開放感あふれる沖縄の青い空の下、大島優子の笑顔が弾けた =沖縄・豊見城市【拡大】
チームごとに47都道府県をまわるツアー12カ所目となった沖縄は、チームKによるツアー初の野外公演。ステージの眼下に海が広がる真夏の景色に、メンバーのテンションは上がりっぱなしだ。
板野友美(21)は「夏に海でライブをするのが夢だった」と大喜び。SKE48と兼任する松井珠理奈(15)は「盛り上がっていゴーヤ(盛り上がっていこうや)」と、得意のダジャレを沖縄バージョンにしてみせた。
何度も一人旅に来るほど沖縄好きの大島は、大胆告白でわかせた。
「今日は本当だったら水着でステージに立ちたかった。提案したんですけど、メンバーがふざけんなっていう顔をした。だって沖縄だよ~?」
残念がる大島に梅田彩佳(23)が「イヤだよ~おっぱいさらすの」とツッコミを入れると、場内からは笑いが。水着姿でのステージは実現しなかったが、大島は「1人で水着でリハーサルしました」と告白し、「みんな、それはDVDで見てね~!」といたずらっぽい笑顔を見せた。同ツアーのライブDVDの発売は未定だが、発売されれば、リハは秘蔵映像として盛り込まれそうだ。
AKBは昨年3月の沖縄国際映画祭にゲスト出演したが、同県での単独公演は初。ビーチのそばに設けられたステージで、メンバーが考えた“沖縄仕様”のセットリスト24曲を歌い踊った。
「向日葵」を皮切りに、「ポニーテールとシュシュ」「Everyday、カチューシャ」などプロモーションビデオではビキニ姿で歌い踊った定番の夏ソングをはじめ、夕焼けで空が赤く染まるころには「夕陽を見ているか?」も披露。
「ヘビーローテーション」では、大島が「ワンツースリーフォー」の掛け声を「なんくるないさー!」と方言で叫び、沖縄っ子を喜ばせた。
最後の「僕の打ち上げ花火」では全員が浴衣で登場。花火が打ち上がって大団円を迎え、大島は「また来たいですね。もう一度会いましょう!」。ステージで沖縄の夏を満喫したメンバーは再会を約束した。
(紙面から)