昨年6月のリニューアルから今月でサービス1周年を迎えたElectronic ArtsのデジタルサービスOrigin。このOriginを統括するGlobal Ecommerce部門のシニアバイスプレジデントDavid Demartini氏が、E3にて海外サイトGame Industryのインタビューを受け、ライバルとも言えるValve社Steamの大規模なセールやディスカウントに対する意見を明らかにしています。
インタビュアーより、Steamが行なっているようなソフトウェアのディスカウントを行いたいかと聞かれたDemartini氏は、「それをするつもりは無い」と否定。「ある程度の時間が過ぎれば(Valveは)問題が無いと思っているようだ。私にはIP資産の安売りとしか思えない」と自身の考えを明らかにしました。同氏は続けた発言で、セールにはゲームソフトを大量に売る効果があることを認めつつも、ゲームメーカーも消費者も納得するような“良心的な価格”を提供していくべきだと、以下のようなコメントを残しています。
「ゲームメーカー達はIPを作るために信じられないほどの労力を払っているが、我々はそのような挑戦をしていない。我々が挑戦しているのはNordstorm(北米にある有名高級デパート)になること。要するに良心的な価格だ、我々はフェアな商品価格を提供することに挑戦し、時おりディスカウントセールを行う、店じまいの安売りみたいな75パーセントオフでは無くてね」
また同氏は別の質問にて、顧客はSteamによって「1ヶ月目には欲しく無いが、4〜5ヶ月たったなら見よう、ウィークエンドセールの時に何か買って、75パーセントオフの時にそれを買えば良い」というような考えを持つようになったともコメント。「確かにValveでは上手くいってるだろうが、大部分でヘアカット(ビジネス用語)を受けたパートナーも同様に上手くいってるかはわからない」と、メーカーにとって旨味が無いとするSteamのセール戦略を批判しています。
(ソース: Game Industry via VG247)