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森元首相 長男しのぶ会で突然の表明 後継は「分からない」

 自民党の森喜朗元首相(75)が次期衆院選に出馬しない意向であることが明らかになり、地元・石川県では23日、政界関係者に衝撃が走った。

 森氏と選出の地盤が同じ福村章県議(73)は、不出馬表明があった22日の会合後に出席者から連絡を受けた。「突然のことでびっくりしている。本当に急ですね。健康状態に問題はないと思うけれど…」と困惑した様子。後継については「分からない」とだけ話した。

 会合は、昨年亡くなった森氏の長男をしのぶ会だった。自民党石川県連幹事長の紐野義昭県議(56)は「残念だ。引き留める人もいるだろうが、ああいう場での発言だし、意思は変わらないだろう」と指摘。「『(後継は)皆で相談してほしい』と言っていたが、森さんの意向は大事だ。40年以上守ってきた地盤だし、ちゃんと意思を受け継いでくれる人がいい」と話した。

 地元・能美市の酒井悌次郎市長は、森氏がロシアのプーチン大統領と個人的な信頼関係があることに触れ、「ロシアとの関係で森先生に活躍してほしいという声が中央政界で出ている。最後のご奉公をしていただければと思っていたので、昨日はがっくりきた」と声を落とし、「再考していただければと思う」と述べた。

[ 2012年7月23日 10:45 ]

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