政治オスプレイ低い事故率 感情的な危険論 7ルートで飛行訓練へ+(2/2ページ)(2012.7.23 21:37

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オスプレイ低い事故率 感情的な危険論 7ルートで飛行訓練へ

2012.7.23 21:37 (2/2ページ)
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを積載した民間輸送船「グリーンリッジ」が米軍岩国基地に到着、オスプレイが搬出された=23日、山口県岩国市沖から(大西史朗撮影)

米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを積載した民間輸送船「グリーンリッジ」が米軍岩国基地に到着、オスプレイが搬出された=23日、山口県岩国市沖から(大西史朗撮影)

 オスプレイは開発段階や今年2回の墜落事故によって、その危険性ばかりが強調されているが、10万飛行時間当たりの重大事故の件数を示す「事故率」は、海兵隊が所有する固定翼や回転翼の航空機の平均事故率より低いのが実態だ。

 オスプレイの事故率は1.93。海兵隊の垂直離着陸戦闘機AV8Bハリアーの事故率は6.76で、海兵隊全体の平均事故率は2.45だ。普天間飛行場の現行機CH46ヘリコプターは1.11だが、むしろ「老朽化し使い続ける方が危ない」(森本敏防衛相)状態だ。

 防衛省幹部は「オスプレイの安全性をいくら説明しても、感情的になった地元から冷静に受け入れてもらえない」と嘆く。(峯匡孝)

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米軍岩国基地に陸揚げされ、翼を広げたオスプレイ=23日午前、山口県岩国市(本社ヘリから)
米軍岩国基地に陸揚げされ、駐機場に並べられたオスプレイ=23日午前、山口県岩国市(本社ヘリから)

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