東日本大震災 No.7
あの悪夢のような日から、2ヶ月近くが経過しました。 一時期は、復旧のめども立たないほどの大混乱でしたが、その後被災者の方々の過酷な状況下での懸命なご努力と国を挙げての取組に一歩一歩改善されてる様子に、私たちも胸をなでおろしております。
とはいえ、恵まれた方でも仮設住宅や仮住まいで、まだまだ殆どの方々が避難所での生活を余儀なくされています。 皆さんが、元通りの生活に戻れるのにはどのくらいかかるのか、一日も早い復旧、復興をお祈りし、ささやかですが出来る限りの精一杯をさせていただくのみです。
福島原発事故の問題も、遅々としてではありますが、関係者の必死の努力により、少しづつ改善されているようですが、こちらは余りにも専門的なトラブルで我々素人には報道を信じるしかありません。 こちらも一日も早く、平常に戻る事を願うばかりです。
弊社でお付き合いさせていただいている農家さんも、今回、甚大な損害を受けておられます。 地震と津波の被害だけでも大きいのに、更に放射性物質の問題が発生し、その上風評被害を生み、折角EM栽培のこだわりの野菜を生産し、放射能の数値もクリアーしているのに、福島産というだけでお客様が買い控えをされ、出荷が止っているという現実があります。
これらの被害は、農業のみならず漁業にも影響しており、深刻な問題となっておりますが、この被害の賠償問題もあり、原子力発電所の責任は重大です。 原発の開発・設置を決定し推進した時の政府は自民党政権でした。 予測される数々のリスクをクリアーし「絶対安全である」ということで一部の反対を押し切って推進した以上、そのツケを回されている今の政府に責任を押し付けるだけでなく、党派を超えて智慧を結集し一刻も早い改善に努めることが今一番するべきことではないでしょうか。
こんな中で、昨日は「母の日」。 テレビのニュースでは、津波の被害を受けた花卉栽培のハウスで、けなげにも生き残って花を咲かせたカーネーションを、泥を落として仮設販売所で販売している様子が報道されました。 「地震や津波で母の日どころではないと思ったが、津波に負けない元気なカーネーションを見て、皆さんに少しでも元気になってもらえたらと思って」
との生産者の気持ちが通じ、2,500本が3時間で売り切れになりました。 「けなげに咲いてるカーネーションのお陰で、こんなもの(地震・津波)に負けられないという気持ちが強く出てきた」と生産者の晴れやかな笑顔に、感動! ■ 東日本被災地支援でのEM活用情報
■エコピュア:比嘉照夫氏連載「夢に生きる」 ■EM研究機構 : EM1号の無償支援とボランティアへの各種情報提供。 (TEL:098-935-0202 FAX:098-935-0205) ■EM研究所 : 被災地にEM1号を配布、 市町村単位での多量の支援要請にも応じることが可能。 (TEL:054-277-0221 FAX:054-277-0099) ■(財)自然農法国際研究開発センター : 農地・水源の浄化支援活動 (TEL:0557-81-0567 FAX:0557-85-3156) ■地球環境・共生ネットワーク(U−ネット) : 岩手、宮城、福島でのEMのボランティア活動 (TEL:03-5427-2348 FAX:03-5427-5890) ■SPCジャパン : 宮城県の伊豆沼地区で大量のEM活性液をタンク車での輸送対応中 、平野さん(090-3127-7455)・泉崎さん(090-3298-4125) 復興の見通しがつくまで、種菌用のEM1号と糖蜜はEM研究機構とEM研究所が無償で提供しますので、関連の団体や会社にご連絡ください。 お問い合わせは0120-57-4142(イーエムジャパンまで) DND第42回・・・EM技術による粉塵、及び放射能対策
※イーエムジャパンのHP
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コメント(1)
植物の生命力はすごいですね。
カーネーションの花から東北の方々、勇気と元気を貰って1日でも早く復興できる事を願わないといけませんね。
私達も陰ながら応援しております。
2011/5/10(火) 午後 2:41 [ smile ]