補正予算に対する修正案を提出へ!

今日は常任委員会での各議案の審査でした。

特に重要だったのか一般会計の補正予算であります。
清正会としましては、谷議員が本会議で質疑をしたように「モスマン市への訪問」について疑問点が多々あり、引き続き私が本日の総務常任委員会で政策調整部に対して質疑を行いました。

結論から申し上げれば今回の「モスマン市への訪問」には多くの問題があり、賛成しがたいことから、その分の予算を予備費に振り返る修正案を提出することにしました。
修正案の提出には4人の議員が必要で共産党も同じ想いを持っていることから清正会と共産党との共同提案を予定しています。
他にも協力いただける会派があれば、できる限り多くの会派と共同提案したいと考えています。

下記に谷議員の本会議での質疑・答弁、私の総務常任委員会の質疑・答弁のテープ起こし(正式な議事録ではありません。)を掲載いたしましたので、是非×2、ご覧いただけたらと思います。


〜本会議における谷議員のモスマン市訪問に関する質問・答弁〜

質問
 1点目は、国際親善推進費について。オーストラリア・モスマン市への訪問に必要となる予算を計上されていますが、モスマン市と締結された市民友好交流に関する合意書は、姉妹・友好都市提携のような包括的交流形態ではなく、両都市間における市民を主体とした友好交流の促進を主たる目的にしたものであると理解しています。
モスマン市長から大津市長宛に届いた手紙の中では、市長と市議会議長の訪問を強く望まれていますが、市長は訪問されず、教育長が訪問される予定と伺っています。
市長が訪問されない理由と、代わりに教育長が訪問される理由を伺います。

答弁(政策調整部長)
国際親善推進費についてでございます。議員お述べのとおり大津市とモスマン市との市民友好交流に関する合意書におきまして両市は市民を主体とした青少年・文化・環境など様々な分野における市民交流を支援するとともに、その成果が実るように協力することがかかげられております。しかしながら、モスマン市からは市議会議員のお一人であるアンコノン市長をはじめとする訪問団の来訪を二度にわたってお受けしており、おりおりに議長及び市長のモスマン市訪問を望まれてきたことが今回のしょうへいに繋がったものであると認識しております。こうした経過を踏まえまして、ニ役はじめ関係者と協議をいたしました結果、モスマン市側の強いしょうへいのご意向をお受けするとともに、関係者の公務予定や健康状態等を鑑みるとともに、両市間に根付きつつある青少年による市民交流の輪をさらに広め定着させるため、次代を担う青少年教育を所掌事務の一つとする特別職である教育長も選択肢として考えたものであります。

質問
今、理由につきましてはお述べいただいたんですけれども、大津市側が考える意向ですね。それはしっかりとモスマン市側にもう既にお伝えされているのでしょうか。お伝えをされてたのであれば、どういったお答えだったかをふまえてお答えいただきたいと思います。

答弁(政策調整部長)
まずモスマン市側との協議についてでございます。当初よりモスマン市と当市との交流につきましては、アンコノン市長の方から青少年を中心とする時代を担う若人の交流というご提案が強くございました。私どももそういった意向を持っています。そうしたために青少年の交流ということを一つの切り口として今日までモスマン市側とのお話を進めてまいりました。この意向につきましては先方の事務方の代表でございますゼネラルマネージャーを通じまして市長にご意向をお伝えしているところでございます。

質問
私が確認させていただきたいのは、先ほど理由を述べてはいただいているんですが、市長がいかないかもしれないよということについて、相手には大津市の意向として伝わっているのでしょうか。それを確認させていただきたいと思います。

答弁(政策調整部長)
市長もしくは代理のものが出席をさせていただくという前提でお話をさせていただいております。議決いただいておりませんので旅費等の予算等についてもまだ確保できていない状況にございますので、まだ今の時点では選択肢としてご理解いただきたいと思います。


〜総務常任委員会における私のモスマン市訪問に関する質問・答弁〜

質問
まず教えていただきたいのは、今回の招待状のきっかけとなったのは、モスマンの訪問団が2回大津に来られたことへのお礼的なものだったと思うんですが、その2回来られた時の大津市側の出席者ですね。市長をはじめいろんな方がその時にご対応をされたと思うんですけど、どういった方が1回目、2回目と大津市側から出席されたかを教えていただきたいと思います。

答弁
今お問い合わせの件につきましては、今たちまちは手元に資料がございませんので詳しいお答えができないんですけども、当時おこしになった際には本市の二役をはじめ担当部長、担当部署がご対応させていただいたところでございます。

質問
手元に資料がないということですが、いちおう私の方で独自で調べさせていただきまして、1回目の分やとHPにも写真等がUPされていましたし、2回目については私自身も出席させていただいておりましたので、だいたいの方の出席はおぼえているんですが、教育長はその中にいらっしゃらなかったと思うんですよ。国際儀礼的にもそうですし一般的な儀礼も考えますと、その時いらっしゃらなかった教育長に行っていただくのは、社会通念上おかしいと思うのですが、そのあたりの見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁
先ほど、私が申しましたように、今後の青少年の交流の基礎、確たるものを築いていくという意味から、教育長のご参加がふさわしいものと考えておりまして、計画をさせていただいたところです。

質問
私が質問させていただいたのは、今後のことではなくて社会通念上の儀礼としましては、その時、対応された方がいかれるべきではないかなということで、その見解をお聞かせいただきたいと思いますので、もう一度、答弁をお願いしたいと思います。

答弁
姉妹都市と友好都市というような観点もございますと思うのですけれども、姉妹都市ということになってきますと行政間ということで国際儀礼的なということもございますが、やはりこのモスマン市につきましては、友好都市ということでフレンドシップアグリメントということをお聞きしてるんですけど、市民の自由な交流を基軸というなかで今後のことを踏まえまして、教育長ということで考えております。

質問
明確なお答えはなかったんですけど、私の感覚的には儀礼的にはおかしいかなということで、外交問題等は外務大臣とかそういう大臣がされていますけど、そういったことなどをいろいろと聞いてましてもそれなりの方が対応されていますので、大津市の対応はおかしいかなと思いますけど、それ以上の答えが返ったこないようですので、次の質問もありますので、いかしてもらいたいんですが、冒頭説明がありましたとおり、7月14日お手紙が届いて、そっから大津市が大津市から派遣するかどうか検討されたということなんですけど、具体的にどういった形で誰を派遣するかということを検討された経過を詳しくお聞かせいただきたいと思います。

答弁
7月に入りましてお手紙をいただいた。このようなことを受けまして庁内の検討会議でいちおう議論したところです。

質問
その検討会議で議論した内容を、例えば何回議論したとか何月何日に議論したとか、そのあたりを詳細に教えていただきたいと思います。

答弁
日付は資料を持ってきていませんが、1回会議を開いたところです。

質問
本会議でもいろいろと議論になったんですけど、私の持っている印象としましては、先ほどの儀礼的な面も含めて、今回の派遣については、派遣目的とかいかれる方の対象とか明確になってないと思うんですけど、1回の会議やったらそんなこと明確になるわけないのかなと思うんですけど、2回目、3回目を会議をやろうということには、政策調整部としてならなかったのでしょうか。

答弁
1回の会議で調整をしたところであります。

質問
大津市側としては1回しかやっていないということなんですけど、今回の派遣については当然、モスマン市側とのいろんな調整等もあるかと思うんですが、実際モスマン市側とはどういう形で今回の派遣について協議をしてきたのか、それを詳細に教えていただきたいと思います。

答弁
まだ案件を議決をいただいていないというようなことでございますので、モスマン市当局のGMの方には市長及び準ずるものという形で訪問の予定があるというような概要だけで調整しているところでございまして、議決をいただいたあかつきには本格的な調整に入ってまいりたいとこのように考えているしだいでございます。

質問
ただいま予算の審議をわれわれ、市民の代表である議会がさせていただいているわけなんですが、市民の税金の使い方を議論している中で今のお答えですと税金の使い方の目的が、明確になってない、ようするに議決してから詳細を決めていくというようなことをおっしゃってましたけど、本来の予算のあり方を問われるような問題にもなってくるんじゃないかと思うんですよ。もし仮に議決してから詳細を相手方と決めていくということなんですけど、相手方が私どもは市長・議長に来ていただきたいと思ってますので教育長では困りますのでこないでくださいとなった場合は予算不執行という可能性が出てくるのかなと思うのですけど、そのあたりの見解をお聞かせいただきたいなと思います。

答弁
課長から答えさせていただいたんですけれども、予算を頂戴した時点で詳細はつめていきたいと、ただその事前の相手とのやりとりの中で可能性として先方も交流の当初から青少年交流ということを強くご希望されています。そういったご意向を常々お伺いしておりますので、可能性として教育長にいっていただくことも可能性の一つではあるというような事務的な話はさせていただいているところです。ただ山本議員おっしゃるとおり先方の意向、向こうの受け入れ体制等がまだはっきりいたしておりませんので、もし先方がいや教育長では私どもの望むところではないというお答えがあった際には、あらためて派遣者の調整が必要になってくる可能性はあると思っております。

質問
今おっしゃられたとおり相手方の意向がそぐわなかった場合はそういうことになると確認できたんですが、なぜそういった懸念を私が持ったかといいますと、モスマン側のいろんな体制っていいますか、教育機関等を調べさせていただいたんですけど、大津市はご存知のとおり教育委員会があってそこで、小中学校等を大津市立という形で経営といいますか運営されてるわけなんですけど、オーストラリアの教育っというものは州単位でやっているというふうに私の調査では出てきまして、モスマン市としましては、大津市のように市立の小中学校を持っていないということなんですが、そういったことを考えた場合、大津市が求めているような青少年の交流ができるのかなっということをすごく不安に感じましたので、そのあたり政策調整部としてどのように調査されてどのような見解を持ってるのかなということをお聞かせいただきたいと思います。

答弁
そのへんにつきましては、先方のモスマン高校という高校がありまして、そちらから大津市にご来津いただいたさいには、滋賀短期大学が受け入れをしていただいたというような市民交流が実施されたという実績がございます。先方のまちにつきましては行政の組織が日本とは違いますのでたしかに市レベルでこちらでいう教育委員会というような組織はないんですけどもただ向こうの市長とその学校の例えば校長であるとか、普段からいろんな地域行政を進める中で連携をはかっておられます。そういったことがございますので、まずこちらの意向を向こうの市なりに伝えたあかつきには、そういったことも協力、調整いただきながらなにか新しい交流というようなことが可能になるというようなことが十分にあると認識いたしております。

質問
いったらいったである程度の対応をいただけるのかもしれませんけど、今お話がありましたとおりのことで、教育長があっちにいった場合のことを想像しますと、モスマン市に教育長がいかれたとしましても、モスマン市にはそれを対応できる職員といいますか、しかるべき方はいらっしゃらないと、ただ州等そういった別の機関等を通じて対応がいただけるということなんですけど、本当、冒頭申し上げたとおりになると思うんですけど、不明確かなと、こういった状態で教育長にいっていただいても、しっかりとした対応をしていただけずに何のためにいったのかわからないようなことになってしまうのではないかと思うんですけど、政策調整部としてあらためて相手方の対応ができないことをわかった上でなぜ予算をあげてきたのかということを教えていただきたいと思います。

答弁
今、山本議員が相手方の対応ができないと思われるのではないかということでご質問があったかと思うのですが、事務的なやり取りをしていたり、先ほど申し上げましたようにモスマン高校の方がお見えになった経過があったり、というところから青少年の交流ができないということは少なくとも事務的やりとりをしている中では感じておりません。ですので可能性としましては非常に高いのではないかというようなところを感じておりまして、そういったことも含めて教育長という可能性があるのではないかと、こちらから派遣するのは教育長ではないかということも可能性の一つして先方と今後も調整していけたらなという段階でございます。

質問
ただいま政策調整部として庁内でどういった議論をされたか、また相手方とどういった協議をされてきたのかということをお聞きしてきたんですが、教育長に行っていただくということになりますと教育委員会内部での協議等も必要になってくるのではないかと思うんですけど、教育委員会としてはどのような協議等をされてきたのかをお伺いしたいなと思います。

答弁
具体的なことはまだでございますが、まずはこういう案件の中で教育長さんも一つの方向性、選択肢としてお声がけさせていただいているということです。

質問
具体的に教育委員会としてはまだ何もしていないということをおっしゃいました。私も独自で教育委員会のお手紙がきて以降の会議記録等を調べさせていただいたら、7月14日以降は3回教育委員会が開かれているんですけど、おっしゃられましたとおり今回のモスマン市派遣の件については協議がされていませんでした。そこでお伺いしたいんですけどね。今回、教育長の主たる目的は青少年交流かとは認識してるわけでありますが、もう一つの目的は市長の代理者ということで、本会議でのご答弁や各会派での説明等でお聞きしてるわけなんですよ。そこでお聞きしたいのが教育長の指揮命令権っていいますか、そういう形なんですけど、政策調整部長は教育委員会にいらっしゃりましたので、当然ご存知やと思うんですけど、法律上は教育委員会は別組織でありまして、教育長は教育委員会の指揮命令下にあると思うんですけど、市長の代理としていかれることや今回、政策調整部で議論して教育長にいってもらうということをお決めになってるんですけど、そもそも法律等の兼ね合いから考えますとおかしいのではないかと思うんですけど、そのあたりの見解をお聞かせいただきたいと思います。

答弁
まず教育長を選びました経過からもう少し詳細にご説明をさせていただくということで、ただ決まったわけではございません。選択肢の一つというふうに考えております。この経過といたしましては、まず市長にご招待をいただいているという文面から市長、あと二役でございます。そういった協議の経過を経ましてこれからモスマン市との交流を展開していくあるいは今日まで築いてきたモスマン市との交流の状況、その内容を鑑みますと青少年交流がやはり主軸になってくる。その角度から市民交流を展開していく、それがみんなの統一した認識でございました。そうした過程を経まして、やはり市長の代理者でございますから、先ほど法律上の職務の兼ね合いということを言われましたけれども、この部分については私ども、まだ正確には検証しておりませんので控えさせていただきたいと思いますが、教育長の事務分掌の一つに青少年教育という箇所がございます。そういった部分からあるいは特別職、議会の選任を経て特別職という経過にいたられたという、そういうことを踏まえまして、市長の代理者としては適当ではないかというふうな考えを持ちまして今、候補の一人として教育長を考えております。

質問
法律上の詳細については認識がないということで、今、現在としては教育長は市長の代理としてふさわしいとおっしゃってたと思うんですけど、素人がそういうことをおっしゃるのであれば私は問題ないかと思うんですけど、行政っていう法律を市民の代表としてしっかりと守るべき機関の方がそうおっしゃるのは問題かんと思うんですよ。あらためて申し上げますけど、法律は地方行政の組織及び運営に関する法律になってくるんですけど、教育長については先ほど申し上げましたとおり市長の指揮命令下ではなく教育委員会の指揮命令下であり、市長の代理としていったいただくことは、教育委員会そのものの存在意義にかかわることになってきますので、そこの問題をクリアしてない中で議論しているのはかなり問題、かなり大津市として危なっかしいじゃないかなと思うんですけど、そのあたり教育委員会にいらっしゃった政策調整部長として何かもう少し具体的に説明等できるのであればお願いできますでしょうか。

答弁
法律上の兼ね合いというご指摘につきましては、いま少ししっかりとしたデータをもとにお答えしたいという意味からお答え申し上げました。それから私どもの観点といたしましては特別職という範囲で考えております。

質問
私は明らかに教育長が代理というのは法令に違反しているとかなと思うんですよ。それはこれからいろいろと調べていってしっかりと検討していきたいというようなことをおっしゃられたんですけど、先ほども申し上げたとおり、市民の代表である議会で市民から納めていただいた税金の使い方を議論している中でのご答弁やのに、そういった不明確なものがあるといのはどうかなと思うんですけど、それをあらためて見解を伺いたいのですが、政策調整部長もご存知のとおり、今、大津市では度重なる不祥事の再発防止としてコンプライアンス条例の制定に向けて作業をすすめているところだと思うんですけど、大津市自体が法令に違反する可能性があるような教育長が代理をやろうとしていることは非常にまずいなと思うんですけど、そのあたりのことも含めてお答えいただけたらと思います。

答弁
先ほども申し上げましたとおり繰り返しになりますけれども、特別職がふさわしいという観点から候補者として、あくまで候補者として現在のところ考えているものでございます。

質問
ただいままでは教育長を派遣するうえでの疑問点を質問してきたわけなんですけど、そもそも論としては市長にご招待いただいているわけですので、市長にいっていただくのが儀礼的には一番ふさわしいと思っているのですけど、本会議の政策調整部長のお答え中には健康上等の理由があったんですけど、市長が無理あれば、副市長という形で順位付けがあるんですけど、それぞれふさわしい方がいけなかった理由をあらためてお聞かせいただきたいのですが。

答弁
健康上を理由ということを一つあげていましたけれども、あとはプライバシーのかかわることもございますので名言はさけたいのと、あとは公務の日程上というでございます。それで二役を精査してまいりまして内容等を鑑みまして教育長を候補者と考えているところでございます。

質問
プライバシーのこととかがあるとおっしゃったわけでありますけど、今のお答えですと市長、副市長がいかれない理由がわからなかったんですけど、当然、これは公務としていかれるわけで、どういう日程がわかりませんが、プライベートなことはあまり関係がないのかなと思ったのですが、健康上の理由のなかに、プライベート、プライバシーのことがあるのかもしれませんけど、よけいにそういったことをおっしゃいますとなぜいけないのかがわかりにくくなりましたので、お答えできる範囲で結構ですので、もう一度お答えいただきたけますでしょうか。

答弁
山本議員がおっしゃいましたように健康上の理由というのはプライバシーに関することですので詳細にはお答えいたしませんでした。



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