欧州で人気雑貨店「タイガー」を150店展開するデンマークのゼブラ社（コペンハーゲン市）は19日、アジア１号店を大阪・心斎橋のアメリカ村に21日開業すると発表した。レナート・ライボシツ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「年内は梅田など大阪市内に２店を開き、2013年以降、さらに多く出店したい」と語った。
小物や文具など約700点をそろえる（大阪市）
アメリカ村の店舗は延べ床面積が約500平方メートル。まずは小物や文具など約700点をそろえる。中心価格帯は100～300円。日本の「100円ショップ」との競合が予想されるが、ユニークな形状や鮮やかな色使いなど「デザイン性が高い」（ライボシツＣＥＯ）のが強み。１日あたり500～1000人の来店を見込み、年商１億円を目指す。
出店先として大阪を選んだ理由について、ライボシツＣＥＯは「カラフルな商品が多く、関西人の好みに合いそう」と説明した。若者が集まるアメリカ村での販売動向を見ながら、ショッピングセンターなどへの出店を検討する。
レナート・ライボシツ、CEO、開業、ゼブラ
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