるからそれを聴きたいと。これには遂に紗羽が怒って合唱部の事をどれだけ真剣に考えてるのよ、バカ!おたんこなす!と。おたんこなすとか、久しぶりに聞いたな。
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和奏を追いかけ回していたスペイン語を話す外国人、とうとう自転車に乗ってまで和奏を追いかけていたのをウィーンが発見。タクシーで追跡して実力で阻止する。これで漸く和奏を追いかけていた理由が判明。和奏の母親の事を知っていて、和奏が母親に似ているのと、自転車に書かれていた名前から娘と確信して追いかけていたのだ。最初から日本語で話せよw

そしてこの彼がコンドルクインズのひとりだった。コンドルクインズの三人とも和奏の母まひるの事をとても懐かしく語ってくれる。

随分と合唱部に縁のあるコンドルクインズだったが、ステージの方は譲れないし、譲って貰わない。来夏はまだ歌手が決まっていないお店を聞いてそこに向かったところ、一足違いで先約が入っていた。でもその先約とは和奏。合唱部はこの花屋で歌う事になった。

衣装まで・・・気合い入りすぎだろw
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観光客とかの多い場所ではないので、観客は近所の子供達だけだったが、彼らには喜んで貰えた様だ。ちょっとは手応えがあったのだろうか、あんな寂しいステージでも。一番合唱部とは関係無い筈だった田中大智のやる気の持続が気になる。

そして今回、結局和奏はステージに立ってないんだよね。練習にも来ていないし、練習の様子も描かれないし。だからEDでもひとりだけまだ背を向けて座っている。
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ココロコネクト・第3話

姫子が太一の身体で藤島に向かって「伊織は俺のものだ!」と宣言。二人の交換が解消して太一は姫子に何であんな事を言ったのかと問い詰めるが、姫子は伊織の為だと。まあ藤島につきまとわれるのは伊織にとっては困り事だろうし。ただ、姫子の見立てだと伊織は他に見た事も無い程不安定な子だと言う。うーん、妙に明るい一辺倒な面があったが、そう言う見方があるか。そして太一は自己犠牲野郎で鈍感野郎だと。鈍感野郎かもしれないが、姫子の言った事は太一にちょっとは伝わった様だ。果たして伊織の事をどれだけ太一はこの後気遣えるのか。

なんて話のあと、唯と姫子が妙なビデオを撮っている。
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あー、こりゃ入れ替わったか。まあ義文の企みは分からんでもないが、太一まで片棒を担いで姫子の身体で遊ぶかよ。

そこにすぐには帰って来ない筈だった太一(中身は唯)と義文(中身は姫子)が帰って来て現場を目撃。ヤバイビデオを撮影していたとすぐに理解した姫子が唯に命じて二人の携帯を奪取する。こんな事してちゃ姫子が言っていた様に入れ替わり現象でいつか文研部の誰かが、特に伊織あたりが深く傷つく事になりかねない、と言うのが起きてしまいそうじゃないか。それにしても時と場所を選ばないんだから、プライベートが無くなったみたいなもんだな。例えば自分だけの日記を書いている時に入れ替わったら、嫌でも読まれてしまうだろうに。心の入れ替わりだから心の中身を読まれないとしても書きかけの日記は読まれてしまう事になろう。

4人で入れ替わった様だが、伊織が居ない。用事で先に帰ったと言うが・・・

入れ替わりが戻ったところで義文が迂闊な質問を唯に発する。唯の身体に入っている時に男が近くに来ると身体がびくんとなる、ひょっとして俺たちも怖いのか?と。これは唯に関する大事な心の話になるのだが、その前に、そんな反応をすると言う事は入れ替わり現象は脳の一部の現象と言う事か。そりゃまあ小脳のあたりに入っている情報まで入れ替わったら色々困りそうな気もするが、このあたりは深く突っ込んだら訳が分からないと言うか辻褄の合わせ様がなくなりそうでもある。

で、唯の話だ。唯は震えながらそんな事はないと否定するが、その様子は流石に義文にはすぐに分かった。迂闊な質問をした事を謝るが、見透かされたのを悟った唯はその場を逃げ出す。姫子は唯のフォローの為に追いかけ、太一と義文の二人で帰る事になるが、その帰り道に太一はあっさりと「どうやって桐山を救ってやる事ができるんだろう」と言ってのける。あせる義文。

