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[ 2012/07/23 23:40 ]
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つい先ほど流れたニュースですが、イタリアの緊縮財政政策の影響で、公立学校の一部が閉鎖に追い込まれる危険性が出てきたようです。 緊縮財政政策で具体的にどのような予算カットがあったのかは不明ですが、イタリア自治州連合のトップのおじさんがローマでレポータに対して発言した内容によると、イタリアの自治州のうち約半分が地元の公立校を運営していく予算が不足しており、9月から始まる新学期に今まで通り学校をオープンすることが困難な状態であるとのこと。 そこまで来ているんでしょうかね? もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
*イタリアイタリア証券取引委員会は昨年に続き、 金融/保険セクターの株式に限り 空売り禁止 を発表しました。 禁止は、 本日の午後から金曜日の市場終了時までの5日間のみ。 *スペインスペインは すべての株式を対象に3ヶ月に渡る空売り禁止を発表。本日から実施する模様です。 イタリアは金融と保険セクター株のみで5日間に限定されていますが、 スペインは全ての株式、そして3ヶ月に及ぶ禁止令となっています。 最初スペインが発表した時に、’’金融セクターに限る’’と報道されたようで、混乱しています *普通の空売りとNaked空売りの違い一言に 空売り と言っても2種類あります 1)普通の空売り (Short Selling)株主から株式を借りてきて それをマーケットで売る行為 現物ロングを持っていないけど、プライスが下がると思うので売りから入りたい場合は、対象株/債券を借り入れる それを元にショート・ポれジションを建てます。これが普通の空売りです。この場合、年金基金、生保などの機関投資家は様々なアセットを保有しているので、そこが株式の貸し手となります。借りる側は借り賃を払いますので、機関投資家も手数料収入が得られます。思惑通りプライスが下がったら、下がったところで利食いして、借り入れていた株/債券を元の持ち主に返却します。 2)ヤリヤリの空売り (Naked Short Selling)対象株/債券を機関投資家から借りずに、ただやみくもに売りまくる のがNaked空売り。ちまたではヘッジファンドなどが利ざや稼ぎの投機的な取引する場合、このNaked空売りという手段を使うと言われています。 もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
このブログでも何度か紹介しましたが、スペインは銀行の不良債権問題だけでなく、今度は地方自治体の財政危機が表面化してきました。 これを受け、同政府は緊急融資枠を設定しました。 *スペイン地方自治体向け緊急融資枠スペイン中央政府は7月13日、財政難に迫った地方政府を支援する目的で、180億ユーロ規模の緊急融資枠を設定しました。 この額の3割は国営の宝くじ運営会社からの融資となっています。 *地方自治体の借金額スペインのエルパイス紙によると、同国の17の地方自治体全体が抱える借金総額は1,400億ユーロ そのうち、今年は約360億ユーロ分の債務償還を迎えます。各州の詳細はこのリストを参照。 *バレンシア州新しく創設された緊急融資基金を利用したい!と先週金曜日に真っ先に手を挙げたのが バレンシア州そして昨日の日曜日、今度はムルシア州が3億ユーロ規模の支援要請の準備に入ったと報道されました。 そしてさらに恐ろしいこと には、カタロニア・カスティラーラマンチャ・the Balearic Islands(スペインの東岸沖の西地中海の列島)・アンダルシア そしてカナリー諸島の5つの地方政府も金融支援要請に動くと予想されています。 もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
おはようございます 昨日思いっきり体調を崩し、なんだか低空飛行を強いられている私です。 本当に年は取りたくないですね~ *欧州株価大幅下落先週はスペインの財政・金融機関・地方自治体それぞれの財政不安が高まり、同国10年物国債利回りが7%を越えて終了しました。 先週のバレンシア州に続き週明けの本日はMurcia州も中央政府に対し金融支援要請に動くという報道が入り、スペインの利回りが再度上昇 現在7.5%という非常に危険な水域 で推移しています。 これを嫌気し、欧州主要国の株価も大きく下落 してスタート。 英FTSE100 マイナス1.35% ドイツDAX マイナス1.27% フランスCAC マイナス1.5% スペインIBEX マイナス2.4% イタリアMIB マイナス2.5% 不良債権問題で金融支援を要請したスペインのバンキア銀行 の株価は8%下落でスタート。同国の他の銀行株も軒並み4~5%下落でスタートしています。 *CDS上昇長期金利高騰を嫌気したのは株価だけではありません。 ユーロ弱小国(PIGS)各国のCDSも軒並み上昇。 注:CDSとはクレジット・デフォルト・スワップ (Credit default swap) のこと。 この場合はユーロ加盟国、特にスペインなどに債務不履行(デフォルト)が起こった時に備えて 保険の役割を果たすデリバティブ契約。この数字が高くなればなるほどデフォルトのリスクが 高まり、保険料も当然高くなっていく スペインCDS 630bps (金曜日終値 603bpsから+27) 過去最高値 フランスCDS 182bps (+12) イタリアCDS 555bps (+29) アイルランドCDS 580bps (+20) もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
つい先ほど欧州中央銀行(ECB)が発表したのですが、ECBは7月25日より 『ギリシャ国債と同国政府が保証する資産』 を担保対象から除外することに決定したそうです。 アテネを訪問しているトロイカ調査団の調査が終了し、彼らの見解を聞いてから、今回の担保対象から除外する判断が正しいかどうかを、あらためて検討するそうです。 ちなみに、いつ頃トロイカ調査団の見解が聞けるのかについては言及していません。 スペインの長期金利高騰を受け、マーケットが右往左往している時に発表するなよ~~~~~ この発表を受け、ユーロは更に下落 もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
先ほども記事にしましたが、スペインの長期金利の上昇(=国債価格下落)が止まりません。なんだか同じような記事を、ギリシャやポルトガルの時も書いたのを覚えてます.....デジャブーですね (2回クリックすると拡大します) 最初のチャートは、今年に入ってからのスペイン10年物国債利回り。 現在7.23%まで急騰しており、先月つけた7.285%を上抜くのも時間の問題のように見えます。 2番目のチャートは、本日の欧州オープンから現在までの10年物利回りの値動きですが、もう止まらない という感じに見えます。 最後のチャートは 先ほどの記事の 『その後』です。とうとうドイツとの利回り格差は6%台に乗ってきています 私が改めてここで書くまでもなく、10年物国債利回りが7%台は 『持続的な財政運営が不可能とされる』ベンチマークとなっています。つい先ほどユーロ圏財務相会合で「最大1,000億ユーロ規模のスペインの銀行救済支援」が承認されましたが、国債利回りが7%台で推移し続けた場合は、(銀行部門だけでなく)国の財政も含めた包括的な金融支援になる可能性が出てきます。経済規模が大きいスペインが包括的金融支援の要請に動くことが決定すれば、次はイタリアが標的になりかねません 暑い夏になりそうです 追記 1この記事を更新した瞬間に、スペインの10年物利回りは7.27%に上昇しています 追記 2スペインの代表的株価指数:IBEXは現在5%下落中 もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
ある欧州系銀行は 「機関投資家や中央銀行によるユーロ離れが加速しており、この傾向は今後も継続するであろう」 という内容の顧客向けレポートを出したようです。 私も過去に同様の記事を書きましたので、お時間があれば是非ご覧になって下さい。 (関連記事リンク: その1、 その2、 その3) 連日ユーロ/AUDが安値更新! というニュースが嫌でも耳に入ってくることを考えれば、このレポートの言っていることは的を得ている のでしょうが、実際にユーロ・クロスがどんな具合なのか月足チャートで調べてみました。 ・赤枠のチャートユーロ/AUDとユーロ/カナダ ユーロが誕生した1999年からの安値更新中 ・黄緑枠のチャートユーロ円とユーロ/SEK あともう少しでユーロ誕生以来の安値を更新する ・水色枠のチャートユーロ/ドルとユーロ/ポンド ユーロが誕生した1999年からの安値まで、まだまだ距離がある (クリックすると拡大します) まだまだ余裕~ のユーロ/ドルとユーロ/ポンドが面白そうですね。ユーロ円も面白そうですが、円がからむとすぐに日銀介入という噂が出る ので、ちょっと腰が引けます もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
5月のカタルーニャ州に続き、本日はスペインのバレンシア州が中央政府に対し財政支援要請に動いたようです。 このブログの過去記事で紹介しましたが、5月末にスペイン・ カタルーニャ州 が中央政府に対し支援要請しました。 この表はリンク記事でも載せたものですが、借り換え必要額が断トツ多いのがカタルーニャ州、そして次に多いのがバレンシア州となっています。 そのバレンシア州がとうとう本日支援を要請 これもユーロ急落のひとつの材料になっていることは間違いないでしょう。 具体的にどのくらいの金額の救済支援要請に動いたのかは、今のところ不明です。 ユーロ圏財務相が実施している電話会合では、スペインの銀行支援に対して合意した と報道されています。これでユーロが若干戻してますね。 もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
スペインとドイツの10年物国債の利回り格差 (イールド・スプレッド) が、過去最悪を上廻り 更に拡大 しています。 昨日私が調べた時には583/4bpsくらいの格差だったのですが、現在は595bpsまで拡大していますね。 イールド・スプレッドとは、この場合はスペインの10年物利回りからドイツの利回りを差し引いた差 格差の数字が大きくなればなるほど、ヤバイ ヤバイ という理由ですが、拡大するということはこの場合、ドイツの国債利回りは同レベルで動かない 又は 逆に利回りが低下(=国債価格上昇)するのに対し、スペインの利回りはグングン上昇(=国債価格下落)するという意味だからです。 なんかこのチャートはいつ見てもパッとしないのですが、過去最高の利回り格差をドンドン拡大中 ユーロが売られる訳だ.... もし この記事がお役に立ちましたら 3段攻めポチッ 御願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村 応援 よろしく御願いします
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