飲酒運転:店摘発 焼酎提供、容疑で書類送検−−広島西署 /広島
毎日新聞 2012年07月20日 地方版
飲酒運転になると知りながら客に酒を提供したとして、広島西署は19日、飲食店経営の女性(67)=佐伯区湯来町=を道交法違反(酒類提供)容疑で広島区検に書類送検した。女性は「経営のことを考えて、提供してしまった」と供述しているという。
送検容疑は5月29日午後6〜7時半ごろ、経営する飲酒店で、飲酒後に運転すると知りながら、左官の男性客(56)=同町=に焼酎を提供したとされる。
男性は同7時45分ごろ、同町の国道で酒を飲んで軽乗用車を運転し、ガードレールに衝突する事故を起こした。男性も同法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された。
県警によると、酒類提供による摘発は07年9月に新設されて以降、県内で3例目という。【黄在龍】