ところがその夜唯と入れ替わるのが太一だ。フウセンカズラ、見透かして入れ替えてるだろw
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その時に唯は太一に嘗て空手の技量をたのんで男に油断していた唯がある日男に襲われそうになり、力負けしてその場を逃げ出すしかなかった、そんな過去の記憶があるせいだと明かす。太一はそれなら今からお前が絶対男なんかに負けないと言う事を証明してやると言う。唯の身体を掴ませたところで思い切り金蹴り。

これは痛い!w
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どれだけ痛いのか身を以て知る唯。
そしてまた入れ替わりが解消。ああ、痛いですね、太一。

これによって唯は男に力ではなく技で対抗出来る事を実感する。少しはトラウマが晴れたろうか。翌日の太一への反応が晴れ晴れとしている。恐ろしく勘の良い姫子は昨晩太一と唯が入れ替わってその時に何かあったのだろうと察する。入れ替わりにも良い影響がある時があるんだなと。だが、そんな姫子に異変が。

文研部の三人の女の子はそれぞれ何かあるんだね。
唯はひょっとしてもう今回でほぼ解消したのかもしれないが。

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じょしらく・第3話のうん○ビル

じょしらくが何気に酷い(一応褒め言葉w)。

今回は浅草編で
蕪羅亭魔梨威「私に運をお授け下さい!」
防波亭手寅「(うん○が)くっついた、みたいな」
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あーあ、そりゃ浅草のアサヒビールのうん○ビルはうん○で有名だけど、こんな公共の場で言っちゃうとかなあw

アンサイクロペディア(重いよ):ウン○ビル

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アクセル・ワールド・第15話

ブレインバーストしてアバターでのデュエルになってもきっと春雪は負けるんだろうなと思っていたが、想像していたのよりも酷い事態になった。

最初は調子に乗って「他人から卑怯な手でポイントを貢がせて得たレベルなど、本当に戦ったらこんなものだ」とかシルバー・クロウはぬかしおりますが、そこは調子に乗っちゃらめー。最後に逆転の必殺技がダスク・テイカーから繰り出される。あの触手みたいなのを切り落とした時に「前の持ち主」と言っていたのと、OPでダスク・テイカーが翼を持って飛んでいたのとで、ああ、そうかこいつの必殺技は相手のアビリティを奪うのかと、その時点で漸く気がついたが、まさにその通り。

シルバー・クロウは飛行アビリティをダスク・テイカーに奪われてしまう。これは痛い。あの飛行アビリティこそはシルバー・クロウ=春雪のレーゾンデートル。あれを失ってはもう自分は何の価値も無い人間になってしまうと、春雪は恐らく能美が見てる以上にどん底に落とされている。
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これで飛行アビリティを返して貰う迄はずっと能美にポイントを貢ぎ続けなくてはならなくなった。千百合も春雪もこの事を誰にも話すなと釘をさされ、ふたりとも拓武にも話せない。いやあ、事情が分かる拓武には話した方が良いと思うのだが。話してもこれ以上事態は悪化しないだろうに。話さない方が事態を悪化させる。それでも拓武は我慢強かった。あれは千百合を巡ってもっと怒っても不思議じゃない状態だった。

春雪は次回またポイントを能美に貢がなくてはならないので、緑のレギオンまで出かけて行って戦いを挑もうとする。ところがやって来たのはあのアッシュ・ローラーさん。ああ、アッシュ・ローラー、今クールのOPを見た時からずっと気になっていた。だって仲良さそうにシルバー・クロウをバイクに乗せていたんだから。あのシーンが新しいOPの絵の中で一番気になっていた。そうか、ここでアッシュ・ローラーと戦って能美地獄からの突破口に辿り着くのか。

飛行アビリティの無いシルバー・クロウは今やアッシュ・ローラーにも全く歯が立たない。やる気のないシルバー・クロウを見て気の良いアッシュ・ローラーさんは事情を聞いてみる。なに、飛行アビリティを失ってもう僕はダメだって?は、何を言ってるんだおまえは、俺と戦った時の事を忘れたのかと。
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飛べなくなったシルバー・クロウを見てアッシュ・ローラーは思い当たる事があった。今晩、21時になったら無制限中立フィールドへ来いと。言われたとおりにやって来たシルバー・クロウをアッシュ・ローラーはバイクに乗せ(これか、この場面か)、旧東京タワーを登坂。登坂つーか、垂直走行なんだけど。頂上は緑の園で、そこにはアッシュ・ローラーの親にあたるスカイ・レイカーが居た。嘗て、シルバー・クロウが出現するまで一番空に近かったスカイ・レイカーが。
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レイカさん、って呼んで良い?w

