指をくわえたまま、眺めてますか?
前回は、「正しく行動すれば、道は拓ける」ということを強調し、
「正しく」の意味するところも述べましたね?
「正しく」とは、『あがり症の根本原因をしっかり把握したうえで』ということでしたよね?
「なぜ、自分はあがっているんだろう?」という、
わけもわからない精神状態が、余計に緊張感を増幅させます。
これでは、潜在意識をコントロールすることなどできませんよね?
だから、こうするんです。
「自分は、緊張している理由を知っている」
「理由を知っているから、潜在意識がうまくコントロールしてくれる」
「大丈夫、これ以上あがることはないし、緊張は徐々に消えていくぞ!」
これでいいのです。
あがり症に悩み続けいる人の最大の問点は、「ダメだ・・・」と思ってしまい、
余計にダメな自分が潜在意識の刷り込まれ増殖してしまっている。
この「悪循環」から抜け出せないでいることです。
あがり症克服プログラムのお蔭で、コトの本質を理解できた私は、
自分自身に対して、いつも次のような言葉を投げかけています。
あがり症は、自分自身の人間性の問題ではない。
あがらない方法を知らなかっただけなんだ。
だから、自分自身がダメだと思ってはいけない。
本当にそうなんです。人間の心の仕組みをシンプルに理解しておけば、
長年悩んできた自分がバカバカしく思えるほどに、あがり症克服への道は拓けてきます。
でも、改めて確認させてください。
「あがり症を何とか治したい!」
今のあなたは、このことで頭の中がいっぱいなのでしょうが、
そもそも、「あがり症克服」なんてことは、あなたにとっての「目的」ではないですよね?
そうですよね?
これまでも再三、確認してきたとおり、「あがり症の克服」はあなたの目的を果たすため
「手段」の一つにすぎないはずです。
まさか、「あがり症を克服すること」を、最終目的に置いている人などいませんものね?
以前お話ししましたが、私の目標は、亡き親父です。
親父のように、サラリーマンとして成功し、温かな家庭を築くこと・・・
これが、今言える人生の目的です。
あなたにとっては、「つまらない目的だなーー」と思われるかもしれませんが、
私にとっては人生を賭けて追い求める価値のあるものなんです。
でも、あがり症という単なる一手段に悩んでいた頃は、
とてもじゃないけど、そんな気持ちになれませんでした。
「あがり症、なんとか治したい・・・」
ただ、それだけを考えながら生きてきました。
否、生きてきたとは言えないかも知れない。
「手段」の為にのみ、生きている人間なんていないですからね。
だから私は、忘れかけていた自分自身の人生の「目的」を、再び追い求めることにしたんです。
なぜなら、自分自身の人生に、指をくわえたまま、
眺めていけるほどの度量は私にはなかったからです。
あなたは、ご自身の人生に、指をくわえながら傍観し続けることができますか?
そんなこと、無理だと思いませんか?
私には無理でした。
だから、究めてみることにしたんです、
目的に最短で到達できる「正しい手段」を。
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追伸
あなたにとって、一番大切なことは何ですか?
その答えって・・・
あなたの目標」「人生の目的」を想起させるキーワードになってませんか?
それが、おぼろげながらでも見えているなら、
そこまでいかなくとも。「何か」感じるところがあるのなら、
感じる方向へストレートに近づくための、「手段」を手に入れておく必要はありませんか?
私にはこれが、目的に近づくための最高の「手段」となりました。
きっと、私と同じ悩みを抱えてきたあなたにとっても、他に得がたい手段になると思います。