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【格闘技】

CIMA 5度目防衛成功

2012年7月23日 紙面から

戸澤に対し、リングからトぺを見舞うCIMA

写真

◇ドラゴンゲート オープン・ザ・ドリームゲート選手権

 ▽22日▽神戸ワールド記念ホール▽観衆9500人(超満員)

 ドラゴンゲートの年間最大イベントでCIMA(34)が5度目の防衛に成功した。因縁渦巻く戸澤陽(27)との決着戦で、コーナー最上段からのメテオラ(両膝式ニードロップ)で完全KO。新世代の台頭を阻み、来年は大仁田厚との電流爆破デスマッチ実現も口にした。

 戸澤得意のジャーマンスープレックスをカウント2ではね返す。そして、コーナー最上段からのなだれ式シュバイン(オリジナルの投げ技)からメテオラへ。試合中に左足を痛め、ほとんど動きの止まった相手に対し、CIMAは残酷なまでに力の差を見せつけた。戸澤は怨敵だった。昨年まで同じヒール軍団Blood Warriorsにいたが、今年に入って戸澤が起こしたクーデターで追放された。以来、対立関係にあり、6月には自ら保持するベルトの挑戦者決定バトルロイヤルに戸澤の参戦を要求。もくろみ通り、戸澤が優勝した。すべては1万人近い観衆の前でリベンジするための作戦だった。

 「こんなもんじゃ、CIMAは超えられへんぞ。これからも、シングルでもタッグでも、壁になってやる」と、次世代に宣戦布告した。

 この日特別参戦した大仁田から、電流爆破マッチを要求された。これに対して「来年の神戸ワールド大会はドラゲーとして15回目。やっちゃいますか」と、受諾とも取れる発言。団体側の事情もあって実現は簡単ではないが、今後もCIMAがリングの中心になるのは確実だ。 (大西洋和)

 

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