そう言えば、今日アキバに行ったらブラック・ロータスに続いてシルバー・クロウのプラモが発売になっていた。大体1,050円~1,100円位のお値段。

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恋と選挙とチョコレート・第3話

選挙対策本部を立ち上げたショッケン部。とは言ってもショッケン部には選挙ノウハウが無い。会長選挙は予備選で泡沫候補を篩い落としてしかる後に本選挙が行われる。予備選では有権者の10%の得票が無いと本選挙に臨めない。生徒数が6,000人だから600票は獲得しないといけない。何の基盤も持たないショッケン部には予備選クリアすら難しい状況。

誰かノウハウを持ってる人はいないだろうか・・・

と言う所へ、現生徒会長にして治安部のトップ毛利夜雲がやって来る。裕樹が立候補を決めたと聞いて援助したいと言うのだ。その理由は、今回の選挙で財務部や総務部に政権が移ってしまうとその次の選挙で政権与党が有利になってしまうので、最低限中立勢力が勝ってくれるのが望ましいと言うものだ。
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なんだその利権集団w
実政治では政策やイデオロギーに基づいて政党は作られるだろうが(選挙の為に集まったせいで、党の綱領すら無い党もありますが)、財務部とか治安部とかそう言う集団じゃないよね。だから先に集団ありきでそれらが利権を奪い合うって事なんじゃないのか。

治安部の思惑は分かった。毛利が裕樹を応援する候補に選んだ理由は何なんだろうね。と言うのも、後でポスター貼りの場面が出てくるが泡沫候補を篩い落とすと言うのがよく分かるほどもの凄い数の候補が出ている。その中から何故裕樹を選んだのか。廊下で衝突したから?w 好意的に考えると、勝てる可能性があるからだろうなあ。一番の有力候補は財務部の皐月。その弱点は皐月によって仕分けされてしまう部の反感を集めている点。その仕分け対象の筆頭にあるショッケン部からの候補は反皐月派の良い旗印になるだろうと。

治安部の申し出を信頼しきれない千里は、まずは予備選に限ってそれを受ける事にする。こう言う仕切りは千里の方が裕樹より上だね。さっそく毛利の差配で選挙活動が始まる。裕樹と千里で後援会を組織、猿江愛と門前仲綺衣で票固めの署名活動。

裕樹と千里は有明美絵瑠と佐賀玲二に後援会の組織を立ち上げる依頼をする。自分達が動くのではなく、周りから盛り上げて貰うのが効果的と。で、この二人、誰だったっけ?w 丸メガネプロペラ男は何となく見た記憶があるのだが。条件付きで有明と佐賀は後援会を引き受ける事にした。二人も仕分け対象だった事もあり。

皐月と葉月が荒川ロックゲートの上で密談。この二人、姉妹なのか。苗字を気にしてなかった。そして姉妹とは言いながら何か曰くがありげな雰囲気で、皐月の方は葉月に何か含む物がある様子だ。
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この後皐月は千里と外回りをしていた裕樹を見つける。妙に嬉しそうな表情で近寄って行ったじゃないか。主人公補正すげーと思ったが、これも好意的に解釈すると葉月とのあの気まずい会話の後だからちょっとでも気の許せる会話の出来る相手が嬉しかったのかもしれない。ああ、好意的な解釈だなあ。

ポスターも貼った事もあり、皐月は裕樹の出馬を認識している。この時点で裕樹の選挙目的と組織力をどれだけ認識していたかは分からないがお互い健闘しましょうと。しかし、それを千里に見られて「なに敵と馴れ合ってるのよ」と。確かにね、裕樹の出馬の最大にして唯一の理由は皐月を倒す事なんだから。

裕樹の所には今晩の夕食のリクエストメールが入る。肉じゃがを作ってあげた相手は・・へ?
何だこの関係。
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選挙が始まって、1話・2話よりは動きが出て来た感じだ。妙な人間関係も出て来たし。

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貧乏神が!・第3話

一度追い出した筈の紅葉が、家に帰ってみるとのうのうとテレビを見ているのを見て怒る市子。紅葉は自分がいるおかげで市子による周囲からの幸福エナジーの吸収を少しは防いでやっているのだからありがたく思えと言うのだが、諏訪野が居なくなった今、最早そんな事を気にかける相手など居ないわ!と言い捨てる市子。そして例の蘇民将来棒で紅葉を窓から叩き出す。ただ、窓から叩き出しておいて「しまった、やりすぎたか」とかはどうなんだ。相手は人間じゃないんだから。結局は飛行船で浮かんで来た紅葉を撃墜しちゃうし。

