ＡＫＢ沖縄初公演　大島優子「水着で立とうかと…」

　人気アイドルグループ「ＡＫＢ４８」のチームＫが２２日、沖縄県豊見城（とみぐすく）市の豊崎美らＳＵＮビーチ特設会場で、４７都道府県ツアーの一環としてグループ初の沖縄公演を開催した。

　午後６時すぎ。淡いブルーの海とオレンジ色の夕日がロマンチックに会場を演出する中、メンバー１６人が登場すると、今ツアー最多の約１万人が大歓声で迎え入れた。

　今ツアー初の野外公演をメンバーたちも心待ちにしていた。晴天にも恵まれ、気温もグングン上昇。ステージから海を見渡せる絶景に心を躍らせた大島優子（２３）は、一人だけ水着に着替えてリハーサルに臨んだという。

　「今日、本当は『水着でステージに立とう』って提案したんです。そうしたら、みんな『ふざけんな』って顔してて。だって沖縄だよー」。さすが大島。ナイスバディーの持ち主だけにサービス精神も旺盛だ。そんな大島の発言に対し、梅田彩佳（２３）が「嫌だよ、おっぱいさらすのは」と一蹴し、笑いを誘った。

　水着パフォーマンスこそ実現しなかったが、ヘソ出しのセクシー衣装などで最新曲「真夏のＳｏｕｎｄｓ　ｇｏｏｄ！」をはじめ「フライングゲット」「ヘビーローテーション」など２４曲を熱唱。「ポニーテールとシュシュ」では、メンバーがおもちゃの水鉄砲を持ってステージに登場し、大興奮の様子で客席に噴射していた。

　最後はメンバー全員があでやかな浴衣姿で登場。「僕の打ち上げ花火」を歌うと、花火が南国の夜空を美しく彩った。

　ＳＫＥ４８のチームＳとＡＫＢ４８のチームＫを兼任する松井珠理奈（１５）は「チームＫとして初めて沖縄に来ることができてうれしい！！　皆さん、楽しんでいゴーヤ（行こうや）！！」と、お得意のダジャレを披露して沸かせた。またこの日は、仁藤萌乃の２０歳の誕生日だったが、仁藤はミュージカル出演中のため、公演には代役で研究生の大森美優（１３）が参加。公演終了後、リーダーの秋元才加（２３）のアナウンスでメンバーとファンが仁藤のためにバースデーソングを合唱した。