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2012年7月22日 (日)

雨宮処凛氏はすでに吉岡力氏を支援などしていない

吉岡さんちのツトムくんが力説するように、雨宮処凛さんの著書には、確かにツトムくんに関する言及があります。
私は雨宮さんに関しては、数年前から興味をもっていくつかの著書を読んでいましたが、ツトムくんに関しては、最近までまったく興味がなく、著書に名前が出ても記憶に残っていませんでした。今回対論集を読んで、目に留まり、ふたりの接点を知ることになったのです。
ツトムくんは、ツイッターで雨宮さんは自分の支援者のひとりと強弁していますが、それは彼が「労働運動界の一発屋」だった時代のことで、最近は話題にすらしていません。
雨宮さんとツトムくんは1歳違いのほぼ同年代。
皆が「努力すれば幸福になれる時代」が終わり、「努力が必ずしも報われるとは限らない時代」に突入した最初の世代といってもいいでしょう。

雨宮さんは処女作『生き地獄天国』(太田出版)で、みずからの「メンヘラー体験」を述べています。自己肯定感が低く、「自分は生きていてはいけない」と考えて、リストカットやオーバードーズを繰り返していました。
はじめはその生きづらさの原因を自分の内面に求めていました。エッセイや小説といった言葉による表現を通じて自分の生きづらさと向き合っていました。
その後雨宮さんは、自分の生きづらさの原因が自分の「外側」、社会のしくみにあることにたどり着き、社会構造の矛盾に真剣に向き合うようになりました。

雨宮さんの社会批判は、自殺を考えるほどの「生き地獄」と鮮やかにリンクしています。そのために多くの支持者を獲得し、今も快進撃を続けています。自分自身を責め続けていた負のエネルギーが、自分の外側の社会に対する静かな公憤という正の活力に転化されたのです。

ツトムくんの場合はどうでしょうか?
彼も格差社会の最底辺を支える非正規労働者として、社会の矛盾を一身に受けとめる立場にいました。偽装請負の告発は、同じ立場の全労働者の怒りを代表する公憤によるものであったはずです。本来であれば、そこから広く社会に目を向け、同じ立場にある人びととの連帯を考えなければいけなかったのです。みずからの怒りが公憤であるためには、真の敵を見抜かなければなりません。しかし、ツトムくんは真の敵を見抜くことができず、まったく見当はずれな個人攻撃に終始する情けないヘタレに堕してしまいました。
もともとツトムくんの怒りは、非正規労働者の置かれた現状に対する社会的憤激ではなく、まったく個人的な感情の露出に過ぎなかったのでしょう。
希流氏の表現は妥当でないにしろ、その批判は正しく、ツトムくんからも批判内容に対する反論は一切ありません。須坂を攻撃したところで、ツトムくんの今後の職場復帰とは無関係です。『弁護士と闘う』の市井さんも同じです。ツトムくんの怒りはすべて個人的なものであり、仲間内の共感しか得ることはできません。その仲間も今や3人だけといっていいでしょう。「北風と太陽」の比喩で述べたとおり、考えの異なる「仲間」に対して、彼は脅しと恫喝で考えを改めようとする暴力団の発想しかしないためです。
ツトムくんのHPで支持者として名前が挙げられている4名のうち、市井氏はすでに支援をやめ、濱田氏にもツトムくんを具体的に支持する言動はみられません。
「ネット暴力団津田組」は、構成員が3名、九条礼子氏を加えても4名だけとなりました。それに対し、多くの弁護士、労組など数えきれない「敵」が生まれています。

ツトムくんは雨宮処凛さんが今も支援者であるような法螺を吹いていますが、雨宮さんの生き方と真っ向から対立する現在の彼を本気で支援することはありえません。せっかく彼女と出遇ったのであれば、少しはその考えや生き方を学べばよかったのに、ただ浮かれて有頂天になるばかりで、自己顕示欲を肥大化させるだけに終わりました。
ほんとうにバカな男です。
今後も有力な支援者は現れないでしょう。

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元ジャーナリストのツイッターはますます酷い内容になっています。
公益性のある情報は、ネットで探した事件報道のリンクを貼りつけただけで、本人の取材はなく、あとはすべて他人の悪口のみです。顔写真の人相も極悪人のそれに見えてきました。
「津田組」の垂れ流すデマにまめに反論しているのは今や須坂のみで、もはや誰からも相手にされていません。市井さんもひたすら無視です。元ジャーナリストの醜悪な書き込みを読めば、取材を依頼する者などいなくなるでしょう。
孤立を深める「ネット暴力団」。嫌がらせを怖れて、閲覧者もコメントすらできない状態なのでしょう。
「かまって欲しい病」は、仕事のなくなった元ジャーナリストの方でしょう。

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◆ツトムくんが私を攻撃するのは、職場復帰のため???

私の悪評を拡める人物についてきちんと説明することは私の名誉を回復する行為ですので、今後の職場復帰に向けての活動と関係あると思います。

➔「きちんと説明する」って、須坂の何を知るというのでしょうか?あんたは元ジャーナリストから須坂の本名を聞き出し、得意のプライバシー侵害をして自己陶酔しているだけでしょ。ブラック・ジャーナリスト自身も須坂について住所・氏名を知るのみで、詳しいことは何も知りません。ツトムくんの悪評は自分の無責任な言動が招いたもので、反論は不可能です。それに、名誉を回復したところで、職場復帰とは無関係です。会社に必要なのは、会社を批判しない従順な社員であって、自分の正しさを説明できる立派な人間を雇いたいわけではありません。「悪評を広める人間」がいたら、それを「悪評」ととらえず、自分の悪い点を真摯に反省する従順な人間が欲しいのです。ツトムくんのような「大物」は要らないのです。

でもいいです。ツトムくんが職場復帰を考えていることはわかりました。須坂を攻撃すれば、職場復帰が近づくという考えを捨てずにがんばってください。
なかまユニオンの執行委員はクビになったんでしょうか?
他の多くの労組を敵に回して何の反省もない執行委員をそのまま現職に留め置くことは、希流氏のいうようにまともな労組の方針ではありません。

他人を攻撃することが職場復帰につながると考えるのであれば、これからも大いに気に入らない人物を貶めればいいです。
元ジャーナリストが支援していた女性も、彼に「闘えば裁判に勝てる」という出鱈目を吹き込まれていたそうです。兆にひとつも勝ち目などないのに、やはり元ジャーナリストは現実認識のできない超低能です。
ツトムくんも職場復帰を望みながら、現状認識のできない元ジャーナリストとともに、職場復帰と正反対の方向につき進んでいます。著名な労働弁護士と敵対し、多くの労組の反感をかい、かつての仲間からも愛想をつかされ、元の職場の役員からはもちろん蛇蝎のごとく嫌われ、それでもなお職場復帰を望むといいます。

「須坂は吉岡氏を糞味噌に貶していたが、彼はほんとうはこんなに立派な人間だったのか?目から鱗が落ちた。私には人を見る目がなかったのだ。よし、彼をわが社の正社員に迎えよう!」
ツトムくんの脳裡にはこんな妄想が駆け巡っているのでしょうか?
このようなオメデタイ考えに浸っていられるツトムくんは自殺とは無縁でしょう。
これからも、世界に類のないユニークな方針による職場復帰をめざしてがんばってください。

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