そんなんじゃ友達がとか紅葉に言われた市子だが、男は下僕の様な連中ばかりだし、女は嫉妬する連中ばかりだし、これ以上は特に要らない、彼氏と言っても自分に釣り合う様なのは居ないと思う。ところが隣の席で「第1話からずっと寝ていた」男がけっこうイケメンだった。彼が寝惚けて生徒手帳を落として行ったのを見つけ、住所から自分のマンションの近くである事が分かり、届けてやろうと行ってみる。

おお、年季が入っていると言うか、味わいのあるアパートだな。マジで。
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これ、モデルがあるんじゃないかな。

アパートの前で逡巡しているとやって来たのがあの石蕗恵汰。せっかく届けてくれたんだからご飯でも食べて行くかと市子を家に入れる。いやあ、それだけでご飯ごちそうするのか。普通しないだろう。市子は喜んで入ってみると、恵汰の妹や弟が4人出て来る。そしてとても質素な食事。まあ私の夕食よりおかずの数は多いですがw

凄い借金で両親とも夜逃げをしてしまって、今のこの状態だそうだ。ああ、そうか、ここに来るか。市子は紅葉にもう自分が幸福エナジーを吸収してもどうこう思う人間が周りには居ないとか言ったのが、こんな近くに住んでる石蕗兄弟が市子の影響を受けてしまっていると言う方向か。

市子の金があったら幸せなどどうとでもなると言う態度に(少しは他人の家で遠慮しろよ市子)怒った恵汰が「カエレ」と市子を追い出す。

後日コンビニで恵汰の弟を見つけた市子。「ちち子」と言われて怒るものの、そうだここはお金の威力を見せて弟達をてなづけてその後で恵汰を跪かせてやろうと、普段は友達からカードを貰ってばかりで自分では買えない龍汰にカードを買ってやる。ラッキーに充ち満ちた市子が買うと滅多に出ないレアカードがあたる。嫌なちち子だが、お礼はちゃんとしなくちゃいけないと喜ぶ龍汰。

ところが市子から離れたカードは幸福エナジーの無い龍汰の手からこぼれ、排水管へ。あまりのレアカードに龍汰は蓋を開けて排水溝の中まで入ってカードを探す。カードは探し出せたものの蓋は閉められ、排水溝をそのまま進んで外に出ようとする。しかし雨が降って来た。

衆知の通り都内の下水道は多くが合流式下水道です。
え?衆知じゃない?w

通常は家庭からの下水は下水管を流れて処理場へ行き、そこで処理されてから川に放流されるが、雨が大量に降って、その水が下水管に流れ込んで来ると、途中で溢水させて処理しないまま川に放流する。処理しきれないと言うのもあって。雨で希釈されているとは言え未処理の下水なので、強い雨が降った後の都内の川はそう言う意味で汚染されている。多分、雨上がりの方が川が臭うはず。

龍汰が歩いたのがまさにそれで、溢れた水がそのまま増水した都市河川に溢れ出る所。
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兄の恵汰に発見され、そして紅葉に教えられてかけつけた市子に発見され、市子が飛び込んだから助かったものの、普通ならちょっくら川の様子を見に行った人達と同じ顛末を辿った筈だ。

ところで上のキャプで膝まで水に浸かっていた龍汰が、足を滑らせるのが見えるってのはどうよ。
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それから、ああ言う吐き出し口を橋の真下に作るかなあ。橋が構造的に弱くなるからそこからちょっとずらすんじゃないかと思うのだが。

嫌なヤツだと思ったが、大事な龍汰を助けて貰って市子に深くお礼をする恵汰。
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ほら、身近に幸福エナジーを吸い取っちゃまずい家庭が見つかっちゃいましたよ、市子。

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人類は衰退しました・第3話

クッソワロタw

冒頭、妙な完全密室と言う白い世界が出た時はふーんなんて気持ちで見始めたが、この状態に至るまでの前振りが凄まじい。

「わたし」と一緒の学舎最後の卒業生と言うYがある日やって来る。この時代ではもう入手が難しいと言うスチーム自動車だそうだ。配給ポイントか何かを貯めてこれに注ぎ込んだらしい。それにしても学舎最後の卒業生とか、衰退してそう言う組織も維持出来なくなったか。

そのYがある屋敷の遺産相続の時の整理で出てきた過去の人類の遺産としてコピー機を「わたし」の所に持ち込む。ここなら電気が配給されているから動かせるだろうと。Yは人モニュメント計画の仕事を押し付けられていたが、その時の話の中で磁気テープや磁気ディスクだと記録の保存性がどうのと言っていた。そして今般、たまたま遺産の整理で件の光磁気ディスクが発掘されたのでそれを調べてみたいと言うのだ。
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あ、MO。なんか嫌な予感w

Yが発掘したMOの中にはデータが入っていた。そう、データ入稿した同人誌のデータが。それは腐女子向けの同人誌だった。

をいw

これが大反響。
やがてYは発掘したデータを使って「楠」を創刊する。カラー表紙ですよ、カラー表紙。B5・オフセット・36P・フルカラーPP加工表紙。ワロタwPP加工とか、その筋の人間じゃないと通じんだろうwそして楠第2号も出版される。Yはこれを全国流通に乗せてしまいかくて「同類誌」は全国に広まってしまった。「わたし」が妖精さん達に知られる心配をしているのも知らずに。

「楠」に対する反響は全国からのファンレターとなってYの所に届いた。盛り上がりに盛り上がるY。しかし、同類誌の活動は瞬く間に類似の同類誌を呼ぶ。「くぬぎ」とか「合歓木」とか。これがファンの中に楠派とかくぬぎ派とかを生み出して行く。

アララギ派はないんですか?w

過当競争時代に突入した同類誌界。楠派はとうとう現代作家による描きおろし「シナモン」を創刊する。総ページ数216頁。ぶあつ!これでさらに調子に乗った楠派ではあったが、重くてかさばり過ぎる同類誌がとうとう流通から排除されてしまう。そりゃ衰退して思う様な流通が出来ていないだろうから必需品優先だよね。

だがYはこれでめげない。流通を絶たれた同類誌界は同類誌頒布会を開催し、読み手の方から頒布会場に足を運んでもらう事にした。
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どこのビッグサイトだよ!w
いや、円形の建物だから晴海の東館か!

同類誌頒布会は大成功。各サークルは次の即売会での再開を誓って別れたのであった。まあここまではご発展おめでとうございますな展開だが、ここでとうとう妖精さん達の模倣が始まる。

ある日、じいさんや助手さんの姿を探していた「わたし」は机の上にある「日常に紛れていても一発で感知出来る独特の妖気を放つ」薄い本を見つけた。開いてみるとそれはコマの中が真っ白な同類誌。そして次の瞬間、「わたし」は白い世界の中に取り込まれてしまった。そこにはYも入り込んでしまっていて、ここがコマの中だと聞いてと叫ぶY。

「バーン!!」w
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ゆるゆり♪♪・第3話

バレンタインは女の子同士に限る!w

梅雨明け宣言が出される様なこんな時期だが、ゆるゆりの季節はバレンタイン。バレンタイン目がけてチョコをどうするとか思案する七森中のみなさん。ちなつなどは結衣にマフラーを編んでプレゼントしようとして、向日葵から編み方を習う事にする。必然的に向日葵はちなつの相手をする事になって櫻子は放置状態。

小学生の雰囲気が全く抜けずに我儘放題の櫻子は、それが全く気に食わない。自分を放置してちなつとよろしくやっている向日葵の姿を見てどんどんイライラがつのっていく。

気の毒なのはあかりで、影が薄いだけにとどまらず、報われなさもひどい。向日葵の代わりに櫻子の勉強を見に行ってやっても櫻子は向日葵の事しか気にしてないし。それにしても櫻子は分からないと向日葵のおっぱいを触るのか。そして、その軌道上を動いた櫻子の手がかすりもしないあかりの胸w
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チョコを吟味する綾乃。京子に贈るのを千歳に見透かされているのにしらばっくれるのが可愛い。そしてこのチョコレート、当日京子に渡しかねているところを、京子が目をつけて近寄って来たのを幸いに千歳がうまいこと誘導してくれる。いい友達やなー。

あかりは迷っているうちに意中の品物を次々と買われて機会を失う。それでもみんなの分を用意して配ったみたいだが、最後に誰からも貰えていない事が判明。不憫やなー。

櫻子のイライラは部屋の中で暴れまわる程に昂進し、ついには向日葵の前で怒って泣く程に。その様子から嫉妬してるのかと気がついた向日葵は櫻子を構ってやるポジションに戻って、漸く櫻子の機嫌も直る。
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そんな向日葵を拘束したちなつだったが、出来上がったマフラーがモザイクがかかるほどの出来栄え。モザイクがかかるマフラーってどんなんだよ。おまけに気合を入れて作ったチョコレートにもモザイクがかかるし。どーすんのよ、結衣w

それにしてもなあ、こんな顔してる子にチョコ渡して嬉しいか?
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氷菓・第13話

神谷祭1日目。里志は古典部を世間に知らしめる為、そして自分のお楽しみの為にクイズ大会に参加する。あのコスプレと言うか、土星の衣装で。最初の7問はデータベースの威力を発揮して難なくクリア。最終ステージに進出する。流石にあの土星はとても目立って、司会者も食い付かざるをえない。そこで大々的に古典部の宣伝。まず、古典部と言う部活があるのを知ってもらい(事実、知られていなかった)、その上今回の文集で神谷祭の名前の由来を古典部が解いたのを書いたので、買って読んでねと宣伝。これが結構な呼び込みになった。

一方でえるの方は何ら収穫無し。いや取り敢えず委託販売はOKを貰ったが、委託先は見つけられなかった。その一方で随分と色々なものに捕まったみたいだ。
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有力な委託先になるかもしれなかった漫研だが、摩耶花がそれを切り出す前に事件は発生した。河内先輩が漫研の文集が全然売れない事に愚痴をこぼし始めたのだ。これは実は凄く意外だった。前回の雰囲気ではあの河内先輩は物の分かる人の様に見えたのだ。こんなあからさまな空気を濁す様な人には見えなかった。だから実はそう言う人なの?と思いだしたところで、摩耶花が動く。摩耶花、そう言う事が我慢出来ないタイプなんだなw

河内先輩に論戦を挑む。しかし、その時点で河内先輩の口が笑ったのでどうやら摩耶花は標的にされていたらしい。作品の評価についての河内先輩の無茶なテーゼに立ち向かう摩耶花。無茶とも見えるが、ある意味はそうかもしれない。何か存在があって、それを読み手が評価して初めてその作品の位置が決まる。そう言う考え方はありだろう。

抑えられながらも口論が続く中、誰かが外に出ていった。これって居たたまれなくなって出たのかなと思ったら、最後に理由が分かる。
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摩耶花、利用されていたのかよw
巫女vs両性体って、11人いる!を知らないとフロルの素性分からんだろw
ところでここの漫研って作品を描く人居ないの?
ともかく、摩耶花はこれで氷菓の委託は絶望的になったと思った。

店番をしていた奉太郎、えるが置いていった荷物の中に何か写真の様な物を発見。おお、えるの恥ずかしい写真じゃないかw
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ニヤけている所に来客。また変なのが来たな。里志の宣伝の効果で氷菓を買って貰えたが、その時に奉太郎は件の先輩の前が開いてる事を発見。単にチャックが開いてるだけでなく、壊れてしまっている様だ。困惑の先輩に奉太郎はあの服飾部のバッジのピンを取って提供する。助かったよ、と今度はモデルガンの様な水鉄砲を貰う奉太郎。順調に藁しべ長者が進行している様だねw

委託先を探しているえるを十文字かほが呼び止める。占いをやっているのだそうだが、タロットカードの運命の輪が盗まれて、メッセージカードが置かれていたそうだ。おお、いかにもえるが気になりそうな話じゃないか。

しかも盗難事件はこれだけではない。実は里志の方もあの谷から囲碁部で碁石が盗まれる事件があり、やはりメッセージカードが置かれていたのだそうだ。これって、話が何かに発展するのかな。それをこの神谷祭編でやるのはちょっと重くなりそうな気もするんだが。

かくて神谷祭の1日目は終わる。氷菓の販売実績は14部。まあまあ。30部だったら半分達成なのだが、何しろ200部だから。そしてえるはどうも奉太郎に自分の恥ずかしい写真を見られたらしい事に気がつく。

恥じらうえると奉太郎。いやいや、まあ奉太郎の様なキャラじゃしょうがないが、あそこは「ああ、はみ出していたから見ちゃった。凄く似合ってるじゃないか」とか言ってやるのがいいと思うのだがw

そして明日はお料理勝負。3人で参加しなくてはならないと聞いて里志は摩耶花とえるに一緒に出るのをお願いする。どうやら次回はお料理勝負がメインみたいだね。

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