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2012年7月 4日 (水)

中野・秦両弁護士を訴えていた元依頼者の訴訟が結審する

http://nakano-support.webdeki-blog.com/

本日7月3日の期日では、原告に対する本人尋問が行われました。

原告は、中野弁護士から和解を強要されたと主張していますが、解雇訴訟の担当裁判官が地位確認請求を認めることはできないと支援者が何人かいる前で心証を開示し、そのとき、裁判官は、丸めた書類で机をたたいた、と言いました。しかし、この供述は、和解を検討せざるを得なくなった客観的状況を説明することになりました。

 

中野弁護士の暴言などハラスメントに関する主張についても、それがなかったことが明らかになりました。原告は、「負ける、負けると叫んで暴言を吐いた」と主張していますが、和解を強要されたことなど、具体的なハラスメントの事実が、原告が裁判所に提出した支援者や友人宛のメールにはまったく記載されていません。結果的に和解が成立していないこと、また原告自身が中野弁護士への依頼を継続していることからも、原告が和解を強要されたという主張が不自然であることが一層明らかになりました。

 

また、原告は、当初、中野弁護士以外に依頼できる代理人の候補として、2人の男性弁護士の名前を聞いており、不満があれば中野弁護士への依頼関係を解消して、それらの男性弁護士への依頼ができたはずであったことも明らかになりました。尋問では、相談くらいできるのでは、という質問もありましたが、支援者が反対したという回答で、納得できるものではありません。

 

さらに、原告から中野弁護士によるハラスメントの存在を立証するためとして提出された診断書は、最も古いものでも、訴訟が終了した後のものでしかないなど、原告の主張との整合性の欠けるものですが、その点についての合理的な説明はありませんでした。

 

中野弁護士と秦弁護士に260万円の着手金を支払ったという主張については、おおむねの金額を書いものだが、自宅から振込んだといいながら、その証明は持っていないという説得力に欠ける回答でした。

 

最後に、原告は、この裁判での裁判官に対する忌避申立理由のなかで、被告代理人が早期判決を求めたことに対して、裁判官が被告代理人を指差し「その通り」と叫んだと、主張していますが、そのような認識であるかを中野・秦弁護士側代理人は、原告に問い質しました。傍聴者は、裁判官の行動を客観的に見ていますが、そのような言動はありませんでした。しかし、原告は、その質問に、指差して叫んだということがあったと回答し、「私の傍聴者」もそれを見ていたと言いました。

 

傍聴席では、ざわめきが広がり、その後の意見交換会では、原告が事実と異なる供述をしていることが、ますます明確になったと総括されていました。

 

本日で、審理は結審されました。判決は、9月18日(火)13時10分、東京地裁706号法廷です。裁判の結果が注目されます。

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◆敗訴が濃厚のようですね。判決が確定したら、ニート吉岡氏と職業不詳の津田氏が訴えられる番です。二人は名誉毀損裁判にはメチャメチャ詳しいそうなんで、裁判官も面食らう珍説を繰り出して、笑わせてくれそうです。
現在名誉毀損による損害賠償金額は400~500万円だそうです。被告で「主犯」のニートはどうするつもりなんでしょうか?確定判決は10年間時効にかかりません。海外にでも逃げますか、手漕ぎボートかなにかで・・・??それとも、「オレは一文無しだ、ざまあみろ!」と開き直りますか?

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インターネットで中野弁護士らに対する誹謗中傷の限りを尽くしてきた「中野麻美弁護士(NPO派遣労働ネットワーク理事長)ら2名の人権派弁護士を訴えた原告を支援する会」が解散したということで、会長である吉岡力氏は、表題とその記載だけを残して原告の主張や誹謗中傷の書き込みなどの一切を削除しました。しかし、すでにインターネット上で両弁護士に対する過去の誹謗中傷の書き込みを垂れ流しておきながら、このような形で書き込みを削除しても、損なわれた二人の弁護士の名誉などの人権を回復することにはなりません。
事柄の性質上、社会に広く、誹謗中傷した事実内容を否定して真摯な謝罪の表明が行われるべきです。

◆その通りですね。でも「自分だけは正しい原理主義は謝罪なんて絶対にしません。名誉毀損裁判に関しては、すごく詳しいそうだから、ぜひとも裁判で息の根を止めてほしいものです。

◆さらに、こんな指摘もなされています。

きわめつけは、「会」のホームページの中にある「オリンパスコンプライアンス裁判で濱田正晴さんに全面的非を認める和解を強引に進めようとして、一審途中で解任されていた中野麻美弁護士」という記載です。オリンパスコンプライアンス裁判第一審は、中野弁護士以外に3弁護士が代理人になって、4名全員が一致して行動しています。そして判決にはちゃんと4名の弁護士が名前を連ねていて、代理人を解任されたとか辞任したこともありません。和解についての書き込みも嘘で、和解のなかで金銭の話しが出たことは一切ないことが確認できています。

➔この事実は、さらに確認する必要がありそうです。ウソつきニートのツトムくんは、どこまでも信用できない男ですね。

http://p.tl/cmj1

それと私が『中野麻美弁護士(NPO派遣労働ネットワーク理事長)ら2名の人権派弁護士を訴えた原告を支援する会』のHPの記事を削除したことについて『謝罪しろ』とか『なぜ削除したのか説明しろ』などと言われる方もいるわけですが、当然のことながら私が謝罪する必要も説明する必要もありません。これも少し考えればわかる話だと思います。

➔よ~く考えてもわかりません。
もうすぐ、裁判で事実が判明します。「中野・秦両弁護士には非がなかった」という事実認定がなされるはずです。ツトムくんは、事実誤認により、ずっとふたりの弁護士の(ありもしない)非行を非難し、その結果二人の弁護士に対する社会的評価を下げ、弁護士としての信用を失墜させ、結果として業務を妨害してしまったわけです。良識ある社会人なら、「当然のことながら」記事を訂正して謝罪するよね?
あ、わかった!裁判所の前で「不当判決」と書いた垂れ幕をもって、判決がおかしいとアピールするつもりなんだ。大勢の弁護士も多くの労組の代表も、み~んなツトムちゃんがおかしいって言っているよ。それでもツトムちゃんは、頑張るんだ。それだけ大物なんだね、きっと。天上天下唯我独尊。お釈迦さまみたいだね、ツトムちゃん!!

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