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  菅野のサッカー 作者:SO
美雪とやる

試合後、美雪を森に呼び出した。時刻は夜の7時。今日は月が大きく主張している。
 飛行能力獲得以前に比べて、試合を終えても全く疲労がない。それもそのはず、ほとんど走ってないからだ。守ろうともしない。そもそも相手が動揺しまくりで、攻撃になっていなかった。
 制服姿の美雪。いいねえその太もも。適度にミススカートなのがいいねえ。何事も適度なのが一番そそるよ。そうすれば男が喜ぶとでも思っている頭の弱い、露出過剰のミニを履くクラスメイトがいるが、てんで良くない。めちゃくちゃ長いよりは遥かに良いが、適度に比べたら月とすっぽん、ゼリーと針金ほども違う。
「まった」
「まってない、いいね、太もも」
「なにそれ」
照れた。その顔も好きだ。たまらない愛おしさが体の中で渦を巻いて、頭の方へ上昇して頭の正常を犯すような感覚にとらわれた。
「触っていい太もも?」
 何も言わぬまま美雪は、うなずいた。手を伸ばす、スカートから見える太ももに手を伸ばす。なめらかな質感に心がドキドキと躍動する。
「気持ちいな美雪の太もも、すごい滑らか」
「えへへ。ツルツルでしょ。だってまだ若いもん」と言って笑う。
 一緒に笑いながら、美雪の体をぐっと抱き寄せて、豊満すぎず貧乳すぎず、またしても適度にナイスな胸に顔をうずめる。そのまま指先を美雪の後方にまわしてお尻にあてがった。ぷにぷにと柔らかなお尻。少し大きめな弾力ある美雪のお尻に指をあてなぞる。谷間をぐりぐりとうごかして、今度は両手をまわして尻を鷲づかみにして、横にひろげる。パンツがなかったら、肛門がパクパクと開閉されているだろうことを想像すると一気に勃起した。美雪が感じとった。
「おっきくなってるよ」
 美雪の頬が赤く紅潮している。耳に指をあて、耳に舌を出し入れする。
「あ……」良い「あ」だ。下着が張り裂けそうなくらい、股間が膨張してしまっている。美雪の首に手をあてて、顔を近づける。透き通った肌が目前にある。睫毛のながい、切れ長の瞳が閉じられて、キスをまっている。望みどおり、キスをした。舌を入れて、美雪の言語発声装置の内側を探った。美雪の舌も動いて俺の口内をぬるぬると動き回る。互いの息が荒くなって交差するたび、興奮が強くなる。美雪の下着の中に指を突っこむと想像通りに、ずんむりと濡れていた。
「完全に濡れてるよ」そう告げると
「何よ完全にって……」いいながら、はあはあと悶えた。ツッコミを入れながら悶える美雪の声はとても性的で、頭が狂いそうになった。指の美雪の一番良い所まで突き入れ、高速に動かし始めた。残った方の手を美雪の口に押し当てて喘ぎ声を押し殺す。あああああという喘ぐ声が掌に伝わってくる。そんなにしちゃダメと言う叫び声が掌から溢れてくる。  
 指を引き抜くと、ぴちゃぴちゃと音を立てて、美雪の愛液が飛散した。はあはあと息をあらげながら、美雪の目がうっとりと俺の目をみつめてくる。股間を握られていることに気づく。
「上下にしていい?」
 美雪が恥ずかしそうな顔で聞いてくる。質問内容に照れた俺も恥ずかしそうに頷いた。  
 上下に動かされる快感に包み込まれる!
「美雪、きもちいよ」
「いっぱいしてあげる」
 美雪がいっぱい上下にしだしたあたりで、美雪の腕を掴んで止めた。
「なんで……」
「だっていっちゃいそう」
いっちゃえばいいなんて言いそうなんで、そうもいかないと、美雪を正常位の体勢にして、上に乗りかかった。
 ゆっくりとした動きで美雪のぬめぬめとしたマル秘部分に、カチコチになった自分の分身を押し入れた。たまらない。この瞬間のために俺の人生があるかのような。これさえあればほかに何もいらないかのような。これ以上に気持ち良いことがこの世にあるのかと思えるような絶対的な気持ちよさを美雪との間で俺は感じている。美雪も同じか。なあ。
「きもちいか美雪」
「うん……すごい」
 すごいという言葉。やたらめったら使われるすごいという言葉。ふだん、そんなにすごくなくても使われる故に、耳にしてもそこに凄さを感じさせない言葉だが、性の現場において、囁き声で使われた途端、すごいという言葉は、途方もなく性的な興奮をもたらすのだった。
 美雪の穴にカチコチを叩き付けること500回、そのうちに美雪は2回イッた。
「きもちいか美雪」
 俺の汗と自分の汗が飛び散った顔を上げ、
「凄い気持ちい……」と息声で応じる。
「じゃあ、もっとすごいことしよう」
 美雪を裏返し、後ろから挿入する。「あっ!」敏感になった美雪が声を出す。
「え、え、え、え、え、え!」
「怖がらないで!」
 後ろからぎゅっと抱きしめる。視界は森の木々に覆われた暗がりを突き抜け、月明かりをモロに受ける上空へと上昇した。浮き上がるコントロールをしながら、後ろから腰を振る。二つの動作を一度に行うのはなかなか難しい。
「こ、怖いよー」
 美雪が怖がるのも無理もない。腰を振るたびに訪れる快感が、浮く集中力をその都度、曖昧にするみたいで、浮力のキープがさまたげられ不安定になった。ブワンブワン浮き沈む。それでも俺は突くのを止めない。次第にコントロール出来てきている感覚を信じた。
腰がどんどん早くなる。月明かりに照らされ露になった美雪の尻は、柔らかで美しく形がよく、視界に入れて突きはじめるとまもなく、射精の兆しがやってきた。
「い、いきそうだ!」
「わ、わたしもいける! もっと突いて! もっと早くして!」
 ヌーン! ズボズボズボズボズボズボズボ!
「イク!」
 その瞬間、美雪から抜いて片腕で美雪を抱き、美雪の尻に射精した